天然居士の独り言

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松竹大歌舞伎・・・

2017年07月12日 15時06分41秒 | 日記
 昨夜は、宇都宮市内の総合文化センターで、松竹大歌舞伎を観て来ました。
 そんな事もあって、日記を昼間にアップしました。

 宇都宮には、毎年7月頃に全国公立文化施設協会の主催で、
 歌舞伎の巡回公演が巡って来ます。
 宇都宮に来るのは以前からですが、僕は一昨年から毎回見ています。
 一昨年は、4代目の中村鴈治郎さんの襲名披露を兼ねたものでした。
 昨年は市川染五郎さんの舞台でした。
 今年は、8代目の中村芝翫さんの襲名披露を兼ねた出し物でした。

 最初は、中村錦之助さん、中村橋之助さん、中村福之助さん、中村梅花さんによる
 猩々でした。
 酒好きの霊獣、3匹の猩々が酒を飲んで舞うと言うものです。
 それぞれの舞は見事だと思いましたが、
 3人の位置関係がピタッとしていない感じがしました。
 中心人物と左右の人との間の距離が微妙に違うような感じでした。
 本来そのようなものなのかどうか、僕は分かりませんが。

 次に、中村芝翫さんなどの襲名披露の口上がありました。
 僕は、この口上が好きです。
 歌舞伎界の人間関係が分かるような気がします。
 8代目の中村芝翫さんは、3代目の中村橋之助さんですね。
 奥さんは三田寛子さんです。
 今回は、3人の息子さん達が、4代目中村橋之助(長男)、3代目中村福之助(次男)、
 4代目中村歌之助(三男)をそれぞれ襲名したとの事で、思いも一入だったでしょうね。
 もっとも、中村歌之助さんは、高校の授業で来られないとの事でしたが。

 最後に、「一谷嫩軍記」の「熊谷陣屋」が上演されました。
 熊谷直実が敦盛を討たずに助け、その代わりに自分の息子小次郎の首を首実検に出し、
 義経がそれを敦盛と認めて助け、直実は出家するとの話です。
 芝翫さんが熊谷直実を、中村梅玉さんが義経を演じ、
 直実の妻相模を中村扇雀さん、敦盛の母親藤の方を中村高麗蔵さんが演じました。
 僕は、ストーリーに納得がいきませんでしたが、
 それぞれの役者さんの所作の美しさなどに見とれていました。

 日本では、舞台の役者さんなどに拍手する習慣は、
 明治になってからのもので、外国人の真似をしたのが一般的になったものです。
 6代目の尾上菊五郎は、
 「手を叩いて喜ぶのは池の鯉だ。池の鯉みたいな役者は嫌いだ。」と言ったと
 永六輔の「芸人その世界」に書いてありました。
 本来は、賞賛の気持ちを表すのは掛け声です。
 芝翫さんの屋号は成駒屋ですが、
 昨夜はお一人だけ、この屋号などを掛けている方がいました。
 僕も存知上げている年配の方で、謡曲をやっている方なので良く通る声でした。
 僕は掛け声のタイミングが分らず難しそうなので、
 やはり拍手していました。


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