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『中日新聞』における捏造記事問題 記者を停職1ヶ月

2016-10-31 08:26:25 | 時事ネタ・雑学・トリビア
中日新聞社 子どもの貧困関連記事の検証掲載 記者ら処分(毎日新聞)

中日新聞・東京新聞が子どもの貧困を扱った連載記事「新貧乏物語」で事実と異なる記述があったとして記事を削除し、おわび記事を掲載した問題で、両紙を発行する中日新聞社(名古屋市)は、同社の検証結果を両紙の30日付朝刊に2ページにわたり掲載しています。

今回の検証は、編集局から独立した紙面審査室が担当しており、関係者から聞き取りなどし、外部委員4人らの入る「新聞報道のあり方委員会」に報告しています。

そこで、検証結果としては、中日新聞名古屋本社発行の5月19日付朝刊記事に事実でない内容が3カ所あったそうです。

(1)病気の父を持つ中学3年少女の家庭では冷蔵庫に学校教材費の未払い請求書が張られているとして「絵具800円」などと架空の品目や金額を書いた。
(2)少女が両親に「塾に行きたい」と繰り返したという事実はない。
(3)「合宿代1万円が払えず」と書いたが、払われていた。


まぁ、要するに「盛って書いた」という話にしたいようです。とはいえ、これは、「貧困」のイメージが乏しい、それこそイメージが貧困だからこそ、こうなってしまうわけです。現代の貧困は、その状況が多様化していますが、最大の問題は、自らの可能性が開かれていないこと、これに尽きます。経済的な貧困が直接問題だというのではないのです。それも、可能性の局限に繋がっているからこそ問題なのです。

今回の捏造記事は地方から取材班に加わった男性記者(29)が執筆したそうですが、何故、名前が公開されないのでしょうか?大きな問題だと思います。理由は、再発するかもしれないからです。やはり、ちゃんと名前を公表し、今後、同記者の記名記事を常に検証するくらいでなくてはならないと思います。確かに、メディアは権力を監視するという立派すぎる存在意義がありますが、今度はメディアが市民によって監視されなくてはなりません。そうでなくては、結果として市民が不利益を蒙るためです。また、メディアは過度に市民を煽ってはならないとも思います。中日新聞はどうにも左依りすぎて、全く好きになれません。

なお、また、名古屋本社発行の5月17日付朝刊の写真は、この男性記者の指示でカメラマンが撮った自作自演であることが、記者自身の発言で印刷開始後に判明し、後日掲載予定だった東京新聞や北陸、東海本社発行の紙面では写真やキャプションを差し替えるなどしています。

また、男性記者の他の記事を再点検したが、捏造を見抜けず、問題の記事は名古屋本社などいずれの紙面も掲載されております。

よって、今回の検証では、記事のチェック体制などを問題視し、取材班や編集幹部に「読者や取材先よりも作り手の都合や論理を優先する姿勢」があったと指摘したようです。

同社は、管理・監督責任として臼田信行取締役名古屋本社編集局長を役員報酬減額、寺本政司同本社社会部長と社会部の取材班キャップをけん責、執筆した記者を停職1カ月とする懲戒処分を決めています。いずれも11月1日付だそうですが、記者への懲戒処分が甘すぎます。結果として、「アベ政治批判」をしたから、実質的なお咎め無しにする気じゃぁあるまいな?

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