水曜日のシネマ日記

映画が大好き♪
水曜日に劇場で映画を観る機会が多い私の映画・DVD鑑賞記録日記です。

凄ーくイイ話なんだけれども・・・。『人生の特等席』

2012-12-03 23:30:00 | 映画【さ行】
長年メジャーリーグのスカウトマンとして働く男性と
その娘の絆を描いた作品です。


映画の評価 ★★★☆☆ 素直に感動できない映画


●以下ネタバレがあります●


この映画、凄ーくイイ話なのです。

ホント、最後の最後に心温まるような
とっても感動的な物語です。


でもなー。


私には納得できない部分が2つありました。


ひとつは終盤に明かされる過去の秘密。

クリント・イーストウッド演じるガスが
愛娘のミッキーを自分から遠ざけた理由。

馬小屋で幼少期のミッキーを触っていた男を見つけて
ボコボコにしてしまい
意識不明にさせてしまったという出来事。

いわゆる暴行傷害事件ってやつです。

警察が見つけてくれるのを待ったけれども
警察は来なかったから
そのまま放置して逃げちゃったというガス。



えぇぇぇぇぇ・・・っ?!


それはイカンだろ?!


・・・自首しろよ。


そうであっても
自分がいつ捕まってもいいように
娘を親戚に預けて自分から遠ざけていたというのが
ガスの言い分なのですが・・・


なーんか表面的には善人を装った悪人みたいじゃん。


どんなにガスが暴力行為を後悔していても
自分の罪を放置する人間
私個人的には好きになれないのです。



そして私の中で納得できない出来事の2つめは
ガスの娘ミッキーと
ジャスティン・ティンバーレイク演じるジョニーの
劇中でラブラブになっちゃう関係。


事の始まりと途中経過は悪くないのです。


ラブラブだったふたりに暗雲が立ち込め
ジョニーはガスに裏切られたと勝手に思い込み
ミッキーの話にも聞く耳を持たず
自分の不遇を彼らのせいにして
一方的に散々文句を言って車で走り去ります。


ここまではまだ大丈夫でしたが・・・


あんなにも悪態をついていたジョニーが
ある日突然ひょっこりミッキーの前に現れて
何事も無かったかのように
ふたりは熱い抱擁で仲直りするのです。


これまたビックリ!


誤解が解けたとはいえ
あの文句の言われっぷりをいとも簡単に瞬間的に許すとは
なんてミッキーは広い心の持ち主なんでしょう・・・

ってゆーか
昨日DV男に殴られたのに
今日は優しくされたから許しちゃうみたいな
DV男から離れられないアホ女と同類じゃん。

まっ、恋は盲目って事で
仕方ないと言ってしまえばそれまでですが
あんなにも人の話を聞かず激高する男は
私なら絶対に無理!

自分で下した決断の失敗を
人のせいにする男なんて人間としてサイテーだしね。


こんなエピソードが後半に続いたので
私は素直に感動するどころか共感できずに
すっかり興醒めしてしまったのでした。


コツコツと努力した人間が報われる要素は
悪くなかっただけに・・・残念!


【2012年12月1日(土)TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞】
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2 コメント

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同感・・・ (あごひげ)
2012-12-09 14:16:56
もちろんいいところもあるにはあった映画だと思うけど、残念な部分については全く同感でした。

また、クビになったスカウト、裁判に負けてしまった娘のライバル・・・終盤で彼らのしくじりに溜飲を下げるといった展開にも「なんだかなぁ・・・」と思ってしまいました。

フィクションなんだからなんでもアリだけど、ずいぶん都合のいいハナシやなぁ。
そんなわけで私はこれで心の隙間が満たされることはありませんでしたね。
コメント返信 (テクテク)
2012-12-09 22:36:00
>あごひげさま
こんばんは
そうなんですよねー

この映画、イイ所もあったのですが
かなりご都合主義的な表現部分もあったので
私も微妙な後味が残りました

結構絶賛されている感想を多く拝見したので
誰も私のような違和感を感じないのか
あるいは私の心が狭すぎるのか
と不思議に思ってもいましたが…

私と同感という方の存在を知って
ちょっと安心しました

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