
2008年2月に劇場公開された映画
『チーム・バチスタの栄光』の続編。
救命救急センター長にかけられた疑惑を巡り、
病院内の問題を暴く物語です。
映画の評価 ★★★★☆ 医療現場を考える映画
●以下ネタバレがあります●
前作の『チーム・バチスタの栄光』が
私にはあまり面白く感じられなかったので、
今回の映画の鑑賞は迷っていましたが、
映画の評価が高い事もあって観て来ました。
確かに!
今回の映画は前作よりも
断然面白い内容になっていました。
チーム・バチスタ事件から1年。
心療内科医の田口(竹内結子)は
バチスタ事件解決の実績を買われ、
城東大学病院の倫理委員会の委員長に
院長直々の推薦で任命されていました。
倫理委員会の委員長なんて
自分には向いていないと思いながら
心療内科で患者のグチを聞く日々を送っていた
そんなある日、
田口の元に一通の告発文が届きます。
そこには救命救急医療センター長である
速水(堺雅人)が医療機器メーカーと癒着し、
同センターの花房看護師長(羽田美智子)が共犯と
記されていました。
その差出人が誰なのかも分からず
様々な想いを巡らせていた中、
医療メーカーの担当者が城東大学病院内で
謎の落下死をする事件が起こります。
前作の『チーム・バチスタの栄光』では、
立て続けに起こった術中死の謎を解き明かす為に
関係者に接触しながら
犯人探しをする所で終わっていました。
なので、ストーリー自体に
特別な驚きも面白さも感じられず、
終始火曜サスペンス劇場のような
テレビドラマを観ているような気分でした。
しかし今回の映画は
単なる犯人探しで終わらず、
その裏に隠された物語と
その先に続く物語がありました。
堺雅人演じる救命救急医療センター長の速水は、
重症軽症に関わらず
患者の受け入れ拒否をしない為、
オーバーワークの現場の医師たちから
煙たがられるような存在でした。
心臓マッサージ1時間の単価と
患者のグチ聞きカウンセリング1時間の単価を比べ、
それを診療内科医である田口に向けて
ストレートにぶつけ、
露骨に批判する速水には
医師としての強いプライドがあり、
それが告発文により証明され、
企業との癒着の裏に隠された事実が
命と向き合う現場にあるべき姿を
浮き彫りにしていきます。
人の命を扱う病院であっても
商品を扱う一般企業と同じように
現実的な経営問題があったり、
金銭的な損得感情で動く人物がいるのも
ある意味・・・分かる気がします。
ただ、病院であっても一般企業であっても
仕事と向き合う姿勢には
人間としての資質が問われるのも事実です。
このところ、政治家の違法献金事件が
連日報道されていますが、
これもまた政治家のあるべき姿や
人間としての資質が問われる事態になっています。
外観的には同じような「企業との癒着」であっても
法の目を掻い潜って手にした政治献金に
速水センター長のような
心動かされる裏話なんて・・・きっとないよね。
【2009年3月8日(日)TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞】
『チーム・バチスタの栄光』の続編。
救命救急センター長にかけられた疑惑を巡り、
病院内の問題を暴く物語です。
映画の評価 ★★★★☆ 医療現場を考える映画
●以下ネタバレがあります●
前作の『チーム・バチスタの栄光』が
私にはあまり面白く感じられなかったので、
今回の映画の鑑賞は迷っていましたが、
映画の評価が高い事もあって観て来ました。
確かに!
今回の映画は前作よりも
断然面白い内容になっていました。
チーム・バチスタ事件から1年。
心療内科医の田口(竹内結子)は
バチスタ事件解決の実績を買われ、
城東大学病院の倫理委員会の委員長に
院長直々の推薦で任命されていました。
倫理委員会の委員長なんて
自分には向いていないと思いながら
心療内科で患者のグチを聞く日々を送っていた
そんなある日、
田口の元に一通の告発文が届きます。
そこには救命救急医療センター長である
速水(堺雅人)が医療機器メーカーと癒着し、
同センターの花房看護師長(羽田美智子)が共犯と
記されていました。
その差出人が誰なのかも分からず
様々な想いを巡らせていた中、
医療メーカーの担当者が城東大学病院内で
謎の落下死をする事件が起こります。
前作の『チーム・バチスタの栄光』では、
立て続けに起こった術中死の謎を解き明かす為に
関係者に接触しながら
犯人探しをする所で終わっていました。
なので、ストーリー自体に
特別な驚きも面白さも感じられず、
終始火曜サスペンス劇場のような
テレビドラマを観ているような気分でした。
しかし今回の映画は
単なる犯人探しで終わらず、
その裏に隠された物語と
その先に続く物語がありました。
堺雅人演じる救命救急医療センター長の速水は、
重症軽症に関わらず
患者の受け入れ拒否をしない為、
オーバーワークの現場の医師たちから
煙たがられるような存在でした。
心臓マッサージ1時間の単価と
患者のグチ聞きカウンセリング1時間の単価を比べ、
それを診療内科医である田口に向けて
ストレートにぶつけ、
露骨に批判する速水には
医師としての強いプライドがあり、
それが告発文により証明され、
企業との癒着の裏に隠された事実が
命と向き合う現場にあるべき姿を
浮き彫りにしていきます。
人の命を扱う病院であっても
商品を扱う一般企業と同じように
現実的な経営問題があったり、
金銭的な損得感情で動く人物がいるのも
ある意味・・・分かる気がします。
ただ、病院であっても一般企業であっても
仕事と向き合う姿勢には
人間としての資質が問われるのも事実です。
このところ、政治家の違法献金事件が
連日報道されていますが、
これもまた政治家のあるべき姿や
人間としての資質が問われる事態になっています。
外観的には同じような「企業との癒着」であっても
法の目を掻い潜って手にした政治献金に
速水センター長のような
心動かされる裏話なんて・・・きっとないよね。
【2009年3月8日(日)TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞】










現実にも合ってほしいところですが、聞こえてくるのは、医療ミス隠しに、派閥争い?
