てくてく

てくてくの覚え書き


ねぐら

2017-01-25 | 日々
ちょっと関わりのある小屋を
片ずけました。

関わりを持つまでは
長らく
わかっている限りでも20年近くに渡って
使われることなく 放置されていました。

家と同じく小屋も使われていない年数が
あまりにも長かったためか
縁あって使い始めた時には
すでに かなり老朽化という状態にありました。

その小屋の中に置いていたものを片ずけていたら
わずかな隙間を通って
ちいさな動物が出入りをしていたらしく
木の実の殻が 数個 転がっていました。

そして傍には 古いぼろきれ。

どうやら
そのわずかな隙間を通って
木の実を運び
時には その古いぼろきれにくるまって
休んでいたようでした。

敵が来ない
敵は知らない
安心な ねぐら。

その想像をしたら・・・
一瞬 心が揺らいだのですが
でも・・・ごめんね
ここは片ずけなくてはならないので と
ちいさな穴の修繕をしました。

でも
それからというもの
あの ねぐらを無くした動物は
どうしているだろうか と
時折 そんなことが気に掛かっているのです。

その姿さえ一度も見たことがないというのに
あのちいさな穴から入り込むときに
一体どうやって木の実まで
運び込んでいたのだろう と。

寒い冬の夜
いまごろ どこに居るのだろう と。

どこか あたらしいねぐらは
見つかったのだろうか と。



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その他
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