旅人労働者~気づくのが遅すぎて(鹿児島県→千葉県編) 

今回は千葉県のいろんな場所をドライブしたり、城跡を探索しようと思います。(前回の旅、鹿児島編から6年後)

鹿児島県・鹿屋市(旧・串良町)の旅 第9回

2016-12-31 05:20:01 | 9.鹿児島県・鹿屋市(旧・串良町)の旅



こんにちは。

第9回目となる旅は鹿屋市・旧串良町になります。



第7回目で旅した東串良町のお隣ですが

旧・串良町は合併して鹿屋市に編入されました。

そんな旧・串良町を旅していきますが、

今回は旧・串良町以外の鹿屋市の一部も旅しようと思います。



鹿屋市中心部と旧・輝北町の間に高隈~祓川地区があるが

旧串良町に近いことと鹿屋市中心や旧・輝北町の中間点であることから旧串良町の旅の行程に入れることにしました。





そんなわけで今回の旅の最初の目的地は大隅湖(高隈ダム)。

旅のスタートは大崎町にある道の駅・野方あらさのに近い

県道551号線からになります。



先週に引き続き快晴であります。気持ちいい^^





県道551号線は車はほぼ皆無というほど通りません。

道路状態は凸凹がたまにあったりしてそんなに良くないです。





高隈・上別府地区付近。

見晴らしのいいY字路である。





高隈の信号近くにある中津神社。

犬が吠えていて少々うるさかったが

雰囲気事態は悪くはない。





境内の様子。

石階段は苔が多く滑りやすい。

参拝後、下るときに半分こけた。

(おお神よ。私の日ごろの行いは悪いというのですか?)





高隈地区にある。大隅湖(高隈ダム)。この辺はシラス台地なので

やはり天然の湖ではない。

それでもやはり多くの水を蓄えるその姿は

鹿児島県ではなかなか見られないのだから希少である。





ダム湖周辺にはいろんな施設があります。

ただ、現在は台風での被害?もありフラワーロード(湖西側の道)は工事中で通行止めになっていました。看板地図では下面の道になります。





フラワーロードは通れなかったので県道71号線沿いを通りながら

大隅湖を半周。

画像は、北西側にある、民俗館の外観。

どこかの中学か高校の吹奏楽部が来ていて

何となく気まずい雰囲気なので施設の近くには行かなかった。





民俗館の入り口付近の画像。

ちょっと芸術的な造りの建物です。





大隅湖からの放水の様子。

画像だと、白いペンキを塗ったみたいだが

水が流れています。





大隅湖を後にし、国道504号線を通って串良町方面へ。

がその前に祓川町付近も通過したいので

県道553号線を目指します。





県道553号線。

鹿屋市の台所ともいうべき一大農園地帯。

鹿屋市どころか大隅半島随一の面積を誇るであろう広さである。



そして、この県道のもう一つの特徴は驚くべきほどの直線の長さなのである。

まるで北海道のような碁盤目状に道路が広がっている。

地図を見ればよくわかるだろう。







10km程は続くであろう直線。

おまけに車は少ないので

スピードを出したくなる衝動に駆られるが

制限速度を遵守しましょう。





県道551号線途中にあったコンビニ、アイショップ。

地元に根付く中堅コンビニだが

ここのコンビニは一味違う。





なんとイノシシ肉が売ってるとのこと。

コンビニでシシ肉を販売するなんてさすが鹿児島。

いや大隅半島とも言うべきか。





右折して県道550号線。

このまま進むと再び国道504号線に入る。

旧・串良町の旅だがこの辺はギリギリ鹿屋市本土の辺境地帯である。





広い場所と思いきや突然山林が出てくるのも大隅半島ならでは。

大隅半島の盟主・鹿屋市といえど

一歩外れればそこは密林なのである。





再び国道504号線。

ここは祓川町という地区になる。

高隈地域と鹿屋市中心部の中間地帯。







祓川町付近の風景。

のどかである。





突然、コスモスの道。ピンクのコスモスが多数あるのでまさに秋の桜である。





高隈山であろうか。大きな山々が連なる。





県道67号線。

この道も県道553号線と同じく直線が長い。





県道67号線を進み、途中、細山田の交差点を国道269号線に向けて右折すると

付近に土持掘の深井戸という史跡がある。



とても深い井戸で人間の力では底から水を持ち上げられないという。

当時は牛などを使って引っ張っていたそうな。

シラス台地とう水を確保するのが難しい土壌では、

この深井戸の存在は当時から生活になくてはならない存在だったのであろう。







落ちたら間違いなく即死であろう。

夜は貞子とか出ませんように。





国道269号線を途中佐折し串良町内部へ。

十三塚交差点を南方面に進み上小原(柳谷)付近の風景。





上小原 風景その②





上小原(柳谷付近)から下小原方面へ。





県道73号線。北上すると串良町の中心部に到達しそこで73号線は終わる。





県道73号線沿いにある、下小原池。

釣りをしている少年などもいた。



前回の旅の中岳ダムや今回、午前中に訪れた大隅湖(高隈ダム)は

人工的に作られた水溜めにすぎない。

だが今回は天然の池の様相を示している。

だとすると鹿児島県初の自然の湖沼である.





