空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

研究業界関係メモ

2016-10-14 00:07:15 | Weblog


 それで「平等」をできるだけ推し進めようとしたのだろうが、現実には―



 …女の子に対する教育投資は、特にやや成績の低い・親の収入レベルが低いあたりできっつくなる。根拠となるデータは省略。必要ならCiniiですぐでるだろう。

 でまあ、

大阪電気通信大学 公募推薦入学試験【A・B日程】

女子に対する優遇制度
女子に対し、全学部において、一定の点数を加算して判定します。


 こういうのも、ある種の是正措置として許容されるであろう。国立じゃないし、裁量の範囲内だろう。




 だって実用よりの研究をしていることになっている人のかなりの部分が研究してないもん、うちだと。「役にたつ分野をやっている、それで教育している」というあたりで自己正当化が終わって、「役に立たない分野の人間」を軽視し、侮蔑するんだもん。そりゃこっちとしては、「そーゆー非生産的な人から、基礎研究費を剥奪したほうがいいんじゃないですか? だって役立たずにはカネ、必要ないんでしょ?」みたいな感想を持ちますよ。

 ―もちろん、研究を進めているひとにとっては、僕は有用な人なわけで。双方win-winでいけますが。

 いやもう、「紀要論文なんて(憫笑)」なんて言ってないで、紀要論文くらい書いたらどうなんですかね、と思うんだけど。

 ああ、あと、自分の学科の若い人を教育したり、引き上げたりするのも大事よ。共著って文化があるでしょう? 共著でも、1報は1報だから。なだめすかしたりして、作業させて、共著者にいれてあげて、新しい展開への道筋をつけてあげなさいよ。若造たちは、自分が何をすればいいのか、何ができるのか、わからないんだから(いやまあ、30半ば過ぎても若造か、という問題はあるが)。

 …それまでも、私がしてあげないといけないわけ? とか思ったりもするんですよねえ。

 生産性がないもの、例えば文学研究とか生産性がないよね、と言って文学研究から資金をかっぱぐのは、まあ、財政危機の状況だったらまあ、「みんな」のために許容せざるをえないかもしれない。でも、だったら、同様に生産性のない(自称)研究者からも資金をかっぱぐべきだよね?というのは、科学技術に対する反逆行為なんだろうか。
 …あの、論文業績の生産性は『役立たず文系』の僕の10分の一とか、検出限界以下とかだったりしませんか?とか、外部予算受領の額や件数は(以下略)とかいうのは、理工学に対する侮辱行為なんだろうか?



 自分の研究費くらい、自分で稼いできてよねーと年長者に思う私。

 そういえば私、時折人当たりが悪くなるけど、基本、”目上”の人に対してだな。目上と言うか、年上の人たちに対して。年長者の無能が辛いのだが、まあ別の考え方もあろうなあ。年齢の上下のみで目上目下が決定するわけでもなし。



(わかる)



(わかる)
 なお後ろ向きな若者も居る模様。
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4 コメント

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使えない言い訳 (hilowmix)
2016-10-16 10:56:27
いや…いまさら他の人達でなく「経験や知識を活かす」仕事を担当させてくれるのかね?
Unknown (て)
2016-10-17 21:06:36
稀に、実は本当に有能だった人が埋もれていて、あるとき仕事を任されたところで、水を得た魚のように活躍することがある(私の隣の部屋のおっちゃんが、そう)。

さすがに若造に「長」のつく仕事を任せられず、妥協点で選ばれた感がある人選だったと思うのだけど、大当たりを引いたみたい。

この場合は、わりとみんな幸せっぽいのです。

…あと、その当人が若いか年寄りかはべつとして、その「経験や知識」がどのような制限つきのものか、という問題が。

例えば東○大や○都大や…の大学院で非常に優秀な博士論文を書いた気鋭の博士様であっても、指導教員の能力や研究室所在の機材に依存しきった人であるばあい…

…任地のしょぼい機材と予算をうまく工夫して業績出すことができなくて詰む、みたいな。
人の能力 (hilowmix)
2016-10-22 07:08:09
たぶん「良い環境を活かせる」も能力だし、「環境に依存せず一定の成果を出す」も能力なのでしょう。
とはいえそれをどう見いだすか。
今のところ「やらせてみる」「だめならすぐ変える」ぐらいしかないのでしょうなあ。
Unknown (て)
2016-10-23 20:48:10
>「やらせてみる」「だめならすぐ変える」

これがなかなか難しいんですよねえ…。
だからこそ、任期つきポストを増大させて、ちょっとやらせてみる…ということを試みているんでしょうけど…
…問題は、10~20年前に採用された人々のなかにもある・そっちが顕著だったりもする、のであって。

といってもクビにするわけにはいかず・できず、しかも年長者の場合は人件費がかさむ。

しかし「まあ、後数年だ…」と我慢することは、まあそのお年よりの人柄・能力等によっては可能です。
そこで、若くして採用された新進気鋭の人材だったが、割と早期に不活発になった若手~中堅に目が向くのです…。

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