Gute Reise

東大で西洋建築史の研究をしながら設計を勉強している大学院生の日々の記録です。リスボン大に1年間留学を終え、帰国しました。

伊縦断旅行13日目(ローマ)

2017-04-26 | 伊縦断旅行 2017
6時半に起きて、支度してから昨日の日記を更新。

492番のバスに乗って、パンテオン。



パンテオンの前では、噴水のところの階段に腰掛けてスケッチをする、アートか建築の学生と思われる集団。



中に入り、ああ、教科書で見たやつ、、、と思った。





先程外にいた学生に紛れてスケッチでもしようかと思ったけれど、戻るともう彼らの姿はなかったので、退散。


Sant'Ivo alla Sapienzaへ。向かいの建物が素敵、、、



中へ。





先程の、オレンジ色の建物が開口から見えていい感じ。



日中のナヴォナ広場。





予約しておいた、バチカン美術館へ。
バスに乗っていて、バチカンに近づくに連れて、バス停で待つシスターが増える。

お昼に?ジェラート。



イタリア語でもgraciasと言うのか、客か店員がスペイン語圏出身なのかわからないが、そう言われた。


美術館は、当日券待ちの列と、予約時間待ちの集団で凄い人だった。
エントランスから入って、予約の券と学生証を提示し、本券を受け取る。

中身はというと、グループのツアーが死ぬほど多く、正直、もう二度とくるものか、と思ったのだけど、隠れミッキーを探すようにしてバチカンマークを探していたら適度な速度で進めてよかった。

カフェで軽食とたまらずビールを買って、休憩。

このカフェのカウンター周りの動線が酷くて、接客のアルバイトを思い出しながら、もっとこうしたらいいのに、と心の中で思う。

席に着き、一瞬眠ってしまったのだが、掃除のおばさんに、空いたカップを下げていいかと起こされる。


本当は、サン・ピエトロも当然見たかったのだけど、凄い列で、疲れていたしまたの機会にする。



メトロとトラムで、ザハのMXXIへ。

次の展示準備などで、見られる展示室は通常より少ないですが、と断りを入れられたが、無料だし、問題ない。



照明の芸が細かい。







1本の照明で2本の光の筋を生み出す。





照明が見切れない位置に少し下げられているのだろうか。



影が綺麗。



このコンクリが切ってあるところ、階段だろうと予想して反対側にまわると、確かに階段。



手前の水色は多分、企画展用の仮設のものだろう。



入ることができなかった展示室を外から。



ザハの建築は、Vitraで説明されたように機能とデザインが隣り合わせになっていて、こうして謎解きのようにして見学する必要があるため、疲れた。



トラムとメトロでテルミニ駅に戻り、近くの韓国料理屋へ。

リスボンには、韓国料理屋というものが、存在しない。
存在しないというのは嘘だが、唯一あるお店は、韓国人の方のコメントを読むと酷評されていて、これは韓国料理ではない、中華だということだったので、実質存在しないも同然。

店内に入ると、殆ど韓国人の方で、私の隣のテーブルのカップルだけ、中国語話者だった。

本当は、サムギョプサルが食べたかったのだけど、2人以上からだったので、断念。
ユケジャンを頼む。



8ヶ月以上ぶりのキムチ、、、

支払う時、店のおばさんに、私今留学してて久しぶりに食べたので、と少し感想を伝えて出る。


ホステルの近くのスーパーで、キノコやトリュフの香りがついたオリーブオイルや明日用の水を購入して、ホステルに戻る。

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