水曜日のシネマ日記

映画が大好き♪
水曜日に劇場で映画を観る機会が多い私の映画・DVD鑑賞記録日記です。

教科書の中だけでは見えない事。『沈黙 -サイレンス-』

2017-01-22 23:00:00 | 映画【た行】
遠藤周作の小説「沈黙」を実写版映画化した作品。
17世紀、キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる
江戸時代初期の長崎を舞台に
来日した宣教師の目線で描かれた物語です。


映画の評価 ★★★★☆ 過去の歴史を知る映画


●以下ネタバレがあります●


このブログの中で何度か書いた事がありますが
学生時代の私は歴史という教科が大嫌いでした。


丸暗記だけが頼りの勉強に何の面白みも感じられず
そのおかげで当時の歴史に関する学習知識は
大人になった私にほとんど残っていません。

でも、その歴史嫌いな気持ちを変えてくれたのは
2004年に劇場で観た映画
「ラストサムライ」でした。


36歳になって生まれて初めて歴史に興味を持った私。


それから映画を通して歴史を知る機会が増え
私も積極的に歴史を知りたい気持ちになりました。


そして今回観たこの映画。


江戸幕府が当時禁止していた
キリスト教の信徒を見つける為に
「踏み絵」を行っていた事は
中学校の歴史の授業で習った記憶がありますが
それが何を意味するどんな行為なのかは
当時の私には全く興味がなく・・・

恥ずかしながらテスト勉強の為だけに
「踏み絵」という言葉を覚えていただけです。


そんな私がまたまた映画の中から
日本の歴史を学びました。


この映画の中に描かれていたのは
教科書の中だけでは見えない事。


今でこそ信仰の自由が許される日本であっても
300年以上も昔の時代には
こんなにも野蛮な出来事が存在していたのだと
改めて思い知らされた気分です。


マーティン・スコセッシ監督の作品なので
相変わらずの長い上映時間ではありましたが
この映画をアメリカ人の監督が撮った事には
正直なところ驚かされました。


300年以上も昔の日本を表現する映像は
凄く良い出来栄えだったと思いますし
当時の日本人の気持ちも外国人宣教師の気持ちも
手に取るように伝わる作品です。


そしてこの映画のタイトルの意味
ラストシーンを観れば納得。


今度は新しい大統領を迎えたアメリカ国民が
この映画のように沈黙させられなければイイけれども・・・


【2017年1月22日(日)TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞】
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2 コメント

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踏絵 (もののはじめのiina)
2017-02-09 09:01:24
暗記したことが、時として映画を鑑賞あるいは読書によって呼び覚まされ、興味を抱くキッカケになるのだとしたら、覚えた効用はあったのだと思います。

雲仙地獄地帯を歩きました。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/d0a5a41df65d1f18938b5618fbe96489


コメント返信 (テクテク)
2017-02-11 09:06:22
>もののはじめのiinaさま
こんにちは
中学生の頃に暗記した言葉の意味を
30年以上も経ってから理解する事になるとは
夢にも思っていませんでした

それは勿論、この映画を観なければ出来なかった経験なので
尚更この映画を観ておいて良かったと思っています

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