
両親との再会を信じている孤児の少年の物語です。
映画の評価 ★★★★☆ 愛情を感じる映画
●以下ネタバレがあります●
親子が放つ不思議なテレパシーというか、
引き合う波長というか、
そういうモノを私も何度か感じた事があります。
つい先日も
「今日の夜、実家へ電話しようかなぁ・・・。」
と思っていたら
その日に突然実家から電話がかかってきました。
特別な用事や話があるわけではなく、
ただ何となく声を聞くだけで心に伝わるモノがあるのが
やはり親子の関係のような気がしますし、
コブクロの歌う「蕾(つぼみ)」の歌詞にある
絶やす事なく僕の心に灯されていた
優しい明かりは
あなたがくれた理由なき愛の灯
このフレーズが
親子の愛情を顕著に表現しているように思います。
今回観たこの映画は
両親の存在を信じる孤児の少年と
その父親と母親が
愛情と音楽に導かれて引かれ合う物語です。
ニューヨークの養護施設で育った
11歳の少年エヴァン(フレディ・ハイモア)は
様々な音の世界に音楽的な感性を持ち、
名前も顔も知らない両親の存在を信じていました。
施設にいる子供たちの間では変人扱いされ
どんなにイジメられても、
両親の存在と音楽を信じ続けます。
ある日、エヴァンは、児童福祉担当の役人
リチャード(テレンス・ハワード)との面談を受け、
養子になる事を薦められますが、
自分は両親の存在を信じているとの
胸の内を明かします。
この映画に登場するのは
天性の音楽の才能を持つ少年エヴァン。
音楽家の父を持つお嬢様チェリストで、
将来を期待されながらも
心に大きな傷を負って以来、
コンサート活動を止めてしまったライラ。
ロックミュージシャンでありながら
一度は音楽への情熱が冷め、
夢を捨てて金融ビジネスマンになったルイス。
この3人は
時を越えて持ち続けた愛情が
音楽への気持ちを目覚めさせ、
その音楽を通して互いに導かれるように
同じ場所へとやって来ます。
その3人とは違った音楽への気持ちを持つのが、
元ストリートミュージシャンの男、
ウィザードでした。
彼は親から手離されている子供たちに
自由な音楽の環境を与えながらも、
その音楽を
金儲けの道具にしていました。
エヴァンの才能を
いち早く見抜いたウィザードは、
エヴァンのマネージメント活動に
力を注ぎます。
音楽の世界を
自分に与えてくれたウィザードに対し、
エヴァンは恩義を感じていて、
彼の金儲け主義に反感を持ちながらも
拒否する事が出来ませんでしたが、
両親と自分を繋ぐ音楽への強い想いが
自分の意思を貫かせます。
自分の息子の生存を知る事で
音楽への意欲を取り戻したライラ。
愛している気持ちを伝えきれないままで離れてしまった
彼女への愛情を思い出す事で
バンド活動を再開したルイス。
音楽は両親へのメッセージと信じて
奏でる事を諦めなかったエヴァン。
各々の持つ愛情を表現する手段は
3人に共通している才能の音楽であり、
彼らを動かした気持ちの根底にあるモノは
ただ相手の事を思いやり、
見返りを求めるわけではない
発信し続ける無償の愛情でした。
最近のニュースでは
実の子が親を殺害したり
実の親が我が子を殺害したりと
親子間の悲しい事件が連日報道されていますが、
奇跡の再会を起こしたこの映画には
本来の親子の愛情の形が感じられ、
コブクロの歌と同様に、目に見えない親子の絆を
信じさせてくれるような物語でした。
【2008年6月25日(水)TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞】
映画の評価 ★★★★☆ 愛情を感じる映画
●以下ネタバレがあります●
親子が放つ不思議なテレパシーというか、
引き合う波長というか、
そういうモノを私も何度か感じた事があります。
つい先日も
「今日の夜、実家へ電話しようかなぁ・・・。」
と思っていたら
その日に突然実家から電話がかかってきました。
特別な用事や話があるわけではなく、
ただ何となく声を聞くだけで心に伝わるモノがあるのが
やはり親子の関係のような気がしますし、
コブクロの歌う「蕾(つぼみ)」の歌詞にある
絶やす事なく僕の心に灯されていた
優しい明かりは
あなたがくれた理由なき愛の灯
このフレーズが
親子の愛情を顕著に表現しているように思います。
今回観たこの映画は
両親の存在を信じる孤児の少年と
その父親と母親が
愛情と音楽に導かれて引かれ合う物語です。
ニューヨークの養護施設で育った
11歳の少年エヴァン(フレディ・ハイモア)は
様々な音の世界に音楽的な感性を持ち、
名前も顔も知らない両親の存在を信じていました。
施設にいる子供たちの間では変人扱いされ
どんなにイジメられても、
両親の存在と音楽を信じ続けます。
ある日、エヴァンは、児童福祉担当の役人
リチャード(テレンス・ハワード)との面談を受け、
養子になる事を薦められますが、
自分は両親の存在を信じているとの
胸の内を明かします。
この映画に登場するのは
天性の音楽の才能を持つ少年エヴァン。
音楽家の父を持つお嬢様チェリストで、
将来を期待されながらも
心に大きな傷を負って以来、
コンサート活動を止めてしまったライラ。
ロックミュージシャンでありながら
一度は音楽への情熱が冷め、
夢を捨てて金融ビジネスマンになったルイス。
この3人は
時を越えて持ち続けた愛情が
音楽への気持ちを目覚めさせ、
その音楽を通して互いに導かれるように
同じ場所へとやって来ます。
その3人とは違った音楽への気持ちを持つのが、
元ストリートミュージシャンの男、
ウィザードでした。
彼は親から手離されている子供たちに
自由な音楽の環境を与えながらも、
その音楽を
金儲けの道具にしていました。
エヴァンの才能を
いち早く見抜いたウィザードは、
エヴァンのマネージメント活動に
力を注ぎます。
音楽の世界を
自分に与えてくれたウィザードに対し、
エヴァンは恩義を感じていて、
彼の金儲け主義に反感を持ちながらも
拒否する事が出来ませんでしたが、
両親と自分を繋ぐ音楽への強い想いが
自分の意思を貫かせます。
自分の息子の生存を知る事で
音楽への意欲を取り戻したライラ。
愛している気持ちを伝えきれないままで離れてしまった
彼女への愛情を思い出す事で
バンド活動を再開したルイス。
音楽は両親へのメッセージと信じて
奏でる事を諦めなかったエヴァン。
各々の持つ愛情を表現する手段は
3人に共通している才能の音楽であり、
彼らを動かした気持ちの根底にあるモノは
ただ相手の事を思いやり、
見返りを求めるわけではない
発信し続ける無償の愛情でした。
最近のニュースでは
実の子が親を殺害したり
実の親が我が子を殺害したりと
親子間の悲しい事件が連日報道されていますが、
奇跡の再会を起こしたこの映画には
本来の親子の愛情の形が感じられ、
コブクロの歌と同様に、目に見えない親子の絆を
信じさせてくれるような物語でした。
【2008年6月25日(水)TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞】










私はどうも現実的な見方をしてしまうので、ストーリーには失望してしまったのですけど…
(例えば、ラストでエヴァンがライラを見つけるところなど、あり得ないだろう!と思ってしまいます)
音楽は素晴らしかったですね!
