河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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「いじめはやめよう」~全国に拡散したい『善意の輪』

2017-05-27 00:02:10 | 日記

今宵、河村龍一の銀河鉄道の夜に訪問して頂き、ありがとうございます。

現実の世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待しましょう!

 

世の中には二種類の人間が存在する。他人の不幸には全く関心のない『欲ったかり(よくったかり)』の人間と、善意で世の中を支えている人間だ。

『欲ったかり』は金儲けに余念がなく掃いて捨てるほど存在するが、善意で生きている人間は砂浜の中に混じってしまった砂金のような存在であり、見つけることはかなり難しい。

その『砂浜に混じった砂金』を、私は被災地石巻で見つけることができました。

彼らによる善意は、多くの震災孤児・遺児を救ってきました。でも、メディアでは彼らの存在があまり報じられることはない。だから、私は『善意の輪』を被災地東北から全国に拡散し、震災孤児・遺児たちの明るい未来につなげたいと思います。

これを、ただの感動話として捉えないでほしい。私は以前、長年にわたり犯罪者を扱う職業に就いていたため、子どもの教育と家庭環境の重要性について、誰よりも熟知していました。強盗殺人犯などの凶悪犯罪者のほとんどは親がいなかったり、片親か或は父親が暴力団員だったケースなど家庭環境に深刻な問題を抱えた者ばかりでした。彼らはまともな教育を受けることができず、機会にも恵まれず、まともな家庭生活を過ごした経験がなかったのです。仮に、彼らが幼少時から両親の愛情を享受し、まともな家庭生活を過ごしていたならば、残虐な犯行に及んでしまうような人間にはならなかったはず。

ここで、親がいない子どもがどんなにつらい思いで生きているのか、ある事例から紹介しましょう。

「お父さん、はやく帰ってきて。みき(仮名)はお母さんが死んでしまったからさみしいよ。おばさんたちはつめたいんだ。ごはんはみきだけ別のとこで食べてるの。お腹がすいてもお金がないからなにも買えない。みきの大好きなホワイトチョコレート食べたいけど買えないよ。お母さんが生きてたときは買ってもらえたのに。お母さんに会いたい。お母さんなんで死んじゃったの。学校はもういきたくない。みんなでいじめるんだよ。服がやぶれてるからって、からかわれてしまう。学校なんかもういやだ。お父さんいつ帰ってくるの。仕事と言ってたけど、お父さんは仕事やめることできないの。お父さんにはやく会いたい」

これは、ある受刑者宛てに届いた手紙の文面の一部であり、受刑者の子どもからの手紙でした。

子どもの父親は刑期が3年で初犯という比較的犯罪傾向の軽い受刑者であった。

当時、子どもは小学校6年生の女子生徒で、父親が服役中に母親が病死してしまい、親戚の叔母の家に預けられていたという。叔母の家では冷遇されてしまい、小遣い銭も与えられず、破れた衣服で登校している少女は学校でもいじめに遭うなどして、つらさと寂しさに泣きながら孤独な日々を過ごしていたそうです。

 

前著『闇サイト殺人事件の遺言』に記したとおり犯罪被害者や遺族は日々、悲惨な生活を過ごしていますが、犯罪加害者家族も同様な生活を強いられてしまうのです。 

先般、311で避難していた福島県民の被災者児童が学校で理不尽ないじめに遭ったと報道されていました。

事件・事故、災害等で両親あるいは片親を突然に失なってしまうといった不幸な境遇の子どもたちは、特にいじめのターゲットにされてしまうことから、その後の生活を誰かがサポートしてやる必要があります。

 

東日本大震災における死者・行方不明者数は、全国で18.455人でした。(平成28310日時点:警察庁緊急災害警備本部広報資料及び総務省統計局ホームページ)

当然、多くの震災遺児・孤児が発生したはずです。その子どもたちの生活や支援活動などはどうなっているのか、と日が経つにつれて気になり、そこで今回、私は石巻市中里地区に所在する『レインボーハウス石巻』に突撃取材を敢行し、震災遺児・孤児の支援活動等についての情報を入手してきました。

