空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Otto Warmbier事件メモ(2)

2017-06-18 15:28:24 | Newsメモ
Otto Warmbier事件メモ」のつづき。BBCの記事の冒頭に引用されている写真をみただけで、おなか一杯みたいな気にはなる。本国にいるノリでうぇーいって感じでやったら、それが国家反逆罪扱いにされたってわけだなーと言う風に見える。

 その程度の、ふつーの並のチョイワル大学生程度で、15年の懲役くらって昏睡状態で送還されるほどの悪事は働いてないよなあという、そーいう話だろうなあ、と思える―という印象操作ではあろうが、まあ落ちは間違ってないように思う。読む前から。

BBC Otto Warmbier: How did North Korea holiday end in jail, and a coma? 17 Jun 2017

 彼のひととなりについて、「Otto attended the best high school in the state, and was prom and homecoming king」。

 …あー…北朝鮮とは折り合いが悪そうなタイプだなー…というのは、偏見だろうか。ともあれ、勉学は優秀、スポーツ優秀、指導的な学生で家庭にも恵まれて…『ああ、こういう人になれてたらなあ』とひとに思われるような、そんなタイプである。

 残念なことに

The night Otto is said to have tried to take the sign from within a staff-only area of the 1,000-room Yanggakdo International Hotel was New Year's Eve 2015, the second night of the tour.

 ひょうきんな、洒落の分かる、快活な彼は、世界の悪意にひとより鈍感だった―という評価になるのだろう。専制的な・抑圧的な体制のもと、staff-only areaに入ることが、現地でどれほどの罪であるか、想像の翼のはためきが、いささか足りなかったということになるのだろう。

 自由な国家でなら「ちょっとしたいたずら」といえそうなものが、どのように反人民的・反国家的な行為とみなされるか、ということに。

 パスポート・コントロールでOttoだけ脇にどけられて、同室の友人は―「"I made an ironic comment. I actually said 'Well we won't be seeing you again'. He sort of laughed at me and that was the last we saw of him」とまあ、冗談口レベルでなら、危険の可能性を認知してはいた、わけ。

 …まあ、日常的には、それはまあまだマシなもので、見逃されるものだったのかもしれないが:

"They made the decision to take an American. It was just his time, he was in the wrong place at the wrong time."

 ―折悪しく、関係悪化の頃であり、先方さんとしてもメリケン人を捕まえてみようという時期だったんじゃないか、というコメントである。
 …まあ、この判断もそう外れていないんだろうなあ…とは思える…。

 なお

 こういうのを見ると、やや勘違いしたまま旅行行っちゃうひとも出るかなあとか。
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