こんばんは
この映画について、様々なブログを通して、
いろんな方の感想を拝見しましたが、
「現代の御伽噺みたい」
と書かれている方が案外多かったように思います
確かに、
あまりにもトントン拍子で事が運び過ぎでしたし、
zooeyさんのように現実的な見方をされる方には、
イマイチだったというのも分かる気がします
私も、この映画を観た直後は、
期待していた程の感動はなく、
予告編で観たままの物語だったので、
オチに驚きもありませんでした
映画を観終えてから感想を書くのに、
何を書いていいのか焦点が定まらず、漠然としていて、
4日ほど時間を置いて考えてみたら、
この映画に描かれていた事で私の心に一番残っていたのは、
「無償の親子愛の形」という事に気づきました
美しい音楽であっても、扱う人によっては、
金儲けの道具でしかなかったり、
愛情を伝える手段になったりと、
人間の持つ心の
「愛する気持ちに満ち溢れた美しさ」と、
「欲に塗れた醜さ」も
この映画の音楽に乗せて見せられたような気がします
一見、ファンタジー的な見せ方をしている映画でしたが、
時間が経つにつれ、
案外リアルな人間ドラマだったようにも
感じられるようになってきました
>コブクロの歌う「蕾(つぼみ)」の歌詞
すてきな詩ですね。
ほんとにこの親子を表していますねー。
そうだね、エヴァンの一途な気持ちが音楽にのって両親に届き、親子は会えた。
奇跡のお話ですが、こういうのあってもいいなと思いましたね。
ほんとに音楽がすばらしかったです。
サントラ、買いにいったらお店になかったよー。シクシク
何を書いていいのか焦点が定まらず…
そう言いながらもこれだけのものが書けるんですから、尊敬〜。
「無償の親子愛の形」
これだったんですよね〜。
私はめちゃくちゃ泣けたんですけど、
ラストで男女の愛に持って行かなかったところで「え?」でした。
ライラの息子へ向けた目。
そう思うと納得かも。
ルイスも目に入らないほどのあの視線。
やっぱりこういうベタなものが好きかも。
有り得ないことの連続…韓ドラみたいですけどね(^_^;)
こんにちは
私の感想に感心して頂けるとは、
大変光栄に思います
ありがとうございます
私の方こそ、アイマックさんの感想には、
いろいろ教えてもらう事が多いので、
いつも感心しながら拝見しています
この映画の音楽は素晴らしかったですよね
音楽の素晴らしさについては、
多くの方の感想にも書かれていましたが
サントラ盤を欲しがっている方も
結構いらっしゃったように思います
本当に夢物語のような映画でしたが、
「信じる者は救われる」というか、
神様の存在を信じたくなろような作品でした
>manaさま
こんにちは
manaさんにも、私の感想に感心して頂けた事、
大変光栄に思います
ありがとうございます
私もmanaさんの感情豊かに表現されている感想は
いつも楽しく拝見させて頂いています
この映画に描かれていたライラとルイスの恋愛の部分は、
比較的短く、サラリと描かれていたように思いますが、
相手を思いやる強い愛情には、
会えない時間も、離れている距離も、
関係ないんですよね
ハッピーエンドが見えているような映画であっても、
私もこういったタイプの作品は大好きです
私は、音楽は美しいと感じつつ、
出来すぎた奇跡の連続が受け入れられないまま
会場を後にしたのですが。。。
>発信し続ける無償の愛情でした
テクテクさんの視点、さすがです。
お見それしました。
奇跡の根底はここですね!
テクテクさんのレビューを読んだ今、映画を観たら、ハイモア君のピュアな演技を
素直に受け取れるかもしれません。
こんばんは
確かに、この映画に描かれていた
偶然というには、あまりにも出来過ぎた多くの事には、
違和感を感じた方も少なくないようですし、
その気持ちも分かる気がします
ただ、エヴァン、ライラ、ルイスの3人ともが、
相手に対して見返りを求める訳ではなく、
一方的であっても愛情を発信し続けている姿が、
奇跡を起こしたという目線で観ると、
出来過ぎなストーリーにも、
案外、寛大な気持ちで受け止められるのかもしれませんね