
大手企業の集団訴訟をめぐる
陰謀劇を描いた作品です。
映画の評価 ★★★☆☆ 分かり難い映画
●以下ネタバレがあります●
かつて私が観た映画の中で
大手企業の陰謀を描いた印象深い作品といえば、
2006年5月に劇場で観た
『ナイロビの蜂』があります。
その他にも、
利己的な組織の人間を題材に描いた印象的な作品ならば、
ちょうど1年前に劇場で観た
『ブラッド・ダイヤモンド』があります。
今回の映画も
大手企業の利己的な陰謀を描いた作品だと
予告編を観た時から分かっていたので、
どんなドラマが描かれているのか
公開前から楽しみにしていましたが、
期待していた内容とは少し様子が違いました。
大手法律事務所のフィクサーとして活躍する
マイケル(ジョージ・クルーニー)は
夜更けの賭博場でポーカーに興じている最中、
携帯電話に裏仕事の依頼が入ります。
それは、自動車でひき逃げ事故を起こした客の
事故をもみ消して欲しいという依頼で、
マイケルは、その客の自宅に車で向かいます。
現地に到着したマイケルは
客のあまりに身勝手な言い分に唖然とし、
もみ消しの依頼に快諾できず家を後にします。
その気持ちを晴らすかのように
マイケルは車を走らせ、
朝焼けの見える小高い丘の麓に車を止め、
車を降りて丘を登ると
突然大きな爆音と共に
自分の車が炎上するのを目の当たりにします。
そこからマイケルの記憶は
4日前の出来事へと遡り始めます。
うーん・・・
この映画を観た率直な感想を簡単に言い表すならば、
登場人物の抱える背景が
イマイチ分かり難い映画でした。
ジョージ・クルーニー演じる弁護士のマイケルは
15年も真面目に弁護士事務所に勤めていながらも、
ポーカーにハマっている一面を持っています。
しかもサイドビジネスとして始めた
レストラン経営にも失敗し、
巨大な借金を抱えていました。
客観的に観ると
ひとりの大人の男としては
弁護士という立派な職業につきながらも、
金銭に関しては計算能力の甘い
全くのダメダメ人間なのですが、
苦悩する同僚の弁護士の為には
魂を売らない正義の男なのです。
その辺りのアンバランス加減が、
観る人によっては魅力的なのかもしれませんが、
私個人的にはそこが
純粋に共感出来ないところでした。
レストランの共同経営者はアル中だし、
いくら血縁関係の人間であっても
なんでそんな人を共同経営者に選んだのか・・・。
そして同僚の弁護士アーサーが
突然精神的に崩壊してしまったのも、
イマイチ理由がハッキリ掴めません。
おそらく
集団訴訟の中にいた一人の若い女性を
好きになってしまった事により、
自分の弁護士としての行為が人道的に反し、
とても卑劣な事だと
再認識してしまったからだと思うのですが、
その女性とアーサーの関係も
あまり深くは語られていません。
精神安定剤を飲まなくなったのも
精神的に崩壊してしまった
ひとつの理由のようでもありますが・・・。
マイケルの「もみ消し屋」という職業も
表面的にサラリと描いている程度で、
「もみ消し屋」というよりは
もみ消されちゃいそうになるし・・・。
アーサーの奇行をもみ消そうとする様子は伺えますが、
どちらかといえば
マイケルがもみ消されそうになる方が、
インパクトのある内容です。
その他の登場人物に対してはエピソードが薄く、
広く浅くといった感じだったので、
結局、誰にも感情移入出来ないまま映画は終了。
ラストは
「なるほどねー。」といった感じでしたが、
様々な点で消化不良気味の作品でした。
【2008年4月12日(土)TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞】
陰謀劇を描いた作品です。
映画の評価 ★★★☆☆ 分かり難い映画
●以下ネタバレがあります●
かつて私が観た映画の中で
大手企業の陰謀を描いた印象深い作品といえば、
2006年5月に劇場で観た
『ナイロビの蜂』があります。
その他にも、
利己的な組織の人間を題材に描いた印象的な作品ならば、
ちょうど1年前に劇場で観た
『ブラッド・ダイヤモンド』があります。
今回の映画も
大手企業の利己的な陰謀を描いた作品だと
予告編を観た時から分かっていたので、
どんなドラマが描かれているのか
公開前から楽しみにしていましたが、
期待していた内容とは少し様子が違いました。
大手法律事務所のフィクサーとして活躍する
マイケル(ジョージ・クルーニー)は
夜更けの賭博場でポーカーに興じている最中、
