ひき逃げに厳罰を！・・・２

新聞の集金が来たので
いつものオジサンと違うのを問うと
もう半年前から変わっています・・・とのこと

聞けば、以前のオジサンは
昨年の８月３０日に交通事故で亡くなったということ
加害者は二十歳かそこらの若者で、飲酒運転でのひき逃げだという

早朝、新聞配達のバイクに後ろから衝突し
数十メートル飛ばして、逃げたのだ
逃走することを携帯電話で仲間達に知らせてもいる・・・

その犯人は捕まり
検察の求刑は懲役５年、判決は懲役３年だという
空いた口がふさがらない軽い判決である

飲酒運転は厳罰が適用されるようになった思っていたが
とんでもない軽い判決に驚くばかりだ

さらに、驚くべきことは
同乗者は無罪であったということだ！

そもそも、ひき逃げを、ここまで軽い罪とするのは
検察や裁判所は、何を考えているのだろう？

ひき逃げは、それだけで、殺人行為であるばかりでなく
反社会的行為であり、非人間的な行為なのだ
助かる命を見捨てている可能性があるからだ
ひき逃げを軽く扱えば逃げ得ということがありえる

そうでなくとも
被害者が即死した交通事故は加害者に有利な判決が下る
死人に口無し・・・である

ひき逃げに甘い現行の法制は
非人間的行為を社会に蔓延させる原因となっている