空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

日本語的に「筋がちがう」「筋がよくない」ということで

2017-04-19 18:15:31 | ノート
 正義とはどのようにあるものか?と考えてもらうときのための授業の小ネタ。
 なお結論は「どっちもアウトじゃないか」だが、どのようにどの点でアウトなのか、対象学年に応じて考えてもらうという感じ。



 なお多数の声があれば少数の声を圧殺していいらしいので、国会では自民党が無双して構わないみたいです。野党に時間配分で配慮する必要はないってことになりますな。支持率が安定して10%以下になった民進党には、分相応にちっちゃくなってろ、ということなんでしょう、このchange.orgとかに出してきたってことは。





 小平祭の趣旨はさておき、自治を乱すというという概念のほうが分かりやすいかな。

 別の言葉で言えば「外圧の利用」とでもすればいいかな。

 学園祭で何をどうするか、というのは、まずは学園祭実行委員の裁量だ。当然、学園祭も我々の社会の内部にあるからには、公序良俗に反することは許されない。その規制の枠組みは、学園祭実行委員も属する市民社会のお約束…法律とか道徳とか…である。

 市民社会は、自律・自立するべきものなのだ。
 何がよく、何が悪いか、自律的に判断すべきものなのだ。自分がその一員である、市民社会の諸規則(すっげたくさんある)を参照しながら。

 でまあ、ここに、微妙に当事者ではあるその大学の院生さんが、外部のなんかの組織に訴え出て、「市民の声」ってやつを―そのサイトをしってる人しか来ない、社会調査として機能するかかなーり怪しい、というかあからさまに社会運動用のサイトをつかって”偽装”する。

 そう、change.orgは社会運動をもりあげるツールなのだろう。そこにわざわざ、話を持ち込むのは、「筋が違うだろう」と。
 ―もちろん、人種差別主義だとか、どーも当該の人物のアレ具合もたいしたものではあるが、だからといって即座に社会運動の対象とすべきであるか、といったら、そこまでの大物かあ? 疑念の余地は大いにあろう。

 ああそうだな、日本語的に「筋がちがう」「筋がよくない」ということで、この話の正義っぷりが判定できるだろう。

 コトはゲンロンのお話なので、立派な院生様は、クズ文化人がクズ発言をしにきたなあ、と思ったら、正面から論破してあげれば宜しい。

 そうせず、外部機関に話をリークし、そっちで「お友達」を集めて、その集まった数を根拠に「物知らぬガキども」にお有難いお教えをたれてくださる…というのは、そーゆーのは「大人気ない」といわれるだろう。

 ゲンロンのお話なのに、ゲンロンで勝負せず、外部の「お友達」の数を頼むのは、これも「筋がわるい」といわれるだろう。

 まあ、このchange.orgに投稿したというあたりからは、こんなふうに「かっこわるい」と見えそうだ。

 もちろん、この院生氏はいっぱしの言論人のようなので、当然、このchange.orgの投稿は闘争のほんの僅かな一手段にちがいない(はずである)。もっと他の、素敵な言論的な闘争方法を多数用意しているはずだし、展開しているはずである。もちろん、適切な文化人や、商業的に成功しそうな別の選択肢たる文化人などを提案するということもしているはずでなければならない。そうでないなら、「なんか気に食わないから文句つけた。文句付けられたくなかったら、何がいいのか十二分に忖度しろ。できないならお前が悪い」というすげえ文句付けになるわけでもあろう。

 なお問題の論者氏のアウト発言のひとつはここに紹介があり:
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