京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。主夫見習い中。
美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

紅葉開始の修学院離宮(1)

2016-10-31 05:19:49 | 2016紅葉

京都に住んで長いですが、京都御所以外の宮内庁管理の施設は見学できずにいました。
定年退職し時間の余裕ができましたので、やっと桂離宮と仙洞御所の見学を終え、
残すは修学院離宮だけとなりました。
その修学院離宮も見学を終えることができました。

修学院離宮は桂離宮に遅れること30余年、1659年後水尾上皇によって造られた山荘です。
明治18年(1885)宮内庁に返還され、1964年離宮の間の水田畑地を買上げ付属農地として、
景観保持し現在に至っています。

修学院離宮は上・中・下の三つの離宮があり、離宮背後の山、借景の山林、
三つの離宮を結ぶ松並木と田畑で構成されています。
総面積54万5千㎡と広大です。
私は行ったことがないのですが東京デイズニーランド(51万㎡)と同じくらいだそうです。
谷川を堰き止めた人工池を中心とした広大な庭園とその関連建物から構成され、
桂離宮・仙洞御所とならび、王朝文化の美意識の到達点を示すものとなっています。

見学予約時間は10時、着いたのは9時半過ぎです。
既に予約された肩が門の前にいます。



修学院離宮正門



門から見える景色が色づいています。



20分前に門から入り、受付で予約表と身分証明書を提示します。
参観者休所で見学者が揃うまで修学院離宮のビデオを視聴します。



10時ガイドを先頭に見学開始です。
今回の見学者は海外の方を含め50人ほどです。



砂利道を歩いていきます。
コース一周3km、所要時間は1時間20分です。







下離宮寿月観の御幸門
柿葺きの屋根と花菱紋の透かし彫りが施してあります。







御幸門からまた歩きます。
中門が見えてきました。



中門を通ると庭園が見えてきます。
少し色づいていますが、紅葉の見頃は美しいと思います。











寿月観です。
柿葺き入母屋数寄屋風造りになっています。



一の間には後水尾上皇の宸筆「寿月観」の扁額がかかっています。



一の間は十五畳で三畳の上段を設け、一間半の床と琵琶床、飾棚があります。















二の間の夕顔を描いた杉絵



三の間
お供の控え間で、襖絵は泊舟、作者は岡本豊彦。







花菱紋の透かし彫り



見学者



寿月観前の庭園



次へ移動します。



中離宮に向かいます。

大刈り込みの松並木と山がとても美しい。



田んぼの稲刈りは終わり、畑もあります。



東山、北山の山並みが見えます。



中離宮の門







門の上は紅葉しています。



門を通って楽只軒に向かいます。



楽只軒が見えてきました。



桂離宮でも見ましたが、季節外れのツツジです。



楽只軒
光子内親王のための建物で、その後林丘寺になります。
1668年頃の創建です。



一の間は十二畳半で、一間半の飾り棚があります。



互い違い、大小五枚の棚板が霞がたなびいているように見えることから霞棚と呼ばれ、
桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚とともに天下の三棚と称されているそうです。



戸袋には更紗模様、地袋には友禅染、引き手は羽子板の形など女性のお住まいらしい意匠です。




















祇園祭の鉾の絵
作者は狩野敦信です。



鯉の絵
作者は不詳ですが、鯉の絵の網だけは円山応挙と伝えられています。







庭園を通り楽只軒の別の部屋を見学します。







楽只軒の扁額がかかっている部屋







瓦模様



見学者



楽只軒を離れます。







中離宮の門に帰ってきました。



最後は修学院離宮最大の見所中離宮です。
次回に続きます。















ジャンル:
ウェブログ
コメント (6)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 西本願寺献菊展 | トップ | ハロウィン仮装パレード »
最近の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
京都で定年後生活さまへ (葉月)
2016-10-31 07:45:41
おはようございます。
お天気に恵まれ、素晴らしい観覧となった御様子ですね。

明日、京都行き第一段です。
グッと冷え込んで、寒暖差から紅葉も進みそうですね。京都で…さんのお忙しい時期到来!