 

「レインボーハウス」~親をなくした子どもとその家族が集う

―出会いと交流の拠点の誕生悲話―

「1995年(阪神・淡路大震災が発生した年)の夏、『海水浴のつどい』で、Kちゃんは、『黒い虹』を描きました。この絵が9時間も閉じ込められた暗闇を表すのか、または肉親をなくした悲しみを表すのか、それとも学校でいじめにあっている暗い心に一生懸命希望の虹をかけようとしたものなのかはわかりません。ですが当時の職員は『黒い虹』をもっとよく理解しなければ、そう思いました。子どもたちの心の内を考えることが震災遺児の抱える問題を理解することであり、解決の糸口になると思いました。

そして子どもたちの心の中の『黒い虹』が七色の虹に変わるようにとの願いから、1999年に、震災遺児の心のケアの家『神戸レインボーハウス』が完成しました。2003年からは、震災遺児のみならず、病気や事故、自殺などで親をなくした遺児の心のケアにも取り組んでいます」

レインボーハウス誕生のきっかけとなったKちゃんの悲話です。

(1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生。当時、小学校4年生のKちゃんは震災発生から9時間、倒壊した家屋の下敷きになったまま暗闇の中にいたという。9時間、怖くて声も出せず、助けを求めることもできなかったKちゃんが救助された時、父親と妹の死を知らされた)

*阪神・淡路大震災では、573人の子どもが親をなくしたそうです。その後、神戸レインボーハウスをモデルとして全国にレインボーハウスが誕生し、2014年3月、東北3か所(宮城県仙台市、石巻市、岩手県陸前高田市)にもレインボーハウスが完成しました。

🌈「石巻レインボーハウス」

 今回、取材に応じてくれたのが、東北あしなが育英会職員の若宮紀章氏(以下「若宮氏」)でした。若宮氏が指定した320日の午後6時、私は石巻レインボーハウスを訪れました。

レインボーハウス石巻の概略は次のとおり。

*あしなが育英会(東京)は2011年5月、石巻市の学校体育館で震災遺児らの心のケアを行う活動を始めた。そして、子どもたちを精神的にサポートする拠点として、国内外の個人、団体から寄付を募り、店舗だった建物を改装、増築して建設し、2014年3月に石巻レインボーハウスが完成した。

同施設は、心のケアに必要な「おしゃべりの部屋」「あそびの部屋」、怒りやストレスを発散させる「火山の部屋」、そして、いつでも宿泊できるように和室・洋室4部屋、食事もできるラウンジも備えてある。さらにのびのび駆け回れるようにと体育館のように広い「多目的ホール」を増設し、屋上には庭園も設けている。施設全体が自由に過ごせる工夫であふれている。付き添いの保護者たちが専用の部屋で悩みを話すこともあるという。

【活動内容】

          毎月2~3回、東日本大震災で親を亡くした子どもたちが集まり、好きなことをして思い思いに過ごし、保護者、スタッフらと食卓を囲む。

          スタッフは、遊び相手しながら胸の内を聞き取る。

          毎月2回の「金曜開館日」は、参加者の自己紹介から始まる。身近なテーマで話す時間があり、自由に遊ぶ。「ファシリテーター」と呼ばれるボランティアやあしなが育英会の職員が、子どもたちを見守る。

          金曜開館日の他に「ワンデープログラム」を不定期で開催し、夏休み開館日も設けた。(*ファシリテーターについては後述)

          「中高生のつどい」として1泊2日の「お泊りプログラム」を実施する。

 

「まず、ここ(レインボーハウス)まで来てもらうことからスタートします。それが第1のハードルですね。来てもらうまでが大変なのです」

若宮氏がため息まじりに語り出したのです。

遺児・孤児たちの心は予想以上に傷ついているという。他人への警戒心・猜疑心も強いとも。息の長いコンタクトが必要のようです。

311では、他人の遺体を見た大人でさえ、極度のストレスから未だに精神に変調をきたしています。それが、震災で突然両親・兄弟などの親族を亡くしてしまい、しかも目の前で死亡した光景を見てしまった子どもたちは生涯にわたり、トラウマとなって苦しむようです。

