海外旅行に行きたい国のひとつに、バリ島がある。
僕はまだバリ島には行ったことはないのだけれど、バリ島の住民のほとんどは農民だそうだ。
バリは芸術の島としても、よく知られていて、農民は朝夕それぞれ2、3時間働き、昼間は絵画、彫刻、音楽、ダンスなどの芸術的な創作活動に当てられるそうだ。
島のみんなが農民でアーチストであり、農を通して、その日にあった出来事や、うれしかったことを、絵画や音楽、ダンスで表現する。
バリ島は、こういった、農と芸術がうまく融合しているいい例だと思う。
自然農の川口由一さんも芸術にも精通していて、絵画を鑑賞したりするツアーも組んだりしている。
最近は、日本国内でも、ミュージシャンや、舞踏家などのクリエイターが、自給のための農を取り入れたりしているのは、うれしい事だ。
僕自身、農業高校卒業後は、本当は、美大に進みたかったのだが、実家が裕福でなかったので、アルバイトで学費を稼ぎながら、夜間の服飾デザインの専門学校に通って、その後、テキスタイルデザインの仕事を5年ほど経験。
その後、料理の世界も経験。
デザインも、料理も、農業も、僕にとっては、どれもクリエイティブな作業だと思うし、とくにボーダーラインを引いていない。
多趣味かもしれないけど、アート、音楽、映画、服飾、建築なども、好きで結婚してからは、あまり行っていないのですが、独身時代は、美術館、映画館、ライブハウスなどにも、よく通ってました。
ちなみに好きな芸術は、カルダー、マン・レイ、レジェ、ダリ、バスキア、ウォーホール、ニック・ナイト、伊藤若冲、熊谷守一、芹沢けい介、魯山人、歌川国芳など
音楽は、たくさんありすぎて書ききれませんが、洋楽、邦楽問わず、ロック、POPS、ブルース、ジャズ、R&B、ボサノバ、ルーツミュージック、クラシックなど、演歌以外は、ほとんどのジャンルを聞く感じです。
映画は特にヴィム・ヴェンダース監督の映画が好き。
アートも音楽も映画も最近はインターネットの普及で無料で観れるものが多くなって、金銭的にも助かっています。(笑)
若い人の農業離れが進む中、バリ島の農民をモデルにした、美や芸術的な要素をもった農的暮らしの中に、日本の自給率を上げるヒントがあるような気がします。
今は農とヨガと日々の生活で、一日が終わってしまう感じなのだけど、ちょっとお休みしているアコギももう少ししたら再開したいな。
畑でライブというのも素敵だと思うのだけど・・・