
国際アンデルセン賞を受賞した
キャサリン・パターソンの
同名ベストセラー児童小説を
実写版映画化した作品です。
映画の評価 ★★★★☆ 心の成長を感じる映画
●以下ネタバレがあります●
私が子供の頃の名古屋は、
まだアスファルトばかりの風景ではなく、
実家の横には庭(空き地)がありました。
当時はそこで、
友達と秘密基地みたいなのを作ったり、
いろんな事をして遊びましたが、
今では駐車場になってしまいました。
あの頃は、あんなに広く感じた場所も、
自動車が5〜6台駐車出来る程度の、
決して広くはないスペースです。
子供の頃って、
どうして何も無い場所まで、
あんなにも楽しく遊べてしまったのか、
そして、どうしてあんなにも
色んなモノを独り占めしたり、
欲しがったりしたのか・・・
私は、この映画を観ながら、
そんな幼い頃の自分を思い出していました。
両親と姉2人妹2人の中で暮らす
小学5年生の少年ジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)は、
学校の徒競走で学年一番になる為、
ボロボロの靴を履いて、
毎朝走り込みをしていましたが、
母親に「みっともないから。」と、
その靴を捨てられてしまいます。
だからといって、新しい靴は買ってもらえず、
ピンク色のラインの入った
姉のお下がりの靴を履かされていました。
そんなジェスは、絵を描く事が唯一の楽しみで、
いつも学校でからかわれ、
いじめのターゲットになっていました。
夏休みが終ったある日、ジェスのクラスに
レスリー(アナソフィア・ロブ)という
少女が転校してきます。
彼女は徒競走に飛び入り参加し、
男子を抑え、一番になってしまうような、
どこか風変わりな女の子でした。
劇中に登場するジェスは
毎日が不満だらけで、
学校でも、家庭の中でも孤独で、
様々な事を我慢し続けていていました。
そこに、学校で自分と同じような
嫌がらせの境遇に合う
転校生のレスリーが現われますが、
彼女は自分と何処か様子が違いました。
レスリーは、嫌がらせに屈する事なく、
その場を明るく乗り切っていて、
ジェスはそんな彼女に憧れます。
家が隣同士だった事もあり、
すぐに仲良くなったジェスとレスリーは
近所の森の中に夢の王国「テラビシア」を作り、
イマジネーションの世界で遊びます。
ジェスは嫌な事を忘れ伸び伸びと過ごしますが、
家に帰ると厳しい現実に引き戻され、
その狭間で揺れ続けます。
レスリーの家に遊びに行った時も
彼女の両親の明るさや楽しさ、家庭の豊かさを
羨ましく思っていたジェスでしたが、
ある日突然
現実の世界での嬉しい出来事が、
彼にも訪れます。
しかしその事を
独り占めしてしまったが為に、
後にジェスは大きな後悔をする事となります。
かつての私もそうでしたが、子供の頃って
「何で私ばっかり!」と、自分を卑下したり、
「あの子はイイよなぁ・・・。」と
他の子を羨ましく思ったり、
悪気はなくても
何かを独占したくなる気持ちを
少なからず持っているような気がします。
それは他人を思いやる事よりも
自分が思いやられたい
という気持ちが強いからで、
その気持ちは精神的に成長するにつれ、
いつの日か逆転する時がやってきます。
テラビシアでの楽しみを
家庭で可愛がられている妹に見せる事を拒み、
学校での憧れの優しい先生の誘いを
独占しようとしたジェスは、
自分の事しか考えられない
精神的にも幼稚な少年でした。
そんな彼の大きな後悔は
大人への第一歩であり、
ジェスがかけた橋は
相手の心にかける優しさの橋でした。
こうやって子供同士の世界であっても
人は人の中で成長し、
人が人を育てていくのだと、
改めて感じさせられる作品でした。
【2008年1月27日(日)舞浜シネマイクスピアリにて鑑賞】
キャサリン・パターソンの
同名ベストセラー児童小説を
実写版映画化した作品です。
映画の評価 ★★★★☆ 心の成長を感じる映画
●以下ネタバレがあります●
私が子供の頃の名古屋は、
まだアスファルトばかりの風景ではなく、
実家の横には庭(空き地)がありました。
当時はそこで、
友達と秘密基地みたいなのを作ったり、
いろんな事をして遊びましたが、
今では駐車場になってしまいました。
あの頃は、あんなに広く感じた場所も、
自動車が5〜6台駐車出来る程度の、
決して広くはないスペースです。
子供の頃って、
どうして何も無い場所まで、
あんなにも楽しく遊べてしまったのか、
そして、どうしてあんなにも
色んなモノを独り占めしたり、
欲しがったりしたのか・・・
私は、この映画を観ながら、
そんな幼い頃の自分を思い出していました。
両親と姉2人妹2人の中で暮らす
小学5年生の少年ジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)は、
