獰猛愛玩犬富士山に出没の巻

早起きが気にならないダディとじいちゃん　
早起きを超苦手とするマミイとばあちゃん　
わしはマミイの愛玩犬だからマミイの添い寝をしないといけないのだけど、たまに来てくれているじいちゃん孝行をせねばと、心を鬼にしてマミイのそばから離脱　
じいちゃんにおやつもらってのんびりしてると、ダディから早朝お散歩のおねだり
　
日々学習する賢いわしは置いて行こうと企むダディの腹を読んだのでじいちゃんのそばから離れることはしない　
わしの計算勝ちでわしに依存するマミイはわしのお水やおやつの用意してお出かけ準備
　
頑張って起きたはずの寝ぼすけ組はさっさと寝る準備
　
じいちゃんとばあちゃんの間で添い寝をしてやる　

わしって任務である愛玩犬をいつも忘れず、マミイを喜ばせることばかり考えているような気がする　
わしはもう少し自分にわがままになって生きるべきだろう　
マミイ達のように自分の喜ぶことばかり考えればいいのにっていっつも思うんだけどなあ　
生まれ持った性分なんだろうなあ　
自分のことはいつも後回し　
２４時間３６５日マミイのことだけ考えて生きてるわしなのに　
この仕打ちはなんなのかしら

　（盗難警報犬中）　
マミイにはわしに爪のあかを煎じて飲まさないといけないな

途中の大渋滞で何度も休憩しながらついた場所は日本が誇る富士山
　
御殿場登山口に到着

（残念ながらワンコは登れません）

雄大な日本男子ワンコであるわしに日本で最も合う場所
　
早速わしが来た証にマーキングしてやろうとマミイを連れて行こうとすると…　
なぜにマナーベルト　
これではわしの証が残せないではないか　
さっさと外してくれよ　
マミイにお願いしてるのに、自然破壊につながると言って却下　
わしのおしっこって毒なんか入ってないのに　
病院でも認めてもらえた健康なおしっこなのに

日頃の行いの悪いダディのおかげで、雲がかかって景色がまったく見えないのでがっかり

役に立たない男は寒がってブルブル震えるので、たくましいわしで暖を取るがいいと、服の中に入ってやった

わしは寒くて鼻をたらしてるわけではない
雲が鼻についてぬれてるように見えてるだけだ

気が向いたら押してくれ

気が向いたらこっちもね

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