法務大臣の答弁を見ていて思い出した。官邸方面に「初入閣の人たち、大丈夫すか?」と質問したら「長期政権では、いろんな人にポストを回さにゃいかん」「今頃、初入閣するんだから何かしらやばいに決まってるやろ」「これでもマシな方から選ばれてるんや」という答えが返って来て黙って頷いた記憶。
— Noriaki Yoshikawa (@yoshikawanori) 2017年1月30日
せやなと思った人は競争的な政治になって既存政党が血眼で人材発掘してるなか政治塾だかなんだかに行かないと候補者になれないのがどういうタイプの方々なのかについて考えてみても楽しいかと思います。
— Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2017年1月30日
「僕のところにまだ来ていない。だからこれは、まだ「血眼」じゃないんだな!」という軽口は許されるだろうか。「この公募が出来レースかどうか、どう見分ければいいだろう?」「簡単だ。僕を採用すればガチ公募、落とされるなら出来レースだ」の変奏曲。
ただまあ、あの「政治塾」って、なんとか人材を発見しようとする真剣な努力のひとつである一方、政治資金の調達のいち手法のようにも思うなあ。いやまあ、一応授業料を支払うとはいえ、場所代だので消えて行き、黒字なんて思うほど出ないにしてもだ。よし赤字になるにせよ、完全持ち出しにはならない。
「赤字なら損じゃないか」というなら、講師謝礼という便利な手法もある。カネをまわして、人脈も作れる・強化できる。すると受講者としては、外部講師の話を聞いたついでに自分を売り込めるようでないといけない、ということになるだろうか。まあそれこそ、政治家になろうというなら、そのくらいのガッツや器量は必要とされるだろう。
さて。
みずほ塾を始めます。ぜひ応募をしてください。 pic.twitter.com/PqrR8rOQxk
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) 2017年2月6日
全8回で1万円(前納)。講師は7名。場所代は結構掛かるだろうが、第一回の公開講座(資料代1000円)に見込む人数でトントンくらいは見込むだろうか。つうか、2/6に広報出して2/10必着って、やる気あんのか、という気はする。
いや、それはtwitterであって、blogでは…「「みずほ塾 未来を作る女道場」入塾希望者募集 2017.2.1」って、広報期間10日で必着って、きっつくないですか。それ、幸福の科学さんの大学(希望)教員公募よりマシ程度じゃないですか(8/9発で8/20までとかってやつ:「たぶんある意味純粋公募」2014-08-15)。…お盆をはさんでいるわけでもないし、みずほ先生のほうがまだいいかなあ。