水曜日のシネマ日記

映画が大好き♪
水曜日に劇場で映画を観る機会が多い私の映画・DVD鑑賞記録日記です。

人間を救っていたのは熱いハート。『パイレーツ・ロック』

2009-11-04 20:00:00 | 映画【は行】
1966年のイギリスを舞台に
24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局と
彼らを排除しようとする政府の攻防を描いた作品です。


映画の評価 ★★★★☆ 古き良き時代を感じる映画



●以下ネタバレがあります●


この映画を観終えた時、
近くの席に座っていた若い女の子たちが
「60年代の事なんて分かんなーい。」
と話しているのを耳にしました。

なんと!
今どきの若者には分からない映画だったとは・・・!

私にとっては
衝撃の事実判明の瞬間でしたが、
よくよく考えてみると
それも仕方のない事なのかもしれません。

平成生まれの人たちにとっては
すでにデジタル化された音楽が身近にあって、
娯楽も充実した豊かな時代が当たり前なので
この映画の中に描かれていたように
わざわざ政府と戦ってまで音楽を流す
その行為自体が意味不明だというのも
ちょっと分かる気がします。

今の時代、音楽なんて情報感覚
簡単に手に入るのですから・・・。

レコード盤がCDになりMDになり
今ではネットでデータとして買えちゃう時代ですが、
音楽はいつの時代にも身近に存在していて
その時代を映し出していると思いますし、
人に愛される音楽そのもの
時代と共に変わりつつあるのも事実です。

私は1968年生まれなので
この映画に登場した時代背景も
あのビートルズの活躍さえも
リアルタイムでは知りません。

どちらかと言えばビートルズをはじめとする
60年代の洋楽に影響を受けた
多くの日本のミュージシャンの音楽
聴きいて育った世代です。

そこから私は60年代の洋楽を知ったのですが、
英語の歌詞の内容も分からずに
ひたすら聞いていたその歌の数々は
心に残るサウンドでした。

今の私が毎週土曜日に欠かさず見ている
スペースシャワーTVのシングルランキング50では
邦楽のヒットチャート
カウントダウン形式で
ビデオクリップと共にオン・エアされますが、
2000年以降の傾向としては
正直なとこ心に残る音楽は少なくて
どれもこれもサラリと聞き流してしまいます。

その証拠に
今年一番ヒットした曲を考えてみても
これといった歌が頭に思い浮かびません。

それは私の心が音楽に対して
鈍感になっているからなのかもしれませんが、
原因はそれだけではないような気がします。

時代が進むにつれ生活が豊かになり、
何でもかんでも使い捨て思考
そんな便利な世の中
音楽までもをそうさせてしまったのかもしれません。

国家に歯向かうような出来事もなく、
安全で安心にただ流されてしまう今の世の中には
に深く残らずとも
聞き流される音楽が妥当なのかもしれませんが、
この映画に描かれていた音楽
人々の心を温め、楽しませ、
そして幸せな気持ちにさせていました。

結局、命の危機に陥った
パーソナリティたちを救ったのは
彼らを愛したリスナーであり、
リスナーの毎日に至福を与えていたのは
パーソナリティたちのロック魂であり、
人間を救っていたのは国家ではなく
ひとりひとりの熱いハートでした。

決してお金や権力では手にする事が出来ない
そんなハートを揺るがすような
語り継がれる音楽
この先も出会う事が出来るのか・・・
それはまだ分かりませんが、
何でも簡単に手に入ってしまう
便利な世の中で生活する現代人には
60年代のような美しく強い感性
生み出せないようなそんな気がしました。


【2009年11月1日(日)TOHOシネマズみゆき座にて鑑賞】
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