竹本友重の日記「晴耕雨読」

「無農薬・無肥料・無耕起」の『自然農』体験のよもや話を綴ります。

柏原自然農④ 2017.5/21(日)

2017年05月21日 17時03分09秒 | 自然農
良く晴れたいいお天気。

私たちの田んぼや畑に生える草も想像以上。

↓田んぼの苗床




↓畑の状況







先生曰く、「それだけ豊かな土なのよ」というお言葉に感謝。

前回撒いた田んぼの苗床には、小さな苗が芽生えていました。

まずはじめは、皆さんで田んぼの苗の周りに生える草をとりのぞくレクチャー。




これが見極めが難しいのですが、しっかりと根が張っている、根元が赤くない、伸びすぎていないなどが大まかな見分け方。

ただ、赤米の場合、根元が赤いものもあるようで、コツをつかむのにはもう少し実体験が必要のようですね。


その後、土地の周囲の溝を皆さんで草刈り。

ぐんぐん生えている草たちと、姿を見せる虫たちの生命力に圧倒。


その後、嫁と子供はマイ田んぼの草取りへ。


↓王冠を作成し、上機嫌の娘。





私は畑の方へと移動。

「見たら圧倒されるで」

という嫁の言葉通り、草ぼうぼうの光景に立ちすくむ私。





一ヶ月でこの変身ぶりに、自然の大いなる力を目の当たりにしました。


途方に暮れる私に、先生は、


「やみくもに草刈りをせず、まずは何を植えたいのかを考え、それ用のスペースを作ってみる」

「例えば、人参であれば、種を植える周囲の草を刈って、深い草の根があるならそれを切ってやる。その上で土が乾いているようなら水を入れ、種をまく。土をかぶせ、周囲を草で覆う」

「種の場所が分からなくなるので、枝など矢印を立てておくとよい」

とのお教え。


さらに、すでに生えている作物に関し、目印が草で覆われてしまい見当がつかなくなってしまったところ、先生がみつばを発見。

その周囲の草を刈り、草を土にかぶせる。目印をたてる。






その要領で、まずは溝の周囲の草を刈り、盆茶豆の種をまく用のスペースを用意。

家であらかじめ種を植えて置いたものと、種を直撒きするものの、2パターンを設定。

盆茶豆の場合は、土に穴を空け、種を3~4つ入れる。これはその方が生えてくる確率が高いから。

そして、土をかぶせ、およそ20センチ間隔で撒く。

周囲を草で覆い、目印を立てておく。

今回は念入りに、後でもわかるよう周囲を枝で覆う。

↓盆茶豆の種直撒き(3箇所)




↓盆茶豆の種を家で植えて、芽が出たのを植える(3箇所)




うちの畑には、以前に植えたジャガイモが育っていたので、その周囲も分かるように草刈りと目印。(お隣様にジャガイモの存在を教えていただきました。)


さらに、ズッキーニの苗をいただいたので、それを2つ植える。




皆さま、ありがとうございます。


その他の畑の草刈りは途中で終了。





↓苗床の方も作業はおわり。




近いうちに訪れ、続きをする予定。




【☆翌日、お昼に単独で畑へと向かう】


草を刈りつつ、目印になる棒を立てて明確に分かるようにする。

ジャガイモがもう一つある事に気づく(笑)。。。


↓ズッキーニ





↓盆茶豆



↓みつば



↓ジャガイモ





作業終了。





近日、空いている場所に、何かしらの種を植える計画。




【☆翌々日】

新たに、えごま、黒田五寸人参、東京カボチャの種をまいてみる。

見ようみまねで、まずはチャレンジ。


↓えごま



↓黒田五寸人参



↓東京カボチャ




育つかどうか楽しみです。




【☆一週間後】

お昼に畑へGO!

いいお天気で気持ち良し。

えごまと人参の種まきを、条撒きで修正。






虫たちが生命を謳歌していました♪

私の心も洗われるようです。

ただただ、命あるものがすくすくと健康に生きていてほしいと願い、感謝しました。