余談ですが、私の親族の話によると、メディアで時々報道されている某被災地出身の、震災被災児童(遺児・孤児たちも含めて)が通っていた石巻市内某小学校では、当時被災児童たちが特に荒れていたという。他生徒へのいじめや校内暴力が顕著だったらしい。やはり、震災による過度のストレスやトラウマが要因のようです。

「町は少しずつ復興が進み、子どもたちも一人ひとり成長して、少しずつ前へ進んでいるように見えます。でも、レインボーハウスで遺児や家族と接していると、彼らの心の中は6年前の3月11日からまったく変化していないと思える瞬間が今も時折あります。これからも彼らの気持ちにていねいに寄り添い、一緒に歩んでいきます」

若宮氏のコメントでした。

以下、詳細は近日中に刊行予定の拙著「311を風化させるな『被災地流浪の旅』~タクシードライバー紀行」に掲載してあります。

そういえば以前、この石巻レインボーハウス近くに居住していた親子とのエピソードを思い出しました。

「あのう、名前を教えてくれませんか?」

子連れの女性客が静かな声で訊いてきました。

(あっ! またヘタこいてしまったかな……クレームの電話がくるのかなあ)

私は不安げに「河村という者ですが、どうされましたか?」と、逆に質問してみました。

「こんなに親切にされたのは初めてでしたので……」

かつて聞いたことがない言葉である。私の心に衝撃が走った。

私は東京で学んできたマニュアルどおりの接客をしただけだが、それが親切な人としてこの親子に印象づけたらしい。

「この人、いい人だよ……」

小学5年生だという男児が母親に囁いていた。

何かこの親子は訳ありだな、と察した私は更に事情を訊いてみた。

すると、この男児が石巻市内のレインボーハウス近隣のN小学校に入学したが、学校でのいじめが酷く一学年から現在に至るまで不登校だと母親が打ち明けた。先生に相談しても「知らぬ存ぜぬ」と言うだけで、まったく助けようともせず、逆に、この男児の心を傷つけるようなことばかりしていたという。

そこで、母親が教育委員会にかけあったがまるで相手にしてくれず、男児への陰湿ないじめは連日、続いたため不登校という選択しか残っていなかったそうだ。

ちなみに、この親子は母子家庭で、男児が幼稚園の頃、DVの激しかった夫と離婚したという。また、私の親族によると、男児が通っている学校は宮城県内でも有名になるほどいじめ被害が酷くて、不登校児童が県内では一番多いらしい。

実は、このお母さんも小学生の頃からいじめに遭っていたという。今まで、他人に親切にされたのは、私が初めてだというから驚いてしまった。

あの母親と男児たちは今、どうしているのだろうか……。

ある意味において、震災遺児・孤児などの不幸な境遇の子どもたちや弱者へのいじめは、『核ミサイルで個人を殺戮するような極めて非人道的行為』だと思います。

そのような理不尽極まりない冷淡な行為がまかり通るのだから、修復不可能なほど現代の社会全体が病んでいるとしか思えません。

 

いじめ問題は全国的な現象です。しかも、社会人になったら、今度は『パワハラ』、『セクハラ』、『マタハラ』など、いじめの総合商社に就職することになります。

陰湿ないじめは学校だけの問題ではない。社会人になれば、自殺するまで追い込んでしまうような職場内でのいじめが待っているのです。

私は取材後、果たしてこのような狂った社会に彼らを出していいのだろうか、と震災遺児・孤児たちの将来を危惧し、レインボーハウスを後にしました。

 

他人を「いじめ」て喜んでいる人たちへ、次のメッセージを読んでほしい。

 

「いじめ 君たちへのメッセージ」(5月13日付河北新報)

全国自死遺族連絡会代表理事 田中幸子さん(68歳)

 

