つらつら日暮らし

仏教、禅宗を学ぶ曹洞宗の禅僧によるつらつらなる日暮らし。時事ネタ、野球ネタもあります。

「道元の冒険」等 井上ひさしさん死去

2010-04-11 05:24:16 | 時事ネタ・雑学・トリビア
「ひょっこりひょうたん島」の井上ひさしさん死去(産経新聞)-Yahoo!ニュース 

体調が悪いらしいというのは、どこからか漏れ聞いていたのですが、まさかここで訃報を聞くことになるとは・・・大変に残念でございます。

小説「吉里吉里人」やNHKの連続人形劇「ひょっこりひょうたん島」の台本、或いは舞台「道元の冒険」といった、戯曲やエッセーなど多彩な分野で活躍した作家の井上ひさし(本名・廈=ひさし)さんが9日夜、死去されました。

75歳でした。

井上さんは、昨年10月末に肺がんと診断され、11月から抗がん剤治療を受けていたそうです。

井上さんは昭和9年、山形県に生まれた井上さんは、仙台市内の高校を出た後、上智大在学中から浅草のストリップ劇場「フランス座」文芸部に所属し、台本を書き始めています。39年からは、5年間続いた「ひょっこりひょうたん島」の台本を童話、放送作家の山元護久とともに執筆、一躍人気を集めました。

44年には、戯曲「日本人のへそ」を発表して演劇界デビューすると、47年に「道元の冒険」で岸田戯曲賞を受賞して、劇作家としての地位を確立しました。つい、先年、「道元の冒険」は、蜷川幸雄氏演出の元で再公演されたのは記憶に新しいところです。なお、【演劇『道元の冒険』観てきました】にもあるように、拙僧も見に行きました。

井上さんの作品は、どれも奇想と批判精神に満ちた喜劇や評伝劇などであり、劇場をわかせました。また、59年には自身の戯曲のみを上演する劇団「こまつ座」の旗揚げ公演を行っています。

小説家としても、47年に江戸戯作者群像を軽妙なタッチで描いた小説「手鎖心中」で直木賞を受賞し、絶妙な言葉遊び、ユーモアたっぷりの作風で多くの読者に支持され、エッセーの名手としても知られています。なお、拙僧の書斎には、文庫本になったエッセーが、相当数有るのですが、今は手元にないので、その内、「井上ひさし氏追悼」の記事でも書いたときに紹介しましょう。

なお、井上さんといえば、自他ともに認める「遅筆」が有名でした。台本が間に合わず公演が延期となることなどしばしばであったわけで、「遅筆堂」と自称するなどしています。ホント、遅筆は凄かった・・・

また、「戦争責任問題」を創作のテーマに掲げ、東京裁判や原爆を主題にした作品も数多く発表されており、平成15年から19年にかけて日本ペンクラブ会長を務め、16年には護憲を訴える「九条の会」を作家の大江健三郎さんらとともに設立するなど、護憲運動にも力を入れました。

なんか、詳しいことは忘れましたが、高校の時、何かの記念で呼ばれた井上さんの身の上話を聞かされた(大学入るときの話とか、もっと幼少期の話とか)のは憶えており、とりあえず変わった人だという印象しかなかったわけですが・・・今日、訃報を聞くことになり残念でなりません。心から哀悼の意を表します。

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