学校の徒競走で学年一番になる為、
ボロボロの靴を履いて、
毎朝走り込みをしていましたが、
母親に「みっともないから。」と、
その靴を捨てられてしまいます。
だからといって、新しい靴は買ってもらえず、
ピンク色のラインの入った
姉のお下がりの靴を履かされていました。
そんなジェスは、絵を描く事が唯一の楽しみで、
いつも学校でからかわれ、
いじめのターゲットになっていました。
夏休みが終ったある日、ジェスのクラスに
レスリー(アナソフィア・ロブ)という
少女が転校してきます。
彼女は徒競走に飛び入り参加し、
男子を抑え、一番になってしまうような、
どこか風変わりな女の子でした。
劇中に登場するジェスは
毎日が不満だらけで、
学校でも、家庭の中でも孤独で、
様々な事を我慢し続けていていました。
そこに、学校で自分と同じような
嫌がらせの境遇に合う
転校生のレスリーが現われますが、
彼女は自分と何処か様子が違いました。
レスリーは、嫌がらせに屈する事なく、
その場を明るく乗り切っていて、
ジェスはそんな彼女に憧れます。
家が隣同士だった事もあり、
すぐに仲良くなったジェスとレスリーは
近所の森の中に夢の王国「テラビシア」を作り、
イマジネーションの世界で遊びます。
ジェスは嫌な事を忘れ伸び伸びと過ごしますが、
家に帰ると厳しい現実に引き戻され、
その狭間で揺れ続けます。
レスリーの家に遊びに行った時も
彼女の両親の明るさや楽しさ、家庭の豊かさを
羨ましく思っていたジェスでしたが、
ある日突然
現実の世界での嬉しい出来事が、
彼にも訪れます。
しかしその事を
独り占めしてしまったが為に、
後にジェスは大きな後悔をする事となります。
かつての私もそうでしたが、子供の頃って
「何で私ばっかり!」と、自分を卑下したり、
「あの子はイイよなぁ・・・。」と
他の子を羨ましく思ったり、
悪気はなくても
何かを独占したくなる気持ちを
少なからず持っているような気がします。
それは他人を思いやる事よりも
自分が思いやられたい
という気持ちが強いからで、
その気持ちは精神的に成長するにつれ、
いつの日か逆転する時がやってきます。
テラビシアでの楽しみを
家庭で可愛がられている妹に見せる事を拒み、
学校での憧れの優しい先生の誘いを
独占しようとしたジェスは、
自分の事しか考えられない
精神的にも幼稚な少年でした。
そんな彼の大きな後悔は
大人への第一歩であり、
ジェスがかけた橋は
相手の心にかける優しさの橋でした。
こうやって子供同士の世界であっても
人は人の中で成長し、
人が人を育てていくのだと、
改めて感じさせられる作品でした。
【2008年1月27日(日)舞浜シネマイクスピアリにて鑑賞】










なんか色んな忘れていたコトが思い起こされる映画でしたね。
↑URL入れるとはじかれるので、入れてませんが、
トラバお送りいただきありがとうございました。
現在gooさんへのトラバ及びコメのURL入力が弾かれる
現象になっています(;・∀・)
gooさんへは問い合わせ中ですので、
送れるようになりましたら、トラバに改めて参りますm(_ _"m)ペコリ
こんばんは
gooブログは、
幾つかのブログとの相性が良くない事があるようで、
ご迷惑をお掛けして申し訳ございません…
TBが反映できるようになった時には
是非よろしくお願い致します
この映画には、
自分の幼少時代の事や人間関係の事など、
様々な事を思い出させてもらいました
子供同士の世界の中であっても、
様々なストレスや楽しみ、喜び、悲しみを感じ、
精神的に成長していくのでしょうね
だけど、なぜだか子供のころの自分を思い出して感情移入しまくりでした。さすがに美術館へ行く時には「誘ってやれよ」という気分にさせられましたが(笑)
こんばんは
>そういや音楽の先生の気を引くきっかけとなったのも
>レスリーの提案だったのにぃ〜
そう
そうなんですよね
そこで、先生に誘われて、
自分だけが「やったね
子供の象徴とも言える部分のような気がします
大人でも、そういう人っていますけどね…
ジェスの橋づくり、号泣でした。
「心を開く」って大切なことですね。
>自分が思いやられたい・・・その気持ちは、精神的に成長するにつれ、いつの日か逆転する・・・
思えば私自身、未だにこの部分が欠けている気がするので、
(しょうもない大人になってしまった。。。
色々と勉強させられた映画でした。
突然の悲劇で泣けてしまいましたよ。
巨人がひいてしまって、感動が薄れてしまいました。
私も美術館のシーンはどうして誘わないの??って思っちゃったな^^;
なかなか未だに未熟者で成長できない自分であります。。
子ども時代を思い出させてくれたよね。
こんにちは
私も、この映画の最後には泣かされてしまいました
自分を責めて大泣きするジェスの姿や、