いじめで追い詰められている子どもたちに伝えたい。休学でも転校でもいい。今いる場所以外のどこかへ逃げることを恐れないでほしい。手を差し伸べてくれる大人は必ずいます。誰かをいじめた経験がある人は、今すぐ自分のしたことを後悔してほしい。そして『いじめはだめだ』と率先して周りに言える人になってほしい。仙台市内だけで2年7カ月の間に3人もの中学生がいじめを背景に自ら命を絶ってしまいました。本当にいたたまれない思いです。気になるのは、学校が痛ましい自死のたびに『残された生徒の心のケアを進める』と強調することです。いじめ問題の解決から目を背けているようにしか思えません。学校現場は生徒の自死を『特殊なケース』と捉えていないでしょうか。学校でいじめがあっても生徒が自死することなどない。自死は特殊なケースだと。そんな認識で悲劇の連鎖は食い止められません。全ての教育関係者に問いたい。本当に困っている子どもと、心から向き合っていますか。教育者としてのプライドを捨て、初心に返ってゼロからいじめの問題に向き合ってほしい」

 

 

それでは、またの訪問をお待ちしています。

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「日本の死刑制度全面廃止」~江戸川高3女子強盗殺人犯、青木正裕(31歳)被告に無期懲役判決

2017-05-23 22:39:32 | 日記

今宵、河村龍一の銀河鉄道の夜に訪問して頂き、ありがとうございます。

現実の世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待しましょう!

 

(またか……これで決まりだ。「死刑制度全面廃止」になる日も近い)

 

2015年、東京都江戸川区のアパートで都立小岩高3年、岩瀬加奈さん(当時17歳)が殺害された事件で、強盗殺人、強姦未遂などの容疑で青木正裕容疑者(当時29歳)が逮捕されました。

そして今日(5月23日)、強盗殺人・強姦未遂罪などに問われた青木正裕被告の裁判員裁判で、東京地裁(島田一裁判長)は求刑通り無期懲役とする判決を言い渡したのです。

 

犯行の概要は次のとおり。

【2015年11月12日、青木被告は自宅のアパートで加奈さんを絞殺し、性的暴行(死姦)をしようとしたが目的を遂げず、加奈さんの所持金約7500円などを奪ったとして逮捕された。犯行の動機は「首絞めに興味あった」、「やりたいことやって人生終わらせたかった」という理不尽極まりない身勝手な理由からであった。

事件は14日午後5時半ごろ、青木正裕容疑者(当時29歳)が千葉県我孫子市内で「2日前に人を殺した」などと110番通報、千葉県警我孫子署に出頭し発覚した。

その後、警視庁小岩署員が、同容疑者の自宅アパート内で高校3年、岩瀬加奈さん(当時17歳)の遺体を発見した。岩瀬さんは浴槽内で倒れ、制服が脱がされて、下着は切り刻まれた状態だった。

青木正裕容疑者は「首を絞めて失神させた後、心臓の音が止まるのを確認するまで、制服を使ってさらに絞めて殺害した」と供述したが、同署によると、殺害後2日間も現場にとどまってゲームをするなど、容疑者の行動には不可解な点も多かったという】

 

 

同裁判における、被害者遺族側の経緯と、裁判員に託した願いなどに少し触れてみる。

5月16日、同事件の裁判員裁判が東京地裁で始まったが、加奈さんの父正史(まさし)さん(48歳)と母裕見子さん(49歳)は「娘は真面目な性格で、自分より他人を気遣う子だった。なぜ事件に巻き込まれたのか、本当のことが知りたい」と語った。

 

起訴罪名に強姦(ごうかん)未遂が含まれるため、今回の法廷では加奈さんの名前を匿名にする措置も可能だが、両親は「法廷で加奈の名前が出なければ、事件がなかったことのようになってしまう」と実名の公表を選択しました。

 

青木被告は、加奈さんと同じコンビニエンスストアでアルバイトをしていたことがあった。両親は「逮捕後、一部で『2人は交際していた』と報じられたが、事実ではない」と憤る。また加奈さんは「化粧品のサンプルがあるので家に来ないか」と誘われたと報じられたが、両親は「化粧をしない子だった。加奈の人のいい性格につけ込んで、もっと巧妙なうそで誘われたのではないか」と感じているという。