いかにも野池といった具合だが、

近くにはバンガローや貸しボートなんてのもある。

こういった施設が普通の野池にあるのは

シラス台地の影響で池の少ない鹿児島では希少価値が

相対的に他県と比べ高くなるからであろう。





池の駐車場にあった旧・串良町マップ





串良公民館。

かつてはすぐ近くに旧・串良町役場(2009年に解体)もあったと思われる。

さらに後ろの山は鶴亀城跡本丸がある。(本丸以外は消滅。)





串良町中心街(岡崎付近)にあるメイン通り沿いのラーメン道。

道沿いにあるからラーメン道なのか。

ラーメンを極める意味でのラーメン道(武士道的な)なのか。



どっちなんでしょうね。個人的には前者に一票。





店はおばあさん一人が店員さんしかいなく、

あとはおじさんが畳み席で飯を食っていたぐらいだった。


おばあさんのラーメンか。

何となく期待できなかった俺はとりあえず

店の一番高いメニュー味噌ラーメン餃子セットを注文した(1000円)


10分位して出てきたのはこんな感じ。

意外と美味そうで(失礼な言い方ですみません。)

おばあさんがラーメンや餃子を作ってるイメージがなかっただけに

そのギャップで少し嬉しくなった。


食べてみた感想は味噌ラーメンは普通に美味いです。

餃子はあまりボリュームは小さめで肉汁が感じられなったけど

まずまずのお味だと思います。


ちなみに畳み席で食っていたおじさんは


食べ終わったら厨房のほうに行ったため、

店長さんだったのかも。





食事後、串良川沿いに北上。旧・串良町と大崎町の岩弘地区の境に近い場所である。


途中、道路際に赤い鳥居を発見したので寄ることに。

串良山宮神社。境内には天然記念物の銀杏がある。





境内内にある


天然記念物、銀杏(イチョウ)の木。

茶碗蒸し用はここで調達すればコストカットじゃ。





串良川。九州一の汚染された川である肝属川の支流だが

見た感じ、この串良川はむしろ清流である。

普通に綺麗である。





串良川その②





串良川沿いのドライブを終了し、その後は最終目的地平和公園に行くことに。

ちょっと回り道しながら行きたかったので

いったん南下した後、国道220号線を東串良町方面に。



途中でかいタコのオブジェクトがあるたこ焼き屋を発見。

蜂来饅頭というたこ焼きチェーン店。

大阪と書いてあるが大阪では無名らしく

鹿児島や宮崎といった南九州でしか展開していない模様。





ねぎマヨソースたこ焼きを頼みました。

味は不味くはないけど

素のたこ焼きに自分でトッピングしたら変わらないかもという感じです。

でも量多いから満腹になります。





緑ヶ丘の交差点を左折して県道67号線に入る。

県道67号線は旅の前半、大隅湖方面のドライブを

終えた後に一回通りましたが(高隈~串良町北部)

今いるところは串良町の南部分に位置するためまだ通っていない地域です。



平和公園はもうすぐ。





平和公園。

いわゆる神風特攻隊の基地となった

旧日本海軍所属のパイロットたち慰霊碑がある場所です。



近くにはアクアゾーンというプールもあって人で賑わっております。

亡くなられた先人達の御名前を拝見する度に

自分は生かされてるんだという感謝と哀悼の気持ちを感じられずにはいられません。



自由に旅ができるのも彼らの犠牲の上で出来ていること。

ここに来ると単なる言葉ではなく

本当に平和の大切さというのを受け止めることが出来ます。





平和公園に住み着く猫たち。

警戒心がなく逃げない。餌付けされているようだ。

平和ですね。





これで旧・串良町の旅は終了です。

ダム湖から始まって直線長い道路、コスモスと高隈山の風景、下小原池、

串良川沿い、そして平和公園と

今回はあまり観光的な要素は少なかったけど



景色が綺麗で川も綺麗で道が真っ直ぐで平和を再認識というなんだか

心が洗われる旅でした。



いろんな欲や雑念が飛び交う現代社会。

それらに疲れたとき、乱されたとき。

この串良町はきっと消してくれることでしょう。



では次回もまたお会いしましょう。



最後の画像は木が三角形または砂時計の形をした自然のトンネルを

作っているように見える?場所。