水曜日のシネマ日記

映画が大好き♪
水曜日に劇場で映画を観る機会が多い私の映画・DVD鑑賞記録日記です。

彼らを支え続けていたのは尊い心。『善き人のためのソナタ』

2007-04-02 07:30:00 | 映画【や行】
ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に、
強固な共産主義体制の中で
自分たちの信念を貫こうとする芸術家と、
それを監視する国家保安省局員の物語です。


映画の評価 ★★★★☆ 人のあるべき姿を描いた作品


●以下ネタバレがあります●


私がこれまでに観たことがある映画で
東ドイツでの出来事をシリアスに描いた作品には、
『トンネル』があります。

そこにも私の想像を絶するような、
厳しい共産主義体制の姿が描かれていましたが、
今回観たこの映画の中にも
痛々しい程の当時の様子を感じさせられました。


1984年、旧東ドイツ。
国家保安省のヴィースラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ)は
国家に忠実で模範的な局員で、
反体制的な思想を持つ人間や
それに加担した人間に対しての尋問の専門家として
教壇にも立ち学生たちにその術を教える程、
一目置かれ高く評価されていました。
ある日、かつての級友でもあった
グルビッツ部長(ウルリッヒ・トゥクール)に誘われ、
劇場に向かい演目を鑑賞します。
後にヴィースラーは
その演目の劇作家であるドライマン(セバスチャン・コッホ)と
恋人で舞台女優のクリスタ(マルティナ・ゲデック)が、
反体制的であるという証拠をつかむよう命じられます。
彼らを終日監視する為に
ドライマンの住むアパートに盗聴器を仕掛け、
ヴィースラーは彼らの言動を全て記録していきます。


劇中に描かれていたヴィースラーは
権力社会でのし上がる事を目的とした人間ではなく、
おそらく
幼少時代から教え込まれた事に
従うのが当然という認識

共産主義国家に疑問も持たず、
他の国の思想や芸術を知らずに
これまで生きてきたタイプの
純粋で真面目な人間だったような気がしました。

だからこそグルビッツのように
冗談で共産主義国家をからかう事に
表面上平然としたり、
人を陥れる事の出来ない人間
だったように思います。

権力者にもてあそばれる
国民的人気女優クリスタを放っておけず、
結果的には国家に背き、
自分が制裁を受ける結末
を迎えても
ヴィースラーから
後悔の思いは感じられませんでした。

汚い権力者にを売り渡すよりも
人間としての道徳心を守り続ける事で、
彼は自分を貶めたりはしませんでした。

生活レベルが落ちたとしても
そんな彼を支えてきた唯一のモノは
秘めた信念と
自分の行動に対する誇り

だけだったのかもしれません。


劇作家であるドライマンもまた
自分が原因で恋人を亡くした事から立ち直れず、
ベルリンの壁崩壊後も
何も書けない状態でしたが、
自分の知らない場所で
自分を守り続けてくれた彼の存在
を知り、
2年後、彼の為に感謝を込めて
本を出版します。


様々な時代の中のどんな状況であったとしても、
彼らを支え続けていたのは尊い心で、
それに比べれば
権力なんて何の意味もない
ただの自己満足に過ぎないのだと
この映画を通して強く感じました。


【2007年4月1日(日)渋谷シネマライズにて鑑賞】
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10 コメント

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おはようございます! (アイマック)
2007-04-02 09:47:03
テクテクさんも観られましたね☆
なんか心があったかくなる映画でした。
「トンネル」という映画、しらなかったです。
世界史を学んだり、世界情勢を知ることもできる映画ってすごいよね^^

>自分の知らない場所で、
>自分を守り続けてくれた彼の存在を知り、
>2年後、彼の為に感謝を込めて、
>本を出版します。

感謝を込めての言葉に、私、涙がじわ~と出てきましたよ・・・
人と人は見えないところで、つながっている。
物騒な世の中だけど、人を信じる心も大事だなと思いました。

ところで、ところで、テクテクさんにバトンをお持ちいたしました!!
気が向いたときでもいいんで、よろしくお願いしますm(__)mペコッ
コメント返信 (テクテク)
2007-04-02 12:39:00
>アイマックさま
こんにちは
私は映画を通して、
これまで知らなかった歴史的な事や社会的な事を
沢山教えてもらいました
単なる娯楽の域を超えている作品も多いと思いますし、
スクリーンを通してでも、
悲しみや怒り、歓びや優しさを感じる事が出来るのは
とても幸せな事だと思います