 

加奈さんは高校1年の夏からコンビニでのアルバイトを始め、毎年夏にはバイト代で家族のために東京ディズニーランドのチケットを購入していた。高校では卓球部に所属し、試合の際に後輩にジュースやお菓子を差し入れるなどこまやかな心遣いをみせていたという。

 

手先の器用さを生かせる職につきたいと、卒業後は歯科技工士専門学校への入学が決まっていた。事件の11日後の加奈さんの誕生日は、家族とディズニーシーで楽しく迎えるはずだった。裕見子さんは「加奈の未来には夢しかなかった。それを守ってあげられなかったのが悔しい」と言葉を詰まらせた。

 

事件後、家族は周囲の何気ない言葉に傷つき「いろいろな人に負の感情を抱くようになってしまった」という。それでも前を向いてきたのは「加奈は事件で家族がおかしくなることを望んでいない」と思ったからだ。

 

「公判で真実を明らかにし、加奈に『大丈夫、あなたは悪くない』と言ってあげたい」。両親は、被害者参加制度を利用し法廷で意見陳述をした。

 

「良識と市民感覚に基づき判決を下してほしい」。遺族が20日までに取材に応じ、裁判員制度に対する思いを語った。

 

加奈さんの両親は被害者参加制度による意見陳述で、生前の娘の姿を語った。マイペースだが他人思いで優しい性格だった加奈さん。コンビニのアルバイトでためたお金で毎年家族をディズニーシーに招待し、歯科技工士になる夢に向け進学先も決まっていた。


父正史さん(48)が「休まず出席していた高校を卒業させてやりたかった」と涙ながらに語ると、傍聴席からすすり泣きが聞こえた。

 今日の判決後、

裁判員制度では、裁判員の負担を軽減するため事前に争点が整理され、今回の公判も4日間で結審した。正史さんは「時間が短く、真実が明らかにならなかったと感じる」と話す。

「裁判員には過去の判例にとらわれず、市民の目線で踏み込んだ判断を期待する。そうでないと時代に合った司法に変わっていかない」と訴えていた。 

 以上であるが、

同事件の残虐性、犯行動機からしてみても到底納得できるような判決ではありませんでしたが、そもそも求刑からして「無期懲役刑」ということ自体が鬼畜には軽すぎる刑罰であり(被害者遺族は死刑を求めていました)、明らかに加害者の人権擁護に偏重したこの国の司法は、もはや正常に機能せず歪みきっている。

 

昨今、この国の司法制度は『凶悪犯罪の抑止』という重要な役割を放棄したようです。また、司法関係者らは『犯罪被害者や遺族の心状』よりも、『自身の出世』に関心があるように見受けられます。

とりわけ、凶悪殺人事件などの判決は、『刑罰の均衡』に絡めて『過去の判例』を重視し、『被害者遺族の感情』、『事件の態様』及び『犯行の残虐性』などは一切考慮せず、あくまでも『被害者数』にこだわる傾向にあります。

 

この悪しき風潮は職業裁判官ばかりでなく、市井を反映した裁判であってほしい、と一般庶民から負託された『裁判員』にも徐々に浸透してきたようです。

 

それらも含めまして、いよいよ日弁連が発足した『死刑廃止検討委員会』の思惑通りの展開になってきました。今では「被害者数が2名」の殺人事件でも、犯人に死刑判決が下ることはありません。『一部限定した死刑制度廃止』が既に実現しているのです。

 

 

もう、こうなったら何の意味もない裁判員裁判制度など廃止すればいい。さらに、職業裁判官なども大幅な人員削減を実施した方がいい。何も高い税金で不要な裁判官など雇わなくても「計算機とパソコン一台あれば『過去の判例』どおりの判決が下せる」のだから、パートで雇った事務員でも十分裁判できるだろう。

 

おそらく、今回の判決で類推したのですが、私が思った時期よりも早い段階で、『日本の死刑制度全面廃止』が実現されるかも知れません。

 

