水曜日のシネマ日記

映画が大好き♪
水曜日に劇場で映画を観る機会が多い私の映画・DVD鑑賞記録日記です。

辛過ぎる後編。『チェ 39歳 別れの手紙』

2009-02-04 21:00:00 | 映画【た行】
伝説のカリスマ的革命家チェ・ゲバラを描いた
歴史ドラマ2部作の後編です。


映画の評価 ★★★★☆ 善意を考えさせられる映画



●以下ネタバレがあります●


『チェ 28歳の革命』の劇場公開から
3週間空けて観た今回の映画は、
前編よりも更に娯楽色の薄い作品でした。

この映画は
キューバ革命に成功した後、
カストロがチェ・ゲバラの残した1通の手紙
世間に向けて朗読するシーンから始まります。

そしてその後は
ボリビアへ向かったチェ・ゲバラの様子が
ただ淡々と描かれていました。

その様子は散々で、
観ているのが辛過ぎる後編でした。

『チェ 28歳の革命』で描かれていたような
渦中にいる国民の共感を得られず、
仲間は完全に方向性を見失って
チェ・ゲバラの言いつけを守らず、
・・・もうメチャクチャです。

それでも、ボリビア国民の為、
誠心誠意改革を訴え続けるチェ・ゲバラは
村民にも分かりやすく
この国の体制の理不尽さを説明します。

結局、良かれと思って行ってきた行為も
大きなお世話とばかりに
アメリカと結託したボリビア政府
握りつぶされ、
チェ・ゲバラの善意と愛情
ボリビア国民には受け入れられませんでした。

国を変えるのは国民であって、
チェ・ゲバラが一人で頑張ったところで
よそ者扱いされてしまえば、
彼の善意は無視されたも同然なのですが、
たとえそうであったとしても
チェ・ゲバラは国民を責めたり恨んだりする気持ちを
持たなかったでしょうし、
受け入れられなかった事は残念であっても
彼自身は本望だったと思います。

「死」を覚悟して臨んだ革命の中、
自分が正しいと信じた想い
最後まで貫いたのですから・・・。


【2009年1月31日(土)TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞】
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2 コメント

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こんにちは♪ (ミチ)
2009-02-05 23:17:50
国が変われば状況も変わり国民の政治意識も変わる。
同じことをやっているのに全てが上手く行かないボリビアでのチェを見ているのは本当に息苦しかったです。
二部作を見てチェを知る戸口に立ててよかったと思います。
近々チェの二番目の妻の手記を読む予定です。
コメント返信 (テクテク)
2009-02-06 13:14:11
>ミチさま
こんにちは
チェ・ゲバラは自分の為に革命を起こしたのではなく、
生活に苦しむ国民の為に行動を起こしたのに、
それが受け入れられなかったのは
本当に残念な事だったと思います

彼にとって得になる事なんて一つもないのに、
命を懸けてまでも貧しい人を救いたい一心で
最後まで抵抗し続けたあの姿や、
自分を見張る敵の兵士に対しても、
あんな優しい言葉で会話するとは…
本当に頭が下がる想いで
終始私はこの映画を観ていました

彼が憎んでいたのは
弱者の事を考えない腐敗した政治権力だけだったのに…
それを思うと本当に彼の死が惜しまれます

彼の人間性を一番良く知る妻の手記は
私も読んでみたいです

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