ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧大曲市四ツ屋・旧仙北町横堀を往く(その4)

2017年06月17日 | 旧大曲市を往く

●歩いた日:2016526日(木)

●歩いた所:下瀬、川崎、半在家、沖谷地、谷地、鳥場屋、落合、天水、星宮、豊後谷地

●歩いたログ(道のり:8.5km

以上の地図:国土地理院)

  さらに進んで「窪関川」にかかる橋のたもとに至る。この辺は「鳥場屋」である。橋のたもとに大きな石碑がふたつある。

📷006:「鳥場屋」の石碑

 逆光で陰になってしまったが、右はこの地域の田んぼの区画整理の竣工記念碑、左は「半在家道路」の新設記念碑である。左の碑に刻まれている文字を読むと昭和64月とあり、当時としてはかなり画期的な事業であったことから碑を建てたと思われる。当初は前掲航空写真のように、部分的にはだいぶ曲がっていたのであろう。

 ところで、「半在家」の地名は、「地名への・・」によると中世の在家支配(寺領または領主領内に居住し役・税を負担するシステム)の名残りとあり、かなり古い歴史をもつ集落と推測される。

 石碑の脇に地蔵様も並び、田んぼとあいまって農村ならではの風景である。

 「窪関川」を越えると再び「川崎」が望まれるのでカメラを向ける。

📷007:「川崎」再び

  先ほどは田んぼ向こうの道を左から右に歩いて行ったところ。右の高い木立は写真002に写る家並。少し離れて左にある家並は、先に書いたように、昔は道沿いにあったが今の新しい道からは奥まったところにある家々。田植え直後の田んぼに家並が写る。稲は日一日と成長してすぐ水面を覆ってしまうので、この時期でなければ見られない風景である。

 奥の四角い白い建物は「JA秋田おばこ」の「ライスターミナル」(米集出荷施設)である。私もここに米を出荷している。ここ数年米価が低迷しているが、少しでも持ち直してくれることを願いつつ帰路につく。

 (終わり)

●ブログに掲載したログの累計(累計の道のり:158.7km)

  今回追加された赤い線がどこかわかるでしょうか。地図上にはまだまだ隙間がいっぱいあります。そこを埋めながら、当面は累計の道のり200kmを目指して続けていきます。

 次回は、先日「イオン大曲店」の西側の地域を歩いた記事を掲載する予定ですが、まだ原稿ができておりません。できるだけ早く投稿できるよう頑張りたいと思います。


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