明日は奈良まで行って、正倉院展を見てこようか、
あるいは前回中途半端だった平等院にしようか考え中です。

一番の悩みはコートをトレンチにするか、レザーにした方がよいのか。
あぁ!
よろしければアドバイスをお願いいたします。
葉月さんへ (京都で定年後生活)
2016-10-31 12:54:37
こんにちは
いよい明日からですね。
明日は天気がいまひとつのようです。
正倉院展は毎年すごく混雑するので有名です。
日本最大級の人気企画ゆえでしょうね。
私は毎年行きたいと思っているのですが、混雑に足が出ずにいます。
明日ならまだ平日なのでまだましのようです。
HPを見ると「正午現在待ち時間30分、館内は大変混雑」になっていました。
おそらく館内は押し出される状態でしょうか。
葉月さんの時間帯がわからないのですが、行かれるとすれば、9時開館前か、思いきってオータムレイト(16:30~)が狙い目だと思います。
平等院は確か昨年訪れていますね。
平日はそんなに混んでいないと思います。
一日時間がとれるのなら、JR奈良線なら朝正倉院→平等院も可能です。
または平等院→正倉院オータムレイトも可能です。
気温は下がってきましたが、明日はまだそんない寒いことはないです。
トレンチコートでも大丈夫と思います。
念のために傘は用意したほうがよいかと。

世の中ハロウィンですね。東京の仮装パレードをテレビで見て、東京はすごいことになっていると驚いています。
ハロウィンには全く馴染みがない世代なので、多少の違和感はありますが、みなさん喜んでいるのはよいことだと思っています。
京都も小さいながらハロウィンパレードがあり、昨日植物園前で遭遇しました。
何枚か撮影しましたので夕方には投稿できると思います。
パンプキンパイ上手にできていますね。
パイの下はカボチャですね。
Unknown (日々好日)
2016-10-31 21:59:41
こんばんは!
美しい画像の修学院離宮拝見しています
修学院離宮には2度見学する機会が有りまして
最初に行った時は広大な庭園と趣のある建造物と
木々の寄せ植えの刈り込みの垣根に魅せられました

楽只軒の霞棚 戸袋 地袋の小襖の意匠などは薄暗くてはっきり見えませんでした
二度目に行った時は楽只軒は修復中で見学出来ませんでした
今日 鮮明な画像で拝見できてありがとうございました

桂離宮 修学院離宮 仙洞御所も案外容易く見学出来るようになったのですね
昔はハガキを出してから数ヶ月経って忘れた頃に
見学許可の通知が届くようなシステムでした

その頃は若かったので足蹴く京都を訪れていました
今は京都・・・・様のブログで京都見物させて頂いています〔笑〕
日々好日さまへ (京都で定年後生活)
2016-11-01 05:39:11
おはようございます。
二回目とはすごいですね。
私もできれば紅葉真っ盛りの頃にもう一度訪れたいです。
ですがその頃は既に予約者で埋まっていそうですが。
楽只軒などの建物のなかはなるべく写真を撮るように心掛けています。
ズームしないとよく見えないのです。
一緒に行った妻はよく見えなかったと言っていました。
50人ほどの見学者で、私はいつもガイドの後ろにいたのでよく撮影できたほうだと思います。
私も遅ればせながら、桂離宮、仙洞御所、修学院離宮と見学できて良かったです。
多くの人に同じ感動を味わってもらいたいです。
ありがとうございます。
京都で定年後生活さま (葉月)
2016-11-01 07:04:15
おはようございます。
詳細なアドバイスをありがとうございます。

<念のため傘は…

雨女ですもの!必ず携帯いたします!
雨女 行く先々で 花咲かせ
今朝も早速傘の花を開きました。ついこの間まで晴れマークしかなかったのに、不思議。

新幹線に乗りましたら、車内誌ひとときの特集が春日大社で、これはもう今日は奈良だなと心を決めました。
疲れなかったら平等院も寄ってみます。

京都のハロウィンパレードは可愛らしいですね。渋谷は暴徒化しないかとヒヤヒヤします。
葉月さんへ (京都で定年後生活)
2016-11-01 07:31:29
おはようございます。
京都も早朝雨が降っていましたが、もう上がりました。奈良は9時過ぎまで小雨が残るようですが、以降はお天気も回復するようです。
なんとか雨女返上できそうです。
春日大社もいいですね。
疲れが残らない範囲で楽しんでくださいね。
東京のハロウィンパレードすごいですね。
京都はおとなしいものです。
同じ関西でも大阪は別世界です。毎年道頓堀に飛び込んむ人が後を絶たないようです。

第二週は紅葉の見頃もでてきそうです。
行きたいところまた教えてくださいね。

コメントを投稿

2016紅葉」カテゴリの最新記事