Gute Reise

東大で西洋建築史の研究をしながら設計の勉強をしている大学院生の日々の記録です。リスボン大学に1年間留学中。

伊縦断旅行5日目(コモ→ヴェローナ→ヴィチェンツァ)

2017-04-19 | 伊縦断旅行 2017
6時半過ぎに起きて、ダイニングで朝食。
今日乗る電車を最終確認。

部屋に戻って、他の2人と話したのだが、2人はシュツットガルトに住んでいるドイツ人の子と、私の知らない街出身のフランス人。
2人とも山を登りに来たらしい。確かに、まだ涼しいし、良さそう。



バスに乗って、カッターネオアーカイブへ。
早めに着くように行って、外観をスケッチ。



予約していた9時半になったら、インターホンを押して、中へ。



アーカイブの部屋に着いて、Buongiorno、と挨拶してみる。
すると、中からおじさんが出て来て、握手して挨拶。
イタリア語は?と聞かれ、首を振ると、フランス語?と言うので、英語と、ほんとちょっとだけポルトガル語、、、と答えると笑われた。

暫くすると、息子なのか従業員なのかよくわからないが、もう1人男性が出て来て、おじさんの説明を英語に訳してくれた。



光ってよく見えていないが、こういう図面がいくつか。



こちらは、市の機関に承諾をもらえなかった方の案の模型で、一層分多く、構造も異なる。


感動したのがこの開口。







内外の関係性をこうして繋ぐ、、、というようなことを説明され、なんだか日本建築にも近い考え方だなぁ、なんて思った。

そして、極め付きはこちらのイカした開口の仕組み。





つまり手摺が必要な時にしか出てこないということで、実によく出来ている。(動画はツイッター参照)

そしてこちらの、ドア。





納まりの鬼や、、、

照明



それにしても、この手摺すごい。



外観を見て、きっと誰しもが見たいと思うだろう、屋上は、、、?と聞いて見たが、公開していないそう。残念。


最後に、これ、イタリア語と英語、どっちも載ってるから。と手渡された本。
なんと無料でくださった。凄い!





バス停まで若い方の男性が送ってくれて、別れる。(すごいホスピタリティ)


バス停で、待てど暮らせど、バスがこない。
途中で来たおばあさんに、グーグル翻訳にかけ尋ねると、バスの来る時間は、dipendeらしい。
むむ、そういうの、どっかで聞いたことが、、、

イタリア語とポルトガル語で、時々グーグル翻訳の力を借りて話す。
今、リスボンで勉強してるんですけど、ポルトガルもこうしてバスが来ないのは普通のことなので、、、とか。

暫く待って、6番のバスがきて、おばあさんが、stazione行くわよ、と教えてくれたので、乗り込み、駅へ。


乗りたかった電車の時間が迫っていたので、走って、切符売り場へ。
二等席が既に完売していて、割高だったけど、致し方ない。

そして、遅延、、、
15分遅延するそう。結構ギリギリの乗り換えのはずだったので、これは予定していた乗り継ぎ電車に乗れないな、とかなり焦る。

なかなか電車が来ないからとイライラしながらホームを出たり入ったりしていたおじさんが、ついに発車するタイミングで乗り込めず、めちゃくちゃ駅員に怒鳴っていて、なんだか気の毒だった、、、

電車の中で、作戦を練る。
一本後の電車は、ミラノまで行って8分でメトロの切符を買い、乗り込んで、移動しなくてはならない乗り換えチャレンジを伴うものだったので避けていたのだが、今乗っている電車なら、ミラノまで行ってしまっても、乗り換えに余裕はあるはず。



ミラノで乗り換え、まず、ホームに入るときにチケットを見せるのだが、ろくに内容を見ていないので即スルー。よし。

続いての難関は、電車の担当乗務員。
コモで電車が遅延して、乗りたかった電車に乗られなさそうだったのでミラノまで来ました、この電車、乗ってもいいですか?と我ながら中々に傲慢な聞き方なんだけど、どのくらい遅延したっていうんだい?と聞いて来るので、20分、30分くらい、、と多少盛って交渉、乗りなさいと言ってもらえた!

お陰でなんやかんや予定していた時刻よりも巻きでヴェローナに到着。







旧市街は、黄色やオレンジに統一され、かわいい。



アリーナはチラ見。


石黒さんにオススメしてもらっていた回廊。



真四角の街区でく、台形で、面白い。

この辺りでポツポツと小雨が降って来る。




スカルパの銀行。





中の布、気になるなぁ。








寒すぎて、瀕死だったので、川を渡る手前の、Caffé Diemmeに入って休憩。



隣のおじいさんに、Chinese?と例によって聞かれたので、Giapponese.と言う。
香港ってジャポン?と聞くので、いや、それヒネーズだよ、など何回かそういうやりとり。
多分、おじいさんの中で日本と中国の区別が全くない、、、


川を渡り、対岸を歩いてから、スカルパのカステルヴェッキオ美術館へ。





曇りの方が、映えそうな橋だな。









二層の手摺でこんなに深みが増すなんて。



階段がいちいちすごい。





なんだか、こうして熱量の高いところのディテールが凄かった分、あまり手が入っていないところがつまらなく感じてしまった。

ミュージアムショップで、マリオボッタの作品集を立ち読み。
既に通過したミラノ、ベリンツォーナにも、建築があったみたいで、がっくり、、

雨も止んだので、外観を撮影。



寒すぎたので、もう一つ見たかった聖堂は諦め、駅に戻る。



19時にヴィチェンツァに到着。

またも、ホステルでWi-Fi環境が悪い、、、
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