女性の農業 (農的暮らしを取り入れている女優さん編)

2007年09月24日 06時38分10秒 | 自然農・有機農業

少し前に、たまたまテレビを観ていたら、女優の工藤夕貴さんが紹介されてました。二年ほど前から農的暮らしをしているそうです。

自分自身で安全な食べ物を作りたいと思ったのがきっかけだとか。

女優の高木美保さんをはじめ、高樹沙耶さんも自分でエコハウスの設計に関わったり、友人たちと田畑をやっていたりします。

川口由一さんの赤目自然農塾に通っていたときも若い女性が多かったのが驚きでした。

こういった人たちのやり方を見てて思うのは、おしゃれで楽しいと思わせる農業だという事。

仕事として農業をやっていこうと思うと、どうしても生産性重視になってくるので、なかなか、スロウな感じでやれないんです。

高樹沙耶さんは畑にパーマカルチャーの考え方を取り入れたり、工藤夕貴さんは自分で作った野菜を自身が経営するオーガニックカフェの食材として使ったりしています。

有機農産物や自然農法の野菜も需要は増えているのですが、農業を仕事として担っていく人は減っていく一方です。

今現在、日本の農家の約70%は60歳以上の人です。

20年後には引退する人がほとんどです。

このままいくと、国産のお米や野菜が特に手に入りにくい時代が来ると思います。

これからは自分たちである程度作っていかないと国産のお米や野菜は手に入りにくい。ましてや無農薬となると一部の人だけしか買えない時代が来ると思います。

自分で食べるものを自分で作って料理すると、大切なものが、見えてくるものがあると思うし、命に生かされている意味もわかってくると思うのです。

菜園にパーマカルチャーの考えを取り入れてデザインしたり、週末菜園で自分たちが作った野菜や自家採種した種を友人たちと物々交換したりするのも楽しいかと思います。

楽しんでやることは持続していくことに繋がっていきます。

男性だけなく、女性でも農業を楽しむ人が増えてくるといいな。

高樹沙耶さん blog http://umoja-lani.sblo.jp/

工藤夕貴さん HP http://www.youkikudoh.net/contents.html

 


レッドリスト

2007年09月20日 19時03分04秒 | 環境

レッドリストとは世界の政府機関や科学者でつくる国際自然保護連合(IUCN)が絶滅の恐れがある動食物を掲載したリストのこと。

レッドリストレッドデーターブックは今まで同じと思っていたが違うそうだ。

 レッドリストとレッドデータブックの違い

IUCNや環境省等では、レッドリストとレッドデータブックという2つの資料を作成・公表する。レッドリストとレッドデータブックの違いは、レッドリストは絶滅のおそれのある野生生物の名称(学名和名等現地名)、カテゴリー等の最低限の情報のみが記載されており、レッドデータブックよりも短期間で作成することができる。それに対してレッドデータブックには、形態、繁殖・採餌等の生態、分布、生育環境、現在の生育状況、絶滅の要因、保全対策等のより詳細な情報を盛り込まれており、レッドデータブックを読めば掲載種の基本的な情報を得ることができるようになっているが、最新の知見を収集し、それを取りまとめるため、作成に時間がかかる。環境省版でのレッドリストの公表からレッドデータブックの作成までの期間を見ると、最も短い両生類爬虫類で2年半、最も時間が掛かった昆虫類で6年以上経過している。

 07年版のレッドリストが公表された。今年初めてサンゴが評価対象になり、掲載されたのが特徴。これで絶滅危惧種とされたのは、前年より188種増えて1万6306種になった。最近の減少の主な原因は地球温暖化やエルニーニョ現象と考えられている。

何億年もかけて進化して来た生き物が、ここ100年の間に急激に減少している。地球は多種多様な生き物が地球に依存しながらお互いに助け合って生きている。

日本は海外に比べると絶滅した生き物は少ない方であるがそれでも田んぼでの農薬使用によってメダカだけでなく、タガメゲンゴロウコオイムシ二ホンザリガニなども準絶滅危惧種に指定されている。

僕が冬期たん水で田んぼをしているのは、食べる目的以前に、日本では水田や里山で生き物の多様性が守られてきたから自分でも何かしたいというのが一番の理由。

トキも昔は普通に田んぼにいたそうですが絶滅した一番の理由は農薬の使用によって餌が無くなった事だ。

 一つの種が絶滅するという事はそれを餌にしている生き物や関わりを持っている生き物も絶滅するという事。そのつけは、最終的にいつか自分たちに返って来ると思う。

自分たちに出来る事はできるかぎり、環境に負荷を与える商品を買わない。

(=エコな暮らしをしたり、エコな商品を買う)などいろいろ方法はあると思う。

僕は本当の宝物はお金で買えるものではなく、水だったり空気だったり、地球やそこに生きている全ての生き物だと思う。

みんなの地球が確実に未来に残せる様にしていきたいと思っています。

 

参考しているHP

 WWF  http://www.wwf.or.jp/

日本野鳥の会 http://www.wbsj.org/

グリンピースジャパン  http://www.greenpeace.or.jp/info/

ノラとナツコのエコチャレンジ  http://www.pc-lifeboat.com/waon/idea.html

国際自然保護連合(IUCN) 英語 http://www.iucnredlist.org/


第二回マクロビ井戸端会議in知多(田畑でごはん)やります!

