昨日、blogで検索していたら、掃除の事について桜沢如一先生が残した言葉が書かれている記事に出会いました。
最近、仕事にプライベートにと忙しく、家の片付けがあまり出来ていませんでしたので、この記事に出会ったのも偶然ではなく、必然だと思いました。
また、宝物が一つ増えました。
以下がその内容です。
「宇宙の秩序」を体得すると言う事は永遠の幸福と 自由を獲得する事で、実は掃除という行いを 身に着けない限り出来ない相談である。
この世の中で掃除ほど難しいものはない。
宇宙の秩序の模倣であり、再現であり、清めである。
頭の中、身体、一家や社会など全ての不幸の原因となる 病や罪を掃き清めるもので、医学も経済も政治も 一種の大はらいなのである。
掃除好きで上手な人は信頼しても裏切らないが、 嫌いな人は警戒が必要。
そして掃除ほどいい健康法はない。
どんなスポーツよりも有益でお金もいらず、遠出の必要も無く 自分は気持ちよく人にも喜ばれ、性急な気持ちやトンガッた 気持ちも吹っ飛ぶ。
病人を食養で治してきたが
「絶対安静などもっての外、掃除をしなさい、 秩序づけに限ります。
2年も安静にしていたらまず枕元を秩序づけて、次に布団の 上げ下げをしなさい。
2年もただ寝で食い潰していたのだから 神の怒りは恐ろしいです。
動物が2年も絶対安静をしていたら死にますよ。
人間はしぶといから中々死にませんが、まあ掃除を して自分の物は自分で洗い、次は人の物を洗うのです。
その功徳はたいしたものです。」
京都の一流料亭では、修行の一環として、まず、掃除や下足番をするところから始めます。
ここで掃除がきれいに出来ているかどうかで料理人としての才能が見抜かれます。
お寺でお坊さんが朝一番にするのも掃除です。
また、メジャーリ-グで活躍するイチロー選手が子供の野球教室で子供に「どうしたら、野球がうまくなるのですか?」という質問に対して、「毎日グローブを磨くことだよ」と言ったそうです。
掃除だけでなく、台所で言えば、包丁を研いだり、鍋をきれいに磨いたり、冷蔵庫を整理したり、日常の生活そのものが一番大切だと思います。
どうしてもマクロビオティックというと特別な事がイメージされやすいのですが、
本当に大切な事は、毎日の平凡な日々の暮らしであると思いますし、平凡であるということが実は一番むづかしく、「中庸」ということでもあると思うのです。
コメントありがとうございます。
良いエピソードを聞かせていただいてありがとうございます。
どうしても、マクロビオティックというと食の部分だけがとられがちだけど、本来は日々の生活(衣、食、住)を初めとして、環境や食、農や環境、政治、経済、宗教、武道、など、森羅万象全てに通じるものだと思います。
世界平和というと大げさのように感じますが、平凡な日々の生活こそが、一番大切だと思います。
今日は掃除に反応してつい、出てまいりました。
私の師匠である松岡四郎先生がよく、桜沢先生の
掃除風景を語ってくださいます。
早朝、先生の部屋からは障子にはたきをかける音が聞こえてくる。
心拍数よりも少し早めの。
お料理の山口久子先生もお料理が終わったとき、そこには何も無かったように整然と美しく保たれているようにといわれていました。
忘れたわけではないけれど、手抜いてました。
ここでたけさんのお話に出会ったのも偶然ではありませんね。
パソコン切ってお片づけします、(^^:)
お邪魔しました。m(__)m
僕も心機一転して、先日から、少しずつ出来る範囲で片付かなかった所を片付け始めました。
三日坊主で終わらないように、プリントアウトして冷蔵庫に貼っておきました。
掃除も、子供がいるとなかなかたいへんですよね。
物がたくさんありすぎるのも片付かない原因の一つだと思います。
余計なものをそぎ落としていく事も大切だと改めて思いました。
また、子供にあとかたづけをしっかりさせることの大切さも教えられたような気がしました。
日々の繰り返しを丁寧に行う事が大切なんですね~。