原作者の心の叫びかもしれませんね。
こんにちは
メディアを通して私たちに知らされる現実の医療現場は
圧倒的に悪い面が多いですよね…
そうであったとしても、
全ての医療機関がそうではないと思いますし、
誠心誠意、全身全霊で命と向き合っている
医療現場のスタッフがいる事も事実なので、
いくつかの悪い実例を見て
全てを同じだと決め付けるような事は
したくないと思うのですが、
世間から一度失ってしまった医療現場への信頼を
再び取り戻すのは大変な事だと思います
医療に限らず、政治の世界や一般社会の中でも
「人間としての資質」が問われる問題を
多く抱えていますよね…
特に世間では「先生」と呼ばれる
人の上に立つような立場にいる人たちが
昔とは大きく違ってきているような気がします
これらの現象は
国が豊かになった分だけ
人間がダメになってしまった象徴のようにも
感じてしまう今日この頃です
意外にも救急医療の現実を見せ付けられて
一気に引きつけられちゃいました!!
厳しい医療現場の中で寝るまもなく働いている
医師の姿には胸が熱くなっちゃいました。
病院経営の難しさ。人命救助の限界
その現実は悲しい限りですが
速水の姿はやっぱ私達にとって理想の医者の姿。
そうある世の中を望みたいですよね(涙)
こんばんは
私もこの映画には終始
思いっきり引き込まれてしまいました
速水センター長の姿は確かに無謀なのかもしれませんが、
周囲に厳しい以上に自分にも厳しい人でしたよね…
自分が嫌われないでいる為や自分を守る為に
周囲を甘やかす事は簡単だと思うのですが、
そこを曲げずに自分の信念に忠実な姿には
本当に心を打たれました
嫌われ役や汚れ役を買って出る事って
ホント、なかなか出来ない事だと思います…
この「ジェネラル・ルージュ」はサスペンスの他にも
社会派のようなテーマが盛り込まれていて感動もしましたね。
そういう硬派のテーマと
笑わせてくれる場面と謎解きの部分とのバランスが絶妙で
なかなかよく練られた面白い作品だと思いました。
こんばんは
今回の映画は前作を観ていない人にも
十分楽しめる内容だったようですね
前作は私にとってイマイチだったので
今回の作品を観ようか迷った末の鑑賞だったのですが
思っていた以上に面白く観れました
ウルッ
人として何が大切なのかを教えてくれる部分もあったり、
人間ドラマも充実した作品だったと思います
医療現場の現実やら問題やらをわかってもらいたくて
小説を書いた。
その一石はエンタメという形をとりはしたものの
たくさんのひとの目にふれることができた。
コレも正直映画よりは原作がすごいから
ブック担当のしかも文庫担当だからという
立場をこっちにおいても本読んでほしいなって
珍しく切実に思う作品です。
ただ、今回はホントに
田口を若い女性にしちゃったことが
裏目にでたというかミスキャストだよな〜と
思ってしまった・・・。竹内さんぜんぜん活躍できなかったし。
もっとも書いた話のほとんどは
つくりもんだ〜〜って作者は笑ってますけどね。
愚痴外来なんてもんはどこ探しても存在しませんし
もし田口さんみたくひとりでやってたら
3ヶ月でやめるか狂うっていう話なので
ホントは田口さんてすごいひとのはずなんです。
あ、話が長くなりましたが
トリアージ。
・・・理屈ではわかってても現実問題
自分の身内に黒のカードが置かれたら
やっぱり納得できないだろうな・・・。
こんばんは
この映画の原作を私は読んでいないのですが、
原作を知っている方には色々思う事があるようですね
Agehaさんと同じように
「ミスキャスト」だと感想に書かれている方も
何人かいらっしゃいましたし…
今回の映画はで確かに田口先生の活躍は薄く、
その下で働く野際陽子演じる看護師さんの方が
イイ働きをしていたように思います
そして同じ病院内であったとしても
その時々、その場所場所で様々な表情があって、
「命と向き合う現場」というのは
時に残酷であり、時に尊い現実であり…
いわゆる紙一重なのかもしれませんね