水曜日のシネマ日記

映画が大好き♪
水曜日に劇場で映画を観る機会が多い私の映画・DVD鑑賞記録日記です。

甘くてビター。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』

2013-12-28 18:00:00 | 映画【か行】
ベストセラーになった青木琴美のコミックを実写化した
ラブストーリー映画です。


映画の評価 ★★★★☆ 少女漫画の世界観そのままの映画


●以下ネタバレがあります●


この映画を観る前に
テレビで何度か劇中に登場する歌を耳にしましたが
その時は正直なとこ微妙に感じていて
作品を観る事も少し躊躇していました。


ところが実際にスクリーンの中で観ていると
これがなかなか・・・良かったです。


歌唱力やビジュアルも悪くないですし
私は原作を読んでいませんが
少女漫画のイメージがそのまま伝わるような
実写化がされていました。


映画のストーリーも
現実的にありえそうなシニカルな部分もあり
実在する人物がモデルになっているような雰囲気もあり・・・



音楽なんて売れなきゃ意味ないんだよ。

美人が失恋の歌を歌っても嫌味なだけだ。

金出してド素人のオケ聞かされる客の身にもなってみろ。

お前たちは金かかってるんだ。感謝しろよ。

音楽という嗜好品を言葉巧みに売りつける金儲け。



これらの言葉は劇中に登場する
音楽プロデューサーが口に出した言葉ですが
ひどく残酷なようで一番現実的で冷静なのです。


人気と実力と才能はイコールではありません。


華やかな表舞台の裏側では
信じられないような過酷な現実が待っていたりもして・・・



少女漫画の甘ったるい世界だけではなく
ビターな部分もしっかりと描かれているこの映画。


そういえば・・・

10年以上前の事ですが
私の好きなアーティストがこんな事を言っていました。



「プロの音楽家になった事で僕は最大の趣味を失った。」



夢が現実になるという事って
結局こういう事なのかもしれません。


【2013年12月23日(月)TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞】
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4 コメント

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Unknown (はるみん)
2013-12-28 21:25:46
TBありがとうございます。

夢を追ってる時が一番幸せなのかもしれませんね。

なかなかいい映画でしたね。
Unknown (ふじき78)
2013-12-29 02:44:12
理屈的にはプロデューサーが言っていることは全て正しいのだけど、そもそもの元になる音楽的才能という奴が必ずしも理屈と同一線上にないから衝突が起こっちゃうんでしょうねえ。
コメント返信 (テクテク)
2013-12-29 08:16:37
>はるみんさま
こんにちは

この映画は原作が少女漫画なので
圧倒的に女性にウケそうな内容でしたが
私も予想以上に楽しめました

現実と夢の狭間を上手く描いた作品だったと思います
コメント返信 (テクテク)
2013-12-29 08:22:50
>ふじき78さま
こんにちは
結局音楽にしても映画にしても
才能を持っている人間ひとりがいるだけでは
何も成立しないという事なのでしょうね

業界に仕掛けられた戦略に
まんまと乗っかってしまう一般人の私たちが存在して
エンターテイメントビジネスが成立している現実は
良くも悪くも世の中を反映しているのかもしれません


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