いよいよ、拙著『闇サイト殺人事件の遺言』で警鐘してきたとおり、『日本の安全神話崩壊』といった最悪な治安状況になってしまうようです。

 

いっそ、日弁連の策略どおり死刑制度は全面廃止してしまい、裁判員参加の代わりに、犯罪被害者遺族を裁判官とともに判決に参加させるべきだ。そして死刑制度の代わりに『仇討ち制度』を復活させたらどうか。

 

被害者遺族が犯人の仇討ちを辞退したら『無期懲役刑』に減刑してやる。どうしても仇討ちしたい遺族が絞首刑ボタンを押して仇討ちするといったら、希望どおりに仇討ちさせてやるような新たな制度を導入したほうがいい。

 

たとえ、凶悪殺人犯の死刑であっても、事件に何ら関係ない人々が死刑判決及び執行に関与したら、「殺人行為」になってしまうと悩む人も多く散見されるのも事実だ。『たとえ凶悪殺人犯のいのちでも、人のいのちには代わりない。それを殺害してしまうような野蛮な行為は嫌だ』という理由が大半を占めている。

 

その点、「被害者遺族は『肉親を理不尽に殺害されてしまった』という、特別な事情がある人々である」。それだからこそ『仇討ち制度』を復活させてもいいと思う。

被害者遺族以外の人々が、声高に「死刑制度存置だ、死刑執行してしまえ」と、凶悪犯人を糾弾するような時代は終焉したとも言える。

 

 

 

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「闇サイト殺人事件を風化させないでください」~私からお勧めする本をご紹介!

2017-03-16 07:51:01 | 日記

今宵、河村龍一の銀河鉄道の夜に訪問して頂き、ありがとうございます。

現実の世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待しましょう!

 

素晴らしい本をご紹介します。

著者は大崎善生氏です。

「闇サイト殺人事件」被害者遺族の磯谷富美子さんにようやく独占取材できたそうです。

 

タイトル名は「いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件」~角川書店発行。

同事件を絶対風化させないためにも是非、皆さまもこの本を購読してみてください。

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「人類は早急に地球上の核を放棄し、次世代エネルギーへ転換せよ」

2017-03-16 00:44:10 | 日記

今宵、河村龍一の銀河鉄道の夜に訪問して頂き、ありがとうございます。

現実の世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待しましょう!

 

1「動物園で、猿が『核ミサイルボタン』を持ちながら集団でケンカしている」

 

アメリカでは『トランプ』という精神疾患者が大統領という地位を利用し、「金儲け」のために紛争・戦争を煽りたてています。

中・露両国が虎視眈々と日本の領土略奪を狙っている状況下、ひとたび「東南海巨大地震・首都直下型大地震」が発生した場合、国内が大混乱に陥り日本政府の統治機能がマヒした時点で即、中・露両国は日本の侵略を開始するでしょう。

 

金正恩もそれに追従する可能性があります。

それでなくても国際的に追いつめられた北朝鮮は、やけくそになって核ミサイルを日本や韓国などに発射することが懸念されます。

 

現在、アメリカの精神異常者の影響で、中東諸国、アフリカ、ウクライナでは、テロ・紛争が再燃・増加する一方で連日、何の罪もない子どもや女性たちなどを含めた一般市民が数百人単位で虐殺され続けています。

世界的に「戦争」の機運が高まり、人類は存亡の危機に直面しているようです。

いったん世界的規模の戦争が始まれば、愚かな人類がハイテク兵器の通用しない相手国に対して最終的には核兵器さえも使用する生物だからです。

 

これが、地球人類の現状です。

このような危険極まりない状況が続いていけば、いずれ近い将来地球環境が大打撃を受けて崩壊し、地球上の全生物は絶滅してしまうでしょう。

まさに、現代は「ヨハネの黙示録」の時代に突入したと言えます。

 

 

 

2「トイレのないマンションに住む猿」~原発の副産物である「数万年レベルで保管しなければならない高濃度放射性核廃棄物」の最終処分場さえ見つけられない猿たち。

 

