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利根川と渡良瀬川の2大河に挟まれた文明発祥の地、土人文化のグンマー原人。永遠の厨二病。
虚構と現実の暇つぶしBLOG。

川崎正典殺人事件 - サブリミナル・メッセージ -

2017-04-17 12:17:55 | ・川崎偽典
川崎正典殺人事件 - サブリミナル・メッセージ -

或る日、正典のツイッターに1件のリプライが届く。そこにはテスタメントと題された動画のURLが貼られていた。差出人のツイッターアカウントには何もツイートされておらず捨て垢としか思えない…。ウィルス感染を狙ったトラップにも思えたが、加害者組織は電磁波で語り掛ける手段を持っているので、そんな幼稚な技術を今さら使ってくる筈がない。気になった正典は動画を開くと、そこには山林に包まれた廃墟が延々と映し出されているだけだった。少しの間見ていたが、景色以外に映るものはない。つまらない悪戯か…そう思った正典はサイトを閉じようとしたとき絶叫が山林に木魂するのが聞こえた。ふと動画再生時間のシークバーを見て気付く。「これはリアルタイムストリーミングだ。」今しがた聞こえた声は…この瞬間に起こったもの?リアルタイム配信から響き渡った絶叫は、ホラー映画のような芝居掛かったリアリティに欠けるものではなく、動物の慟哭のように耳を突き刺し、正典の脳髄を揺り動かした。ふいに非日常に突き落とされたかのように、正典の心理にどす黒い廃液のように不快な闇が広がっていく。加害者組織の監視カメラに違いない、正典はそう思わずにはいられなかった。動画には紹介文があり、最近話題になっている誘拐殺人事件の記事を掲載しているニュースサイトへのLINK、そして日本海に浮かぶ孤島と思われる地図の画像。

一人消えると一人の死体が見つかる…世間を賑わす連続殺人事件、2013年から毎月13日に一人が行方不明になり、それと前後して一人の変死体があらわれるという立て続けに起こる奇妙な偶然が、都市伝説染みた噂を生み出していた。13日に行方不明者になった人は総勢32名、これまでに見つかったのは25名、行方不明者は消えた日から必ず7ヶ月後に現れるが、いずれも変死体となっている。変死体が現れるとまた一人行方不明になり、まるで入れ替わるように7人が行方不明という状態が続いていた。世間では7人ミサキになぞらえて、ミサキ様に連れ去られると死ぬという怪談話が誕生していた。

正典が点けっぱなしにしていたテレビに目をやると本日12日のニュースが流れていた。26人目の変死体か?!センセーショナルに掲げた見出しが飛び込んでくる。そのとき正典は背後の気配に気付いた。その瞬間…

頭痛がする…正典はふと目が覚めると青い空が見えた。 
ここはどこだろう…。
辺りを見回すと見慣れない山林の中。
ポツリと建っている廃墟が一件。
手には電波の届かないスマホが握られている。
そこには音声ファイルや画像、テキストファイルなどが数件保存されていた。

正典は音声ファイルを再生してみる。

「洗濯しろ。」

まちゃのりは3つの選択肢を選ばなければならない…。

殺すのか。
殺されるのか。
逃げ延び生きるのか…。



そのとき、被害者迎合組織から正典は受信していた。

「サブリミナル・メッセージ」を武器に、7人ミサキの7つの呪いのルールをぶち壊す正典。

実質、一択の問いに、迷うことなく突き進む正典に7人ミサキの運命は…。
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