携帯電話に裏仕事の依頼が入ります。
それは、自動車でひき逃げ事故を起こした客の
事故をもみ消して欲しいという依頼で、
マイケルは、その客の自宅に車で向かいます。
現地に到着したマイケルは
客のあまりに身勝手な言い分に唖然とし、
もみ消しの依頼に快諾できず家を後にします。
その気持ちを晴らすかのように
マイケルは車を走らせ、
朝焼けの見える小高い丘の麓に車を止め、
車を降りて丘を登ると
突然大きな爆音と共に
自分の車が炎上するのを目の当たりにします。
そこからマイケルの記憶は
4日前の出来事へと遡り始めます。
うーん・・・
この映画を観た率直な感想を簡単に言い表すならば、
登場人物の抱える背景が
イマイチ分かり難い映画でした。
ジョージ・クルーニー演じる弁護士のマイケルは
15年も真面目に弁護士事務所に勤めていながらも、
ポーカーにハマっている一面を持っています。
しかもサイドビジネスとして始めた
レストラン経営にも失敗し、
巨大な借金を抱えていました。
客観的に観ると
ひとりの大人の男としては
弁護士という立派な職業につきながらも、
金銭に関しては計算能力の甘い
全くのダメダメ人間なのですが、
苦悩する同僚の弁護士の為には
魂を売らない正義の男なのです。
その辺りのアンバランス加減が、
観る人によっては魅力的なのかもしれませんが、
私個人的にはそこが
純粋に共感出来ないところでした。
レストランの共同経営者はアル中だし、
いくら血縁関係の人間であっても
なんでそんな人を共同経営者に選んだのか・・・。
そして同僚の弁護士アーサーが
突然精神的に崩壊してしまったのも、
イマイチ理由がハッキリ掴めません。
おそらく
集団訴訟の中にいた一人の若い女性を
好きになってしまった事により、
自分の弁護士としての行為が人道的に反し、
とても卑劣な事だと
再認識してしまったからだと思うのですが、
その女性とアーサーの関係も
あまり深くは語られていません。
精神安定剤を飲まなくなったのも
精神的に崩壊してしまった
ひとつの理由のようでもありますが・・・。
マイケルの「もみ消し屋」という職業も
表面的にサラリと描いている程度で、
「もみ消し屋」というよりは
もみ消されちゃいそうになるし・・・。
アーサーの奇行をもみ消そうとする様子は伺えますが、
どちらかといえば
マイケルがもみ消されそうになる方が、
インパクトのある内容です。
その他の登場人物に対してはエピソードが薄く、
広く浅くといった感じだったので、
結局、誰にも感情移入出来ないまま映画は終了。
ラストは
「なるほどねー。」といった感じでしたが、
様々な点で消化不良気味の作品でした。
【2008年4月12日(土)TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞】










積もる話しは追い追い(笑)
ところで、、、
「フィクサー」、分かり難い映画なの?
“ネタバレ”センテンスは読んでないけど、
tekutekuさんの評価は信頼があるからなー。
んー、考えようかな、観るの。。。
無理して時間作ること、ないか…
おおっ
元気にしてますか
「フィクサー」は、観る人によって
好みの分かれる作品だと思いますよ
確かに、陰謀を暴くという題材も悪くないし、
ジョージ・クルーニーはカッコイイし…
でもねー、私は拍子抜けしちゃった感じかなぁ
この映画、アカデミー賞で助演女優賞も受賞してるけど、
正直なとこ、「そんなに凄い演技だったかな
って思ったりもして…
悪くはないけど、フツーじゃないの
こんな感じです
比較的淡々と描かれているせいか、
途中で寝ちゃったという感想を書いている人も少なくないので、
劇場で観るなら、元気な時に観に行った方がイイかも
ですぞ
どちらかと言えば、
「クローバーフィールド/HAKAISHA」の方が、
タイレルさんにはオススメかも
ビビラーで三半規管の弱い私は観れないけどね
わかりづらい映画ですよね。
4日前からはじまるわけだけど、最初何がおきてるかわからなかったし・・・
ジョージ・クルーニーものは、苦手であまりみないのですが、
これはなぜかよかったです。
エンタメ系ではないけど、俳優たちの演技に見応えありました!
こんにちは
この映画はセリフが多くて、
しかも、その内容が思いっきり社会派なので、
観る人を選ぶ感じでしたよね
決して悪い映画ではなかったのですが、
私には物語の中で見えない部分が多すぎて、
ちょっと消化不良気味の映画でした