日本はアメリカ(104基)、フランス(59基)に次いで、世界第三位の原子力発電施設保有国(52基)になっています。

「広島原爆90万発分=1万7千トン」~日本の原発が稼働して以来の『死の灰=放射性廃棄物』が処理されていない数です。

また、日本の原発すべてが稼働した場合、広島原爆5万発分の死の灰が産みだされてしまいます。

では、世界全体の『死の灰』の数は……。

 

現時点において、死の灰を処理する方法は地下深くに埋蔵・保管する『地層処分』などが国際的に考えられています。

ドイツでは、この方法を具体的に検討中だそうですが、地震・火山大国日本でも同様な地層処分といった方法で処理するとのこと。

 

*地下300メートルの地層に多重バリアを引いて処理する方法

【高濃度放射性廃棄物の処分の方策として、使用済み核燃料は再処理してウランやプルトニウムを取り出して再利用し、残った廃液などの廃棄物をガラス固体化とし、キャニスターといわれる円筒形の厚さ5ミリのステンレス製容器と分厚い銅製容器に入れ、周りを防水粘土で固めて地下数百メートルの地下に隔離保存するという、放射能の封じ込めに万全の対策をとるというもの】

 

しかし、2012年の日本学術会議の見解では、「万年単位に及ぶ超長期的にわたって安定した地層を確認することは、現在の科学的知識と技術では限界がある」そうです。

そのため、国民的合意形成が遅れ、処分地の選定に関しては、自治体・住民からは理解が得られないといった現状です。

 

当然ですね。そもそも地層処分というのが気にくわない。

日本列島は、もともと地球的規模の地殻変動により海底が隆起して形成された島ですから、はたして1万年以上も現在の地層が絶対変化しない、と断言できるのでしょうか。

さらに、今後の火山活動や、未発見の活断層による内陸部での直下型大地震などを想定した場合、これほど怖い話はありません。

 

 

余談ですが、先日女川原発へ突撃取材した際、設計者(平井称之助氏)の知見には驚愕させられました。

女川原発は、福島第1原発よりも後に建設されたのですが、それでも今から40年以上も前のことです。当時、設計者たちは過去に発生した貞観地震の津波の高さ(13メートル)を調べた結果、標高14.8メートルの場所に同原発を建設することを決断したのです。

3・11では、13メートルの津波が襲来し、1メートルも地盤沈下したのですが、14.8―13―1=0.8と、まさに「ジャストミート」で津波被害を凌ぐことができました。

さらに、女川原発では、地震の最大加速が1号機=540ガル、2号機=607ガル、3号機=573ガルと、福島原発よりも大きく過去に例のない数値であり、想定されていた数値よりも1~12%を超えていたのにもかかわらず、建物被害は殆どなかったのです。

(3・11=三陸沖約130キロ、深さ24キロの海底が震源地、マグニチュード9・0、女川原発震度6・0)

 

女川原発は建設当初から前記津波対策のほか、次の3つの安全項目を徹底して遵守してきたそうです。

1 電源の確保

2 冷却

3 放射漏れ防止

 

前記同平井氏の知見により、私はこうしてこのブログを書いていられるのです。

たしかに、千年単位の大震災にも対処できた女川原発ですが、今後も大丈夫か、という問いに、現状の方策では「?」ですね。

 

「地球温暖化による海面上昇」が想定されていないからです。

今後は、女川原発ばかりでなく他の原発も設計上、海面上昇という課題をクリアーしなくてはなりません。

また、地球は2万4千年ごとに「ポールシフト=極移動」という原因が未解明の現象を繰り返しているため、その都度、地球的規模の地殻変動と海流移動が急激に発生し、地上は大災害に見まわれます。大津波どころの話ではありません。地球の自転方向が急激に「ひっくり返る」のですから、急ブレーキをかけて、急ハンドルをきったときの自動車内を想像してみてください。地球上のすべての大陸は海中の中に没してしまい、まるで洗濯機の中にでも入ったように海洋にかき回された状態になってしまうのです。

そうなれば、すべての原発が破壊されてしまい地球は放射能まみれになってしまいます。

 

話はやや脱線しましたが、結論を述べます。無理して地球上に原発を造らなくても、既に存在している『巨大な原発』を利用すればいい。

仮に、地球上の原発すべてが絶対安全だと仮定したとしても、放射性廃棄物の問題と、ウラン資源の可採掘埋蔵量に由来する資源枯渇問題が存在するかぎり、地球上の原発稼働には限界があるのです。

 

じゃあ、どうするのか?

