典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

怖い、怖いといっても・・・

2017年08月19日 | 【日録】何した一日?_生き心地?/逝き仕度

 現在、午後10時38分です。今さっきまで、地上波の番組をみていました。例年の夏場スペシャル?怖い話のオムニバス・・・。

 実は、子どもの時代から、怪談系の物語はめっちゃ好き!小学1、2年のとき、教室に置いてあった『グリム伝説集』なぞは、大人になってから購入しています。真夜中のミサってのが、一番、おっかなかったですネ。

 文庫本でもけっこう読んでいた時期がありましたっけ?まっ、それらの本は、教室の黒板横の持ち寄り本の中に入れさせてもらって処分!手元に残している怖い話系小説は、宮部みゆき作品と宇江佐真理さん本の・・・。宇江佐さんの小説やエッセイは、ほぼ揃っており、その中に「怖い話」もあるってことです。

 しかし、怖いのは、生きている生身の人間の方でしょうよ。さっきのテレビ番組でおっかなかったのは、「生霊」の話でした。巧い展開やなぁがまず一つの感想で、次はやはり人間の「嫉妬」は恐ろしいでありました。オチも上質やった・・・。

 さて、今日は昼過ぎまで、不調でベッドにいました。体調と共に、昨日聞いた話で、精神的にちょっと参り、それを引きずっていました。これも「怖い話」です。中学時代からの友人が、しばらく前に足の指?を骨折しましたが、最初の診療所の診断・検査が不味く、治癒せず・・・。近くの大きな病院で手術したと電話で聴かされました。大腿骨の骨を削ってとか・・・。

 今は車椅子で歩くにはまだ時間がかかると聞いて、悔しくて、悔しくて、涙がボロボロ出てきました。最初の診断が的確であればと考えると、怒りも込み上げてきました。

 ツベルクリン検査では、いつも真っ赤か小学校高学年で「肺浸潤」とやらで「にっぱす」という薬を服用していた経験をもつ私は、自分を「健康体」だと思ったことは一度もないのです。その分、用心深い・・・。ああ、腸捻転で死にかけたこともあったっけ。

 小学1年の9月に祖母が失踪した時、最後の会話をしたのはこの私ゆえ、「死」ということを考えながら成長したといえるかも知れません。「死」そのものを怖いと感じたことは、多分ないですね。

 怖いのは、やっぱり人間の負の感情や欲望です。

 高校で教わった倫理の授業は素晴らしく、触発されて、哲学・宗教・心理学のジャンルの新書を読み漁りました。この3年間大阪市で上演された新劇は、ほとんど観ており、『テアトロ』『新劇』も購入・・・。戯曲なども通して、「世の中」のことへも目を向け出した? 「1日〇分間、自分の心の中を見つめなさい」とおっしゃった倫理の先生の言葉を刻みました。

 考えれば考えるほど、世の中、日々の日常にも怖さ、恐ろしさが顕れて来るような・・・。もちろん、この中には、「戦争」も入ります。当時はベトナム戦争の時代です。

 そうそう、見出し画像は、今日のお昼間にみたテレビ番組です。編集されていない生放送だったので、途中から視聴しました。これも私にとっては、怖い、怖い系に入るかな? 「笑い」と気の利いたコメントで堪えられましたが、人間の欲と浅ましさ、卑しさって怖い、怖い、怖い~  私は今の時代はやりの、いわゆる「芸能界」とか芸人とかタレント、歌手とかについては、まったくの無知です。昔流行った人ならちょいと分かる・・・。尚、スナップを撮った動機は、テーブルやカメラの動き、スタジオの様子をメモそのもの。

 

  これは、午後2時過ぎのニュースバードの報道です。自然災害も怖い。怖いけれども、「身を守るための「教養としての知識」や判断力、想像力などなどを働かせ、冷静、沈着を保つ訓練、修錬・・・。

 でも、山が崩れたり、河川が氾濫するという災害の原因を探ると、自然を舐めた人間の愚かしさにたどり着く場合も少なくないのでは?

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