京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

ちょっとパリまで、ず~っとパリで―渡欧日本人 画家たちの逸品

2014-05-24 06:15:49 | 美術・博物館


泉屋博古京都館で、特別展 『住友グループの企業文化力 ちょっとパリまで、ず~っとパリで 渡欧日本人 画家たちの逸品』が開催されていましたので行ってきました。
この美術館には、毎年春と秋の特別展の2回、足を運んでいます。




展示作品は、明治時代に住友グループの礎を築いた住友家が、長年にわたって、グループ各社で収集した絵画など50点ほどです。

作者は、19世紀末から20世紀前半期にパリに留学し、帰朝後に日本の「洋画」を切り拓き、 またはパリに居続け異邦人画家として活躍した画家たちです。

外光派のラファエル・コラ ンに学んだ黒田清輝や、ルノワールに師事した梅原龍三郎、同僚の安井曾太郎、フォーブの巨匠ブラマンクの 刺激を受けた佐伯祐三、エコール・ド・パリの一員として知られる藤田嗣治(レオナール・フジタ)などです。

これらの作品は、普段、 社長室や重役室に掛けられているそうです。

主な作品

黒田清輝 《花と婦人》1892年

浅井 忠 《グレーの森》 1901年


和田英作 《こだま》 1902年



鹿子木孟郎 《ノルマンディーの浜》 1907年



藤島武二 《黒衣の婦人》 1909年

藤島武二 《幸ある朝》 1908年
斎藤豊作 《秋の色》 1912年

安井曾太郎 《放牧》 1911年



岡 鹿之助 《堀割》 1960年代頃



佐伯祐三 《鯖》 1925年頃
北村四海 《蔭》 1911年

木下孝則《バレリーナ》1950~60年代



などです。


私の好きな美術館中庭の景色です。





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