空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

間違いのパターンとしては「誤った類推」といったところか

2012-08-24 06:52:49 | Weblog
AFPbb 老婦人が教会のキリスト絵を修復したら…まるでサルに 2012年08月23日

スペインの老婦人が教会の柱に描かれていた19世紀のイエス・キリストの絵画を善意で「修復」したところ、全く異なる絵になってしまうという災難があった。南東部ボルハ(Borja)の教会にあるこの絵は、スペイン人画家エリアス・ガルシア・マルティネス(Elias Garcia Martinez)が1910年に描いた「Ecce Homo(この人を見よ)」。特に名画とはみなされていないが、マルティネスは教会の柱に直接絵筆を走らせ、十字架にかけられる際にいばらの冠をかぶって悲しげに天を見上げるキリストの姿を2時間で描きあげたという

 絵自体は,歴史のひとこまを思い起こす縁といったところか。
 突っ込みどころは,1910年は20世紀に属するということであろうか。2chのhttp://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1345698536/の150に突っ込みがあったが。

 基本,19世紀に活動した画家さんであるという,本記事にあったと思われる情報を無批判に他の個所に適用した結果の悲劇。間違いのパターンとしては「誤った類推」といったところか。

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