私も、ラストシーンでは、
プルプル震えちゃうくらい泣いてしまいました

ベルリンの壁が崩壊された事により、
晴れて表現の自由が許され、
希望が持てるはずの未来を得たドライマンでしたが、
実際には、彼女に対する喪失感しか残らず…
そんな中で見つけた、何事にも代え難い程の感謝の想いは、
彼に再び書く力を与えました

ヴィースラーもまた、自分の信念に従った行為に対し、
ドライマンに気持ちが通じた事で、
公にならずとも、報われた気持ちになったのでしょうね

バトンの件は了解しました
後程、回答させて頂きますね
いつもながら深い・・・。 (微妙)
2007-04-13 00:08:05
「トンネル」という作品は見た事がありませんでした。なるほど、そんな映画もあったのですが・・・。

ドイツ映画というものを観るのがまず2本目くらいで、ほぼ東西ドイツに無知な私でも、こんなに厳しい世の中にいるヴィースラーの真面目で実直な気持ちがなんとなくわかる、というように感じられたのが、この映画の良いところだったかな、と思いました。

本当に、権力というのは自己満足なのかもしれませんね。
コメント返信 (テクテク)
2007-04-13 07:27:33
>微妙さま
こんにちは
「トンネル」は5年前に公開された映画ですが、
つい先日、確かBS-iか、BSジャパンでも
放送されていました
淡々としていて3時間ほどの長い映画ですが、
実話ベースの物語なので、
当時の旧東ドイツで暮らす様々な立場の人の心情が、
とてもリアルに表現されている作品です
機会があった時は、是非、観てみてくださいね

私も、旧東ドイツを題材にした映画は、
数本しか観ていませんが、
こういった映画を通してでも、
当時の社会主義国家の様子や、
壁の向こうのすぐそこにある
資本主義国家に憧れる国民の様子を私たちが知る事によって、
今後の未来に生かせる何かのヒントになるのかもしれませんね

特に、今回の映画では、
権力について考えさせられました
TBさせてください (カオリ)
2007-06-09 01:20:51
こんばんは!
おっしゃるとおり、「尊い心」ですね。それを持ち続けることの難しさも・・・ずっしり来る秀作でした。
東京でもアンコール上映決定したようですね。
コメント返信 (テクテク)
2007-06-09 11:38:03
>カオリさま
こんにちは
そうですか
東京でもアンコール上映される事は知りませんでした
でも、それも納得の作品ですよね

ラストシーンで見せた
本屋さんでのヴィースラーの表情は、
今でも忘れられません
体制 (kimion20002000)
2007-10-05 00:09:12
TBありがとう。
そうですね。主人公は、真面目で忠実な官吏だったと思います。権力欲はないですね。
しかし、彼のせいで、命を落とした者たちもいたでしょう。体制の怖いところです。
コメント返信 (テクテク)
2007-10-05 07:21:10
>kimion20002000さま
こんにちは
先日劇場で観た「サルバドールの朝」もそうでしたが、
まだそんなに遠くない昔、
ヨーロッパでは現代では信じられないような
偏った政権が横行していたのですよね…

その渦中で国家に仕えて、
その体制を信じて疑わなかった人間の心の変化が、
「善き人のためのソナタ」や「サルバドールの朝」での
大きな見どころだったと思います
こんばんは (なな)
2007-10-18 19:46:20

またまた遊びに来ました。
この映画はほんとうにお気に入りの作品で
ラストで涙が止まりませんでした。

>彼らを支え続けていたのは尊い心で、それに比べれば、権力なんて何の意味もない・・・。
テクテクさんのこの言葉に,この映画のテーマが
集約されているようにも思えました。
旧東ドイツの惨状を世に知らしめると同時に
人の心の美しさや崇高さは,どんなことをしても
奪い去ることはできないものだなと
人間として生まれたことを感謝したくなるような,そんな嬉しい物語だったように思います。



コメント返信 (テクテク)
2007-10-18 21:35:05
>ななさま
こんばんは
ようこそ、おいで下さいました

この映画では、人間の持つ醜さや残酷さは、
優しさや強さと紙一重なんだという事も
改めて思い知らされました

独裁国家に流されず、
自分の正しいと思った事を貫き通す
ヴィースラーの信念の強さには、
本来の人間のあるべき姿を感じさせられ、
最後のシーンは、私も号泣でしたが、
多分、何度観ても泣いてしまうと思います

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