山歩きメモ~松本移住編

Life in Kamikochi, Matsumoto and Tokyo

ひとりごと

2017-07-15 | 上高地 2017
部署の異動によって、久しぶりに新人の日々。六日連勤でほどよく疲れてきたところで休日。あまりに服がなかったので、日帰りで松本のアパートに帰るつもりだった。すると偶然下山する同僚がいたので共に松本に下り、想雲堂でカレー、エオンタで軽いお酒を飲むという黄金のコース。ここに山女やも挟めたら最高だったけど胃袋が小さすぎた。

連れがいるといつも自分が頼まないものを注文してくれるのが楽しい。例えばアマレットジンジャー。お酒の欄は普段見ないので、アップルショコラなどという、可愛すぎて発語することを躊躇するカクテルがあることも知らなかった。いつもは座らない席で、いつもは聞こえないカウンターの会話が聞こえてきたり、お店の奥行きや歴史を垣間見られるのも新鮮な気分。

好きなお店に一人で行くときって、だいたい座る席が決まっているものじゃないだろうか。それを変えることは意外と難しい。あるいは私は行動の中に習慣が占める割合が高い人間なのかもしれない。

一時的とは言え、上高地で集団生活をしてみて気がつくのは自分は一人でいることが好きだし、実際ほとんど一人でいる、ということだ。自分にとってはそれが普通。若い人達がキャッキャと戯れているのを見て、ああ、みんな人と一緒にいるのが好きなんだなあ、と思う。

別に他人に興味がないというわけではなく、ただ集団のコミュニケーションに興味がないのだと思う。集団の中では拾われないものが多すぎるし、会話が深まりにくい。それよりは、例えば新聞記事の中にでも、真剣に聴かれることを願っている誰かの声を探したい、と思ってしまう。

このように身近な人々よりは遠くの誰かに耳を傾けようとしてしまうのは、一人でいることに慣れすぎたせいだろうか。孤独というのはケモノ道みたいに歩きやすく、ついついそちらを歩いてしまうけど、山道と同じでたまには別の道を通って、違う景色も見たほうが、疲れずに遠くまで歩けるような気もする。






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