空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

モガディシュのテロ事件でシリア人が犠牲に

2017-06-18 19:41:18 | ソマリア関連
BBC Somalia: Suicide car bomber targets Mogadishu restaurant 15 Jun 2017

 レストランに対する自爆爆弾と銃撃とによる攻撃、二件。まあその、過激派によるラマダン攻勢の一環であるわけで、特段メモする意味は薄いのではあろうが―「A Syrian chef at the Pizza House restaurant, a modern venue popular with young Somalis, was among the victims」なんてのは非常に思うところがある。

 シリアから逃げて出てきて、まだしも安全とみたモガディシュで人気店のシェフにまでのし上がって、それでも爆弾・銃撃で犠牲になる。

 きっと、『腕のいいピザ屋がいたんだが』と記憶に残るのではあろう。だが、そうした記憶に残らないでも、母国でなんてことないただの人として生きることができたら、それは大いに幸せだったのではないだろうか。

 世界の混沌を煮詰めて放置したような、ソマリアはここしばらく、そんな土地だった。だがいまや、シリアはかつてのソマリアを上回る大失敗状態で、シリア避難民がモガディシュで店を開き―そしてまた、そこで不幸に出会うという、複雑にこんがらがった不幸が起きる土地となった。

 ソマリアにとっては、まだしも安全な地になったということでまだしも良いことなんだろう。しかし―と、どうも納得しがたいものがある。
『政治』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 見ていた記事メモ(2017-06-18) | トップ | 「抑圧」「弾圧」とかぎかっ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL