
これまでにも何度か映画化・ドラマ化された
筒井康隆原作小説を
現代版アニメ映画としてリメイクした作品です。
映画の評価 ★★★★★ 現代版ファンタジー映画
●以下ネタバレがあります●
この映画、私が最近見た日本アニメ映画の中では、
一番面白い作品でした。
私は、1983年に公開された、
大林宣彦監督の『時をかける少女』を
リアルタイムで観ています。
角川映画が全盛期の頃で、
劇場は立ち見で大変混雑していた当時の事を
今でもよく覚えています。
今回、観た『時をかける少女』は、アニメ映画でしたが、
とても上手く現代版として、リメイクされていました。
紺野真琴は、高校2年生の明るく元気で活発な女の子。
いつも、男友達の津田功介と間宮千昭の3人で、
楽しく学校生活を送っています。
ある日、真琴は、朝からギリギリ遅刻を間逃れ、
「今日は、超ラッキーな1日♪」と思いきや、
突然行われた小テストで散々な点数を取ったり、
家庭科の調理実習では、
天ぷら揚げに失敗し、ボヤ騒ぎを起こしたり、
不運なアクシデントに次々と見舞われます。
授業が終わり、日直の仕事である日誌を置きに、
化学室へ真琴が行った時、
誰もいないはずの隣の小部屋から物音が聞こえます。
不審に思った真琴は、その部屋の中へ入り、
転んだ瞬間、不思議な経験をします。
まず、今回のリメイク映画の良さは、
アニメーション映画であった事だと思います。
これまで、実写版として映像化されてきた作品ですが、
内容的には、
現実離れしたSFファンタジーです。
過去の作品は実写版であったにせよ、
それなりに楽しめたのですが、
今回はアニメにした事で、
現実的には絶対にあり得ないような描写を
サラリと、そつなく映像化し、
上手く表現出来ていると思いました。
更に、この映画は、
物語の内容も、キャラクターの映像も、
完全に現代の日本版に
設定を変更しています。
同じ日を繰り返したり、時間を行き来する設定は、
以前、私が23年前に観た映画と同じなのですが、
今回の主人公の真琴は、物語の中で、
自分にとって不利な出来事を無くす為だけに、
それを何度も利用し始めます。
自分にとって、不運なアクシデント続きだった日に戻り、
朝は時間に余裕を持って学校へ出掛け、
小テストでは、100点満点を取り、
家庭科の調理実習では、
天ぷら揚げを他の男子生徒に代わってもらい、
次々と、自分に降りかかってきた災難から、
逃れていきます。
しかし・・・
自分にとって、良かれと思ってやってきた、
そんな行動が切っ掛けとなり、思わぬ展開が待ち受け、
とんでもない方向へと事態は動き始めます。
自分の思い通りに事が動かないと、
何度も、何度も、同じ時間を繰り返す真琴。
そうやって、
自分にとって都合のイイ事だけを考え、
時間を繰り返しているうちに、
自分の為に、全てを犠牲にしてくれた人の事を知り、
本当に大切だったモノが何だったのか、
思い知らされる事となります。
「自分さえ難を逃れれば、超ラッキー♪」
こんな、自己中心的な考え方だった真琴は、
繰り返される時間によって、
確実に成長し、大人に近づいていきます。
この作品には、以前の真琴のような、
自己中心的な考え方になってしまいがちな、
現代社会の日本人にも、
映画を通して伝えたいメッセージが、
しっかりと描かれていますし、
この映画ならば、
今どきの中高校生が観ても古さを感じず、
違和感なく観られる作品だと思います。
劇中に登場する真琴の叔母、「芳山和子」が、
私が23年前に観た映画「時をかける少女」で、
原田知世が演じた高校生だったという事なのでしょう。
写真と一緒に飾られていたラベンダーの画を見て、
私も、当時の自分の事を懐かしく思い出していました。
【2006年7月26日(水)シネプレックス幕張にて鑑賞】
筒井康隆原作小説を
現代版アニメ映画としてリメイクした作品です。
映画の評価 ★★★★★ 現代版ファンタジー映画
●以下ネタバレがあります●
この映画、私が最近見た日本アニメ映画の中では、
一番面白い作品でした。
私は、1983年に公開された、
大林宣彦監督の『時をかける少女』を
リアルタイムで観ています。
角川映画が全盛期の頃で、
劇場は立ち見で大変混雑していた当時の事を
今でもよく覚えています。
今回、観た『時をかける少女』は、アニメ映画でしたが、
とても上手く現代版として、リメイクされていました。
紺野真琴は、高校2年生の明るく元気で活発な女の子。
いつも、男友達の津田功介と間宮千昭の3人で、
楽しく学校生活を送っています。
ある日、真琴は、朝からギリギリ遅刻を間逃れ、
「今日は、超ラッキーな1日♪」と思いきや、
突然行われた小テストで散々な点数を取ったり、
家庭科の調理実習では、
天ぷら揚げに失敗し、ボヤ騒ぎを起こしたり、
不運なアクシデントに次々と見舞われます。
授業が終わり、日直の仕事である日誌を置きに、
化学室へ真琴が行った時、
誰もいないはずの隣の小部屋から物音が聞こえます。
不審に思った真琴は、その部屋の中へ入り、
転んだ瞬間、不思議な経験をします。
