つらつら日暮らし

仏教、禅宗を学ぶ曹洞宗の禅僧によるつらつらなる日暮らし。時事ネタ、野球ネタもあります。

質問などはコチラから

2005-08-25 14:23:02 | 宗教Q&A
ブログをやっていて気付いたのですが、さまざまな質問をいただくことが多いことが分かりました。そこで、この「宗教Q&A」のカテゴリーを作りました。

●ご質問される際の注意点

1:あまりに荒唐無稽な内容と判断される場合や、質問される方の意図が不鮮明の場合には、ご返答の前に、管理人から質問する場合があります。
2:質問される場合には、運営されているブログやサイトのアドレスを明記していただければ、返答する可能性が増します。
3:質問に、プライベートなことまで含まれる場合にはコメントではなく、メール(アドレスは下掲)にてご質問ください。
4:質問される事柄について、もし既に当ブログ内で論じていることであれば、そのアドレスを標示するだけになる場合があります。
5:他の記事のコメント欄でご質問されても、返答いたしかねますので予めご理解ください。
6:ご返答は管理人の見解であり、管理人が所属する諸団体の見解をそのまま反映したものではありません。
7:コメント欄のコメントは、時間が経ったものから順に、別のログに移行します。そのリンク先は、当記事の一番下をご覧ください。


上記の「3」に関連して、メールにてご質問される場合には、以下のアドレスにお願いいたします。

tenjin95@outlook.jp

お答えいたしましたご質問で、返答をログにした場合には、以下のコメント欄から削除いたしますので、予めご了承下さい。すでにお答えしたご質問は以下のログにまとめておりますので、参考にしてください。

・【涅槃って何?
・【叉手について
・【「仏」と「神」について
・【多神教・一神教・無神論・汎神論
・【お坊さんにはどうやってなるの?
・【戒律と修行
・【禅宗の違いについて
・【坐禅と供養
・【ナルシシズムと宗教
・【戒名問答
・【道元禅師の先祖供養観について


これまで頂戴したコメントは以下にまとめました。

・【コメント集(1)
・【コメント集(2)
・【コメント集(3)
・【コメント集(4)
・【コメント集(5)
ジャンル:
きいて!きいて!
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2 コメント

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先程まちがえて違うところにコメントしてしまいました。 (maru)
2011-05-02 01:33:41
はじめまして。このたび、父が急死いたしました。そして、それにともなうお通夜、お葬式の中で、葬儀屋の商売根性丸出しの営業に直面し、とても信用する気になれず、本来曹洞宗としてやるべきお通夜、お葬式の儀式をきちんとやれなかったのではないかと不安に思っています。そんな中で、遅ればせながら、せめて中陰においてくらいは多少の知識を持って、父を供養したいと考え、あわてて曹洞宗について調べさせてもらっています。しかし、お葬式にきていただいたお寺様のおっしゃることと、ネット上の多くの曹洞宗のお寺さんのホームページに書かれていることとの内容がさまざまで、何を信じればいいか判断がつきかねています。もしよろしければ、アドバイスいただければと思い、コメントさせていただきました。
①曹洞宗における中陰の考え方(お寺様は極楽浄土に49日かけて上っていくのは浄土真宗の考え方なので、無理して二七日などでお寺様に来ていただく必要はないとおっしゃられていました。)
②49日までには3ヶ月にまたがるべきではないという考え方
③死者はすぐに仏弟子になられたので、お仏壇を置くタイミングはいつでもいいということ。
とりあえず以上です。突然で失礼だとは思いながらもお伺いする場所がなく、質問させて頂きました。可能な範囲でお答えいただければ幸いです。
ご質問ありがとうございます。 (tenjin95)
2011-05-02 01:49:10
> maru さん

> このたび、父が急死いたしました。そして、それにともなうお通夜、お葬式の中で、葬儀屋の商売根性丸出しの営業に直面し、とても信用する気になれず、本来曹洞宗としてやるべきお通夜、お葬式の儀式をきちんとやれなかったのではないかと不安に思っています。