厳しかった父親がジェスを抱きしめる姿…
それを乗り越え、固い心を閉ざす事なく、
妹に優しさを与える姿には、
ただ、ただ涙です
私もそうですが、
人間誰しも、自分を守りたいと思いますし、
思いやられたいし、愛されたいと願ってしまう部分って
少なからず持っていると思うのです
でも、その気持ちに対して意固地になってしまうと、
物事って逆の方向へ進んでしまう事があるのを
大人になるにつれ、学んでいくような気がします
そうだと客観的に分かってはいるものの、
私は精神的に幼い部分は多々あるので、
人を許せなかったり、
感情的に怒り狂ったりする事が多くて、
反省の毎日です…
こんばんは
あの巨人は確かに、ちょっと…
この映画を観終わった後、
私の前の列で観ていた女性二人連れの方も
「あの巨人は、どうなの
話をしていました
美術館のエピソードは、
大好きな先生と二人で行きたかった
ジェスの気持ちも分かるのですが、
例えば、レスリーを誘っていたとしても、
気の利く彼女なら、
行かなかったかもしれませんよね…
ジェスに悪意があったわけではないけれども、
自分の意思を譲る優しさを持てなかった事に
深く後悔したからこそ、
最後に橋を掛ける事ができたので、
ただ悲しいだけで終るのでなく、
希望の持てるラストシーンが印象的でした
映画の感想を交えながら、
ジェスの事をあれこれ分析してしまいましたが、
私も、自分を思い返してみると、
幼少時代から変わらない部分も多々あり、
自分の意思をなかなか譲れずにいる、
成長できない未熟モノなのです…
想像力が豊かだったんですかねぇ
いまでも映画ばっかり見てるってのも現実逃避なんでしょうか?
ジェスを成長させてくれたレスリーですが、最後ちょっとあっけなかったかなと、思いました。
こんばんは
今思うと、本当に子供の頃って不思議なくらい
色んな事に夢中になれていて、
とんでもないモノを大切にしていました
虫とかも平気で触れたのに、
大人になった今では全くダメだったりして…
この映画を観ながら、
何も難しい事は考えずに楽しめたあの頃を
懐かしく思い出していました
私も同じく、映画ばっかり観ているのは、
大人社会からの現実逃避願望があるからかも…
レスリーの最後の様子は描かれていなかったので、
確かに、ちょっと唐突で、あっけなく感じてしまうのも
分かる気がします
>子供の頃って、
どうして何も無い場所まで、
あんなにも楽しく遊べてしまったのか
ほんと、そうね!!
この映画のように決まった場所はなかったけど、あちこちで○○ごっことかしてました。
今は公園でDSしている子供見ると、寂しくなりますが(苦笑)
そうだね〜自己欲が逆転する辺りから、段々と大人になっていくものですね。
その成長には少し厳しい試練だったけど、前向きになれそうで良かったです。
レスリーの人生は本当に残念だったけど、ジェスの中でしっかりと生きていくと思います。
こんばんは
今の子供の遊びって、DSやPSPなんですよね…
ゲームの面白さは私にも分かるのですが、
それに熱中する子供の姿を
微笑ましく見るは事出来ません
私も幼少時代は
「鬼ごっこ」や「お母さんごっこ」や…
他にも色んな「○○ごっこ」で遊びました
それも、イマジネーションの世界ですよね
子供は動物と同じように
本能で生きている部分が大きかったりするのですが、
傷ついたり、悲しんだりする事で、
理性や優しさを身に付け、
大人に近づいていくように思います
ジェスは心の中にレスリーが生きている事で
優しさを持ち、勇気を持ち、
これまでの自分よりも更に成長していくのでしょうね
ジェスには辛い出来事でしたが、テラビシアとレスリーが彼を大きく成長させてくれましたね〜。
もともと絵の才能もあり、足も速いのですから、きっと今後は明るいような気がします。
こんにちは
確かに、ジェスは足も速くて、絵も上手でしたよね
それなのに、自分の長所を認められず、
他人を羨み、不満を抱えてしまうのは、
ジェスが精神的にも幼かった証拠なのでしょう
でも、辛い出来事を乗り越えたジェスは、
精神的にも成長した分、
自分の幸せを見つける力も身に付けられたと
私も思います
ホントに初めての悲しみ、後悔を乗り越えて、
自分を慕う妹の為に架けた橋は、
ちょっと成長したジェスの優しさの橋でした。。。
沢山の子供に、観て、感じて欲しいと思ったいい作品でした
こんばんは
子供って、自分で転んで痛い想いをしながら
成長していくモノなんですよね
いつまでも、過去の痛い想いを引きずりながら、
悲しみに暮れてばかりではなく、
そこから学習して優しさや強さを身に付ける事が
何よりも大切な事だと、
改めて教えられた作品でした
この映画には、
子供たちにも色々感じてもらいたいような映像と共に、
素晴らしい多くのエピソードが盛り込まれていたと
私も思います