2007年09月05日 06時53分55秒 | マクロビオティック

秋の風に吹かれ、稲穂を眺めながら古代米入りの新米おむすびをみんなで感謝して頂きましょう!

僕はただ場所を提供するだけなのですが、農を通して学んだことは、「人間は生きているのでは無く、生かされている」「全ての命は平等である」「命は循環している」ということです。

まだまだ、お米や野菜などから教えてもらう事はたくさんありそうです。 こういった感覚は特別なものではなく、人間が本来、持っていた感覚だと思うのです。

 日本人はもともと農耕民族です。そこにいるだけで、人間本来のプリミティブ(原始的)な感覚をとりもどせる場所を提供できたらいいなと思っています。

それぞれ、みなさん感じるものは違うと思いますが、田んぼや畑という小宇宙の中で何か感じたものを大切にしていただけたらと思います。

マクロビオティックに関しては、本を読んだり、リマのビデオを観たり、みなさんのブログを見て学ばせていただいたりと独学でまだまだ、わからないこともたくさんあるので、いろいろと教えてください。 準備は妻と二人でする予定でいます。

井戸端会議in知多は、マクロビオティックに関心のある方なら誰でも参加可能ですのでお気軽にどうぞ。                      

日程 10月7日(日)(雨の日は10月14日(日))

時間 11時から15時頃 ご都合に合わせて、早退は自由です。 昼食後トイレ休憩も兼ねて、田んぼから畑に移動します。 早退される方も駐車場まで送りますので気軽に声をかけてください。

集合場所 わっぱ知多共働事業所 

駐車場  地図はこちら 愛知県知多郡武豊町冨貴小桜176

名鉄冨貴駅を降りていただいて線路沿いの道を南に向かって7分ほど歩いていただくと左手に「わっぱ知多共働事業所」の手作りの看板とビニールハウスがあります。車はハウスの横の空き地の駐車場に止めてください。 

畑や田んぼまでは乗り合わせて、僕と妻が車を運転していきます。場所は、田んぼか畑かどちらでシュチュエーションが良くて涼める場所を考えています

申し込み締め切り 10月06日(土) 参加希望者は・ お名前 ・ブログがあればブログ名とハンドルネーム・簡単な自己紹介を記入の上、以下の連絡先までメールにてお申し込み下さい。

tembo619@goo.jp (前回と変わっています)またはmixiのメールまで!

 会費 大人 500円 料理一品持ち寄りしていただける方大歓迎。 (持ち寄りしていただける方は)無料 おむすびは僕が作ったお米で握ります! (今回は職場でつくったお米(古代米入りの玄米おにぎりです!) )

定員 大人10名程度で、最低一名以上参加があればやります。(子供の参加も大歓迎です)

服装 多少汚れてもいいような、動きやすい格好

持ち物 マイはし マイ皿 マイコップ お茶  交流を深めるために、下記のものをご用意ください。

  ①名札:名前 or ハンドルネームを書いたものを、胸につける。   大きな字でよく見えるものなら、どんな形のものでも結構。首からぶら下げてもOK。

 ②名刺:手書きOK ブログを持っている人は、ブログ名も


心の排毒について

2007年09月01日 06時46分53秒 | 冷え取り健康法とマクロビオティック

進藤義晴先生は、心の毒は食べ物の毒の5000倍というたとえをします。冷え取り以前に「傲慢」「冷酷」「強欲」「利己」の四つの心の毒出しをして行くことが最も大事だと言ってます。

桜沢如一先生も「この世で一番やっかいな病気は傲慢病だと」言っていたのを本で読んだ事があります。

僕が玄米菜食を初めて間もない頃、何に対しても、いらいらする時があったのですがその時に鍼灸の先生に「肝が悪いね」と言われて、手のつぼに鍼を打ってもらったら「いらいら」がぴたりと収まりました。

その時に「心と体はお互いに影響しあっているんだなあ」と体感しました。

冷え取りにしてもマクロビオティックにしても、しっかりやっているけど良くならないのであれば、僕はやはり、心に問題があるのだと思っています。

心が悪いと体が悪くなるし、体が悪いと心の状態が悪くなるわけで、心の状態が良くない人もそれは、体の状態が悪いからだと知る事によって、許せる事も多くなりました。

若い頃は気が短かったのですがだんだんと、感情的に怒る事はかなり少なくなりました。

つまり、それは体が良くなるとストレスも少なくなるし、人にも優しくできると言う事だと思います。

こういう事に気付けたのも病気のおかげだと思います。