急な御不幸とは、大変にお困りだったことでしょう。この場をお借りして、心より哀悼の祈りを捧げます。

> そんな中で、遅ればせながら、せめて中陰においてくらいは多少の知識を持って、父を供養したいと考え、あわてて曹洞宗について調べさせてもらっています。しかし、お葬式にきていただいたお寺様のおっしゃることと、ネット上の多くの曹洞宗のお寺さんのホームページに書かれていることとの内容がさまざまで、何を信じればいいか判断がつきかねています。もしよろしければ、アドバイスいただければと思い、コメントさせていただきました。

承知いたしました。
以下のご質問について、可能な限りでお答えしたいと思います。なお、疑問点などございましたら、ご遠慮なく再質問をしてください。

> ①曹洞宗における中陰の考え方(お寺様は極楽浄土に49日かけて上っていくのは浄土真宗の考え方なので、無理して二七日などでお寺様に来ていただく必要はないとおっしゃられていました。)

まず、「中陰」というのは、浄土真宗に限らず、仏教諸宗派で用いると思います。何故ならば、極楽浄土に行くために必要な期間としてのみ、設定されているのではなく、「来世・次世」に行くその途中の期間として設定されているためです。

「中陰」とは、別に「中有」とも言います。「中有」とは、「本有・中有・当有」という「三有」の中間にあるもので、この世界での生涯を「本有」、次の世界での生涯を「当有」といいますが、その中間にあって、7日ごとに生まれ変わる期間を「中有」といいます。曹洞宗の教えとしては、永平寺を開かれた道元禅師の教えが有名です。

たとひこの生をすてて、いまだ後の生にむまれざらんそのあひだ、中有と云ふことあり。そのいのち七日なる、そのあひだも、つねにこえもやまず、三宝を、となへたてまつらんと、おもふべし。七日をへぬれば、中有にて死して、また中有の身をうけて、七日あり。いかにひさしといへども、七ヶ日をはすぎず。このとき、なにごとを見、きくも、さはりなきこと、天眼のごとし。 『正法眼蔵』「道心」巻

このように、「中有」についてはハッキリと書かれています。「四十九日」となると上の文脈からだけでは理解が難しい所ですが、まず採用していたと見て差し支えないと思います。

よって、宗派の違いを根拠に、「四十九日」を否定することは出来ないと思います。なお、「二七日に無理して呼ばなくても良い」という点については、教義的問題というより、各地の習俗とも関わる物でありまして、統一的見解を得ておりません。地域によっては、中有期間中の節目となる、「五七日(三十五日)」または「七七日(四十九日)」のみでよいとする考えもあります。拙僧の辺りでも、熱心な御檀家さんは、毎週僧侶を呼ばれますが、普通は呼ばないです。「二七日」くらいだと、かなり珍しい気もします。ただ、他の地域では分かりませんし、頂戴した文面からは、その辺の微細なところは分かりませんでした。

> ②49日までには3ヶ月にまたがるべきではないという考え方

地域によっては、この考え方が適用されます。なお、このような発想が出て来た経緯や理由は、拙僧自身は良く分かっておりません。聞いたことはありますし、拙寺辺りでも使う考え方です。

> ③死者はすぐに仏弟子になられたので、お仏壇を置くタイミングはいつでもいいということ。

「死者がすぐに仏弟子になる」というのは、特に死後すぐに「受戒」を行う曹洞宗的発想といえます。我々は葬儀に限らず、授戒の際には多く、『梵網経』という経典から、「衆生仏戒を得くれば、即ち諸仏の位に入る」というような文章を用います。これを述べたものでしょう。よって、その仏弟子を供養するための仏壇は、確かにすぐにでも設置した方が良いとはいえます。それ以外にも、既に亡くなられたご先祖で、お近い方々をお手元で御供養される場合には、仏壇があった方が良いでしょうし、現在のお住まいの状況、予算などを踏まえて、適切な大きさの仏壇を選ばれて設置されるとよろしいかと存じます。

なお、ここまで答えて恐縮ですが、3番目のご質問については、お聞きになりたい主旨が分からず拙僧が常に抱いている想いをそのまま答えました。よって、もしかすると、貴方様の思いとは別の内容だったかもしれませんし、誤解を生むことを望んでお答えしているわけでもありませんので、この辺不明瞭でしたらば、再質問を頂けましたら幸いです。

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