Dishes Are Burning ~燃ゆる皿~

宇宙、そこは最後のフロンティア。UFO時代のときめき飛行、動くなよ、弾が外れるから。

終わりの始まりの終わり

2017-02-01 01:55:29 | 日記
ジョン・ウェットンが亡くなった。

クリス・スクワイア、キース・エマーソン、グレッグ・レイク…。
昨年からプログレの総本山である英国のビッグネームが次々と亡くなっている。
某掲示板では「ジャズ板、『誰々が死んだ』ばっかりやんけ」なんてスレッドが立っているが、
プログレ界にもそうした世代の波が押し寄せてきたという事か。
いずれはユーロにもその波が到達して、トロルス達も鬼籍に入る日が来るのだろうな…。

ジョン・ウェットンといえば、十年以上も前にユーロ・ロック・プレスだかのインタビューで、
いわゆる「スーパーバンド」の再結成に否定的な発言をしていたと記憶している。
「狭いスタジオにビッグなエゴが集結するんだぜ」とか何とか…。
突出した個性の衝突の耐え難い様を一歩引いた視点で見ているようで、個人的には印象深かった。
節操のないバンド遍歴とか、エイジアにおけるポピュラー路線とかで、
今一つ「マニア受けしない人」のイメージがあるが、紛れもない天才だったように思う。


中学に入る頃だったか、田舎でTVの歌謡曲位しか聴く機会のなかった少年にとって、
FMで流れて来たエイジアのDon't Cryはそれはもう格好良くて、そのインパクトは今でも色褪せる事がない。

氏のご冥福をお祈りします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