地蔵盆も終わりました。
京都の洋館めぐりを再開です。七回目になります。
聖ヨゼフ修道院 門の家(1920,大正9年)
元々は旧財閥住友家衣笠別邸で、その後修道院や学校に使用されます。
戦後建物は取り壊され、この門と門衛所だけが残りました。
設計は多久仁輔、登録文化財になっています。
北区北野東紅梅町
紫明会館(1932,昭和7年)
旧京都師範学校(現京都教育大学)同窓会館です。
現在は高齢者施設、デイサービスなどが入っています。
北区小山、堀川通り紫明東入ル
カトリック高野教会(1940,昭和15年)
教会創立1938年、聖堂は1940年です。
北大路通り高野橋西詰
駒井家住宅(1927,昭和2年)
当時アメリカで流行していたスパニッシュ様式、設計はヴォーリズ建築事務所
駒井卓、静江記念館として保存されています。
左京区北白川伊織町
進々堂京大北門前(1930,昭和5年)
京都大学の向かいにあり、今も昔も京大生に愛された、京都の老舗喫茶店です。
設計は続木斎、木造造りです。
左京区北白川追分町
旧京都帝国大学YMCA会館(1913,大正2年)
左京区東大路通り東一条西入ル
設計はヴォーリズです。
京都府立医科大学基督教青年会橘井寮及び主事宅(1913,大正2年)
設計はヴォーリズ、YMCA会館に西隣です。
関西日仏学館(1936,昭和11年)
設計は R・メストラル、木子七郎
左京区東大路通り東一条上ル
今回でお届けした京都の洋館は59棟です。
まだまだありますので、順次お届けします。
京都は拝観寺院は多いのですが、京都の洋館の多くは一般公開されていません。
明治以降の近代遺産として、広く観光客にも公開してほしい思わずにいられません。
私の洋館めぐり、100棟以上を目標にお届けするつもりです。
http://www.engeki.org/001play/
凄い洋館建ての数
それにしても何でも詳しい京都様に驚いています
私達は神社・仏閣にとらわれてこのような建造物に
思いもかけませんでした
沢山目新しいことを知ることが出来てとても
うれしいです
朝夕、少し涼しくなり撮影も楽になりましたでしょうか…
弟からこのように京都の建物や仏閣、などの話を
聞いたことがありません?
風流がなかったのかとも思っております
京都様の文化保存に対する情熱は凄いですね
素晴しい~~~
進々堂と関西日仏学館は懐かしく拝見しました。京都は洋館が多いですね。昔居た下宿の近所では、京都大学人文科学研究所(?)も印象に残っています。
思うことがあってブログを始めました。京都様のような決まったコンテンツがないので、いつまで続くかわかりませんが。
確かに栗原邸(鶴巻邸 )は1929竣工、設計は京都市資料館を設計した本野精吾です。
国の登録有形文化財に指定されている貴重な洋館ですね。
この中で舞台公演とは面白い企画です。
情報ありがとうございます。
山科まで少し遠いですが、足を運びたいですね。
ありがとうございます。
洋館があちこちにあるのは知っていましたが、あらためて今回洋館めぐりして、思っていた以上に残っておりました。
もうしばらく続きますので御覧いただけたらありがたいです。
京大人文学研究所は明日投稿いたします。
スパニッシュ風の素晴らしい洋館でした。
中に入れたらもっと嬉しかったのですが、仕方ありません。外から撮影しました。
九州さまもブログはじめられましたか。
ぜひ、ブログ名教えていただきたいと思います。
京都の洋館シリーズは2015年ですが、非常に楽しい撮影になりました。
とはいえ、建物はかなりの年数を経ていますので、解体されたり、改修して面影がなくなった建築物も年々出てきます。
思いついたうちに可能なかぎり記録しておこうと思ってまわりました。
進々堂はいまも変わらず百万遍に馴染んでいますね。
京大楽友会館も撮影しました。
入口のアーチが特徴の建築物ですね。
ありがとうございます。