空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

話題の二人の人物の対比

2017-07-14 21:55:03 | Weblog


 実際そのとおりと言いたい私。基本、どうでもいいじゃん、そんなん。政治家の仕事は”国の舵取り”であって、就職率をあげたり、給料アップを進めたり、一般人民ができるだけ満足に生活できるようにしてくれれば、まあまずそれでいいのだ。

 …だから中国で、偉大な人権活動家が英雄的闘争を戦いきっても、一般人民は基本、問題なく生きていられる。

 そんなわけで、別に「私が多様性の権化なのであります!」と叫んでもらっても、別に私の給料は上がらないし、そこらのマイノリティの自由が拡大しそうでもない。むしろマイナスになりそうだ:





 ―蓮舫議員は、自らの人権を守ることで彼女の主張を述べる。
 劉暁波は、その人生を以て全人民の自由を主張する。

 蓮舫議員は己の秘密―個人情報をなるべく表に出さないように工夫する。
 ところで中国政府は、なるべく劉暁波の遺骨を外に出さないように工夫するのだとか:



 そうまでして隠すべき何ものかであるのは確かなのだろう。
 だが、いかにも器の大小をうかがわせるような何ものかである。

 おそらく、表に出してしまったほうが話は楽―というのは、リベラル的に納得してもらえるのではないだろうか。

 蓮舫議員の戸籍情報を公開すれば、まあ差別主義者がいろいろ言い立てるだろう。しかし彼らは、その行動によって社会的非難を受けるだろう。国籍で差別するだのというのは、悪いことだと、いまではだいぶ行き届いているだろうからだ―先人の苦闘によって(まあ、公職選挙法に引っかかるだのあったら、それはそれでペナルティ受けてもらうことになるが)。

 劉暁波氏の遺骨については、死人を身内に引き渡して葬儀やらせてやるというのは、なんというか主義主張を超えた人道的措置であるわけであり(あの北朝鮮であっても、昏睡状態の若者を米国に引き渡し、家族と最後の時を…という配慮はできた)、そうしておけば人道的非難をうけずに済むであろう、と。

 ―そうできないあたりが器の差なり、深謀遠慮なのだろう。中国政府については、恐らく、遺骨を引き渡さないことで劉暁波氏の神格化を阻止し、民主化運動を抑制するつもりなのだろう。少なくとも、遺骨を返してもらえるよう運動する一派とかできるだろうし、そういう運動をする人々を監視したり、そういう運動でエネルギーを使わせたり…という計算くらいはしているだろう。

 蓮舫議員については、どうだろう。なんか、単にダメージコントロールに失敗し続けるような気がするんだが。
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