まず、今回のリメイク映画の良さは、
アニメーション映画であった事だと思います。
これまで、実写版として映像化されてきた作品ですが、
内容的には、
現実離れしたSFファンタジーです。
過去の作品は実写版であったにせよ、
それなりに楽しめたのですが、
今回はアニメにした事で、
現実的には絶対にあり得ないような描写を
サラリと、そつなく映像化し、
上手く表現出来ていると思いました。
更に、この映画は、
物語の内容も、キャラクターの映像も、
完全に現代の日本版に
設定を変更しています。
同じ日を繰り返したり、時間を行き来する設定は、
以前、私が23年前に観た映画と同じなのですが、
今回の主人公の真琴は、物語の中で、
自分にとって不利な出来事を無くす為だけに、
それを何度も利用し始めます。
自分にとって、不運なアクシデント続きだった日に戻り、
朝は時間に余裕を持って学校へ出掛け、
小テストでは、100点満点を取り、
家庭科の調理実習では、
天ぷら揚げを他の男子生徒に代わってもらい、
次々と、自分に降りかかってきた災難から、
逃れていきます。
しかし・・・
自分にとって、良かれと思ってやってきた、
そんな行動が切っ掛けとなり、思わぬ展開が待ち受け、
とんでもない方向へと事態は動き始めます。
自分の思い通りに事が動かないと、
何度も、何度も、同じ時間を繰り返す真琴。
そうやって、
自分にとって都合のイイ事だけを考え、
時間を繰り返しているうちに、
自分の為に、全てを犠牲にしてくれた人の事を知り、
本当に大切だったモノが何だったのか、
思い知らされる事となります。
「自分さえ難を逃れれば、超ラッキー♪」
こんな、自己中心的な考え方だった真琴は、
繰り返される時間によって、
確実に成長し、大人に近づいていきます。
この作品には、以前の真琴のような、
自己中心的な考え方になってしまいがちな、
現代社会の日本人にも、
映画を通して伝えたいメッセージが、
しっかりと描かれていますし、
この映画ならば、
今どきの中高校生が観ても古さを感じず、
違和感なく観られる作品だと思います。
劇中に登場する真琴の叔母、「芳山和子」が、
私が23年前に観た映画「時をかける少女」で、
原田知世が演じた高校生だったという事なのでしょう。
写真と一緒に飾られていたラベンダーの画を見て、
私も、当時の自分の事を懐かしく思い出していました。
【2006年7月26日(水)シネプレックス幕張にて鑑賞】










グッドでした。
ハチクロの後に見た分
さらに倍・・だったのでしょうか。(わわわわわ)
とにかく元気。今風でちょっとジコチュウで
まあやりたい放題。
でもそのあとにやっぱりつけが回ってきて
涙のあとに成長するわけですよ。(おいおい)
オチがわかっている名作なのに
結構感動もんでした。
見る客の年齢が高かったのもびっくりだったけど〜。
(ミニシアターでしたので
通しかきてなかった感もあり)
こんにちは
さすが、アニメ通
この映画、観てる人って、案外少ないんですよねー
こんなにも素晴らしいアニメなのに…
私もオチを知っているのに、
この映画には、妙にドキドキ
ブレイブ・ストーリーよりも、断然オススメのアニメ映画だと思います
アニメは普段あまり見ないので比べることは出来ませんが、一般の映画としてみても、この作品はかなり面白かったです。
ベタと言われようが、芳山和子の声は知世ちゃんにやってもらいたかったなぁ。
こんにちは
あー
私も、出来れば原田知世ちゃんに、お願いしたかったですね
普段、あまりアニメを観ない方からしても
面白かったという事は、
この映画、そうとうレベルが高い
>自分にとって都合のイイ事だけを考え、
時間を繰り返している
でも、この使い方が、とっても可愛くて女子高生らしかったです。40越えたおっさんが、この能力身につけたら・・・(^^ゞ
こんにちは
そーなんですよね
若さゆえ
今どき
自分の気持ちに正直すぎるというか…
そんな気持ちも、分からない事はないんですけどね
まぁ、青春時代を懐かしむ私たちから見れば、
そんな素直さは、可愛いモノです
こんにちは
そーなんですよね
人物設定や物語の背景は変わらずとも、
現代風に上手くアレンジして、
ストーリーにも深みが加わり、
見事にリメイクされた秀作映画だと思います
いいアニメだったよねー。
昔の実写版は、チラッと観ただけであまり覚えてないの。。
でも主題歌は覚えているけどね。
イキイキした主人公真琴のキャラが際立ってた。
現代の高校生らしい軽いノリもよかった。
時間というものは一瞬だけど、大事にしたいなあと思いました。
1日30時間ほしい今日この頃ですぅ^^
こんにちは
この映画は2週間くらい前に
テレビの地上波で放送されていたので、
またまた観てしまいました
内容は知っていても、物語に引き込まれ、
ついつい熱心に観入ってしまう程、
何度観ても面白い作品だと思いました
最近のアイマックさんは、とてもお忙しいようですね
お互いに体調を崩されないよう気をつけて、
暑い夏を乗り切りましょう