喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

冬至から節分

2015-12-25 20:42:35 | こよみ


麦埼灯台(志摩最南端)にて冬至のご来光をいただきました。
清々しく力強い太陽のもたらし、、
冬でも日向はとってもあったかです。





今年のクリスマス🎄は満月○
シモツキモチ・霜月望

ホツマツタヱの最初のアヤの中に
みふゆかみおき とあります。
三歳の冬の至りの日には髪おきの儀
また、
ゐとしふゆ ヲははかまきる
メはかつき ことはおなおす
あわうたお つねにおしえて とあります。
五歳の冬の至りには、言葉の習い初め、正装での儀式です。
そして言葉を直すアワウタをつねに教えてゆきます。

十一月望は11月15日、、
七五三の由来はすでに紀元前からあったのですね(*^^*)


さて、
冬至をすぎ、シモツキのナカより、季節は『ミ』から『ヱ』のナメに移ります。





ホツマツタヱなどのヲシテ文献に記されている
縄文文明のコヨミでは、
一年間の季節を八つのめぐりで表しています。
トホカミヱヒタメの八カミです。





旧暦(和暦)十一月望より、
ヱの季節に入ります。
ヱのナメ(為しゆくめくり)です。

ヱはネのみつの
ヒトヲガミ ひのみちささげ
ネにかゑす ヒトヲふせても
あめわゆき トのカミヲシテ
ウイナメエ
          トシユキニナスコトのアヤより

ヱのナメはネに
しものなか ヒウおまねけは
カツメカミ かぢおねにひき
ひおむかふ このウイナメは
いまののと こほしまつりて
ヲメくりに くろまめゐひの
ちからそふ
          ナメコトのアヤより

ヱの季節は、ネ(北)に位置しています。
アクタ(天の川)の流れが夜中にキタ(北)に来る季節。
メ(冷たさを為す働き)のカミの極まりて四本の棒の立つ『冬至』を過ぎ、
ネ(根・固める働き・冷棒)が三本となり、
一本のヲ(温かさを為す働き)を招きます。
一本のヲが生じても、アメ(雨)はまだ固まったユキ(雪)です。

この時期に行う「ウイナメ」は、
温かさの働きの一本生じた再来を祝って、
大宇宙の中心と季節のもたらす恵みを祭り、
そして、祖先を祭る行事です。

二代アマカミのトのミコトからの『コホシマツリ(九星)』に由来しています。
クロマメのヰヒ(黒豆おこわ)を食し、
身体に力を備えるようにします。


参考:よみがえる日本語Ⅱ(明治書院)
  :日本ヲシテ研究所「ミカサフミ」の大意
   http://woshite.com/page5.html




先日、志摩の南張のホツマツタヱ勉強会で、このお話をしたら、
なんと、南張では、この季節にクロササゲという黒豆でおこわを作っていたそうです!
今は黒ささげ(豆)を作っていないそうですが、「作ろう作ろう!」とおっしゃっていました!!
伊勢志摩の風習の中に、ホツマの教えが芳しく香っているようです(*^^*)


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