そこで今宵、当ブログ読者の皆様には、拙著のネタを少しだけお伝えしましょう。

 

巨大な原発とは、ズバリ『太陽』です。

宇宙空間では無尽蔵の太陽光エネルギーを取り出すことが可能です。

 

そして、高濃度放射性廃棄物の処分先も『太陽』です。

将来、地球上の原発は全て廃炉にし、危険な放射性廃棄物などの残留物は地球上空の宇宙空間からロケットで運搬し太陽に廃棄処分するのです。

原発に代わる次世代のエネルギーとは、『宇宙空間に建造した太陽光発電所の電力エネルギー』です。

宇宙空間では、太陽光エネルギーを無尽蔵に取り出すことが可能です。

それを電気に変換するのです。

では、どうやって送電するか……ネタバレするので、詳細は近日中に刊行予定の拙著に掲載します。

 

また、人類はただちに争いをやめ、地球上にある核兵器すべてを火星近くの宇宙空間で爆発・廃棄処分すればいい。

これは実際、「火星テラフォーミング」の一環として計画されていることです。

火星近くの宇宙空間に核兵器を使用した「人口太陽」をつくれば、熱により火星の極地域の氷が溶けて火星の地表には海や川が誕生します。また、二酸化炭素の大気も生成されるため、藻類や植物などを育てれば酸素も生成されて人間が居住できるようになるとのこと。

 

ここで問題は、地上から宇宙空間まで放射性廃棄物の運搬や、宇宙空間における太陽光発電の建造をどうするのか、という素朴な疑問が浮上してきますね。

SF的な内容のお話ですが、実は実現可能な解答が既にあるのです。

 

ヒントだけ、皆さまにお伝えしましょう!

墜落する恐れがあるようなロケットなどを使用した危険な運搬手段ではなく、実際に宇宙空間まで放射性廃棄物や物資などを運搬できる『科学的で安全な方法』があります。

日本のある大手企業が現在、この夢のような構想を既に着手しています。およそ十数年後には実現化される予定です。

 

おっと……今宵はここまでです。

それでは、またの訪問をお待ちしています。

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3・11~あの日から6年を迎えて

2017-03-11 22:03:53 | 日記

今宵、銀河鉄道の夜に訪問されてありがとうございます。

3・11から6年を迎えました。

私は現在、被災地に居住していますが、あの日からから6年ということでやはり地元の皆さんはいつもと違う様子がうかがえました。

普段とは違った表情が垣間見えたのです。

震災で亡くなられた人々には改めて心から哀悼の意を表します。

残された多くの被災者の皆さんには、末永く幸せに生きてほしいと願っています。

このブログ上でのコメントは差し控えます。

代わりに、被災地関連の復興支援作品刊行のお知らせをいたします。

タクシードライバー日記

「被災地流浪の旅」

(石巻市・女川町編)

      著者 河村龍一

今月の20日、被災地孤児・遺児の関連施設「レインボーハウス石巻」を取材した後、大急ぎで出版できるよう必死に取り組んでいますので、いましばらくお待ちください。

メインは、「女川町原発突撃取材」と「震災遺児・孤児の問題」です。これらの問題には特に深く切り込んでみました。

原発反対派と、推進派には特に読んで頂きたいため、1万7千トンと言われている「高濃度の放射性核廃棄物の問題」について、科学的観点からその完璧なまでの処分方法について記述してあります。

同問題については人類の存亡にかかわる最重要な課題ですから、それなりに納得できる提案を掲載しておきました。

乞うご期待!

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