鍼灸師 てっかんの奮闘記 ~師曰 愚按曰 問曰~

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痛風患者さんが来院してきました。

2008年08月21日 | 臨床雑話
痛風は尿酸値が高くなって

足の親指などに腫脹と疼痛を起こすものですが

最近では

教科書的な足の親指の付け根付近の発作もあれば

足首・膝・肘

それに肩の方に発作を起こされる方もおられます。

また1箇所ではなく、2箇所(足首と膝)などのパターンや

片方に発作が出た為に健側でかばっていたのが

負担がきて健側まで発作を起こしてしまうパターンなど様々。

尿酸が高くなると発作を起こしますが

私が弟子時代に来院されていた方は

通常値の2倍の尿酸値でしたが発作は起こらず

その代わりに血圧が高いままでした。


はたまた

痛風をお持ちの方が、尿酸値を上げてしまう食事を

長期に続けても発作で無い場合や

正常値の範囲から少しでも高ければ

発作を起こされる方も…。


大きく分ければ

A.尿酸を体内で排出することが出来にくい方と

B.尿酸を多くする食べ物を取っている方が

おられる様に思います。

Bは食事コントロールしていればおさまってくるパターンですが

Aはお薬で尿酸を排出を助けるようにしないといけません。

ただ気をつけておくべき事は

お薬を長期服用の場合に

腎臓に石が溜まってしまうことがあります。

ですので尿アルカリ材と一緒に服用する場合があります。


それに

ただ尿酸が高いからではなく

それ以前にストレスや

季節循環とも大いに関連してきます。

痛風発作を起こす前の段階で

①身体がだるくなる

②やる気がない

③首がやたらと凝る

④ハイテンションになる

などのような共通して現れていることが多いです。

漢法古典では

肝臓を中心に治療を組み立てています。

鍼灸重宝記などには

頭のテッペンの百会(ひゃくえ)と股関節にある環跳(かんちょう)の

ツボが記してあります。

八木先生も以前にお伺いしたところ

やはり肝臓を中心に治療を組み立てるとのご指導をいただきました。

その時は太衝(たいしょう)と合谷(ごうこく)での

足厥陰肝経と手陽明大腸経の剛柔関係の配穴でした。


実際は赤く腫れあがっている場合は

アイシングで冷やし刺絡が効果的ですが

出来なければ痛んでいる場所の末端経絡の井穴に

太目の鍼でチョンと弾入程度の鍼を行なうだけでも

次の日は軽くなっています。

お灸も有効で、今の時期の場合は大いに活躍します。


患者さんは

発作が出たときだけが痛風と思っておられますが

一度なってしまった以上は

発作が出ていないときの方が実は大変重要で

日々の健康管理と

定期的な治療を行なう事が

発作を起こしにくくする身体づくりとなります。


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9月21日(第3日曜日)です。訂正いたします。
10月は第2日曜日になります。

漢法はりきゅう療法科
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