AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価2(総選挙分析ライター)

2015-05-05 20:00:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価2(総選挙分析ライター)


前回はある雑誌に載っていた”タレントパワーランキング”という特集から女性アイドル(個人)部門での評価についてAKB48Gメンバーが数多くランクインしており、選抜選挙上位のベテランメンバーの「認知度(名前も顔も知っている)」が高いことを述べた。
指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価1 150503

今回はその雑誌に掲載されていた「認知度」(0~100%)と「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」(30~80%)を表した全タレントの得点分布図から女性アイドル(個人)部門TOP30にランクインしなかったAKB48GメンバーやAKBの卒業メンバーについて筆者なりに読み取ったところを述べていく。

<AKB48Gメンバーの認知度、関心度、その積>
氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計
高橋みなみ ・ 78 ・ 54 ・ 4212
指原莉乃・ ・ 77 ・ 51 ・ 3927
小嶋陽菜・ ・ 64 ・ 58 ・ 3712
柏木由紀・ ・ 69 ・ 52 ・ 3588
渡辺麻友・ ・ 69 ・ 50 ・ 3450
島崎遥香・ ・ 48 ・ 59 ・ 2832
峯岸みなみ ・ 68 ・ 41 ・ 2788
川栄李奈・ ・ 48 ・ 57 ・ 2736
松井玲奈・ ・ 44 ・ 56 ・ 2464
山本彩・・ ・ 35 ・ 66 ・ 2310
横山由依・ ・ 43 ・ 53 ・ 2279
生駒里奈・ ・ 36 ・ 60 ・ 2160
松井珠理奈 ・ 38 ・ 54 ・ 2052
入山杏奈・ ・ 31 ・ 58 ・ 1798
北原里英・ ・ 29 ・ 49 ・ 1421
兒玉遥・・ ・ 18 ・ 70 ・ 1260
小嶋真子・ ・ 18 ・ 66 ・ 1188
渡辺美優紀 ・ 22 ・ 53 ・ 1166
宮脇咲良・ ・ 16 ・ 66 ・ 1056

須田亜香里 ・ 17 ・ 59 ・ 1003
加藤玲奈・ ・ 14 ・ 65 ・ 910
岩佐美咲・ ・ 13 ・ 54 ・ 702
古畑奈和・ ・ 09 ・ 74 ・ 666
田島芽瑠・ ・ 09 ・ 70 ・ 630
柴田阿弥・ ・ 10 ・ 59 ・ 590
高柳明音・ ・ 08 ・ 71 ・ 568
内山奈月・ ・ 05 ・ 63 ・ 315
(注)筆者が分布図を目測で読み取って作成。アバウトなデータである。


TOP30にランクインしなかったAKB48Gメンバーで分布図に記載されていたのは須田亜香里(SKE)、加藤玲奈(AKB)、岩佐美咲(AKB)、古畑奈和(SKE)、田島芽瑠(HKT)、柴田阿弥(SKE)、高柳明音(SKE)、内山奈月(AKB)の8人である。

岩佐を除く7人については、関心度合いは高いのだが認知度が2割以下と低いためTOP30に入ることができなかったようだ。若いメンバーや支店のメンバーが東京圏で認知度を上げることが容易でないことが見て取れる。

この表を見て総じて言えることはAKB48Gの有力若手メンバーに対する関心度合いは高いのだが、認知度は低い。AKB48Gは人数が多いので個々のメンバーの認知度を上げるには運営からの強力な推しが必要であることに加えて、相当の時間を要する。認知度が上がってくるころには年齢も上がってくるのでアイドルとしての旬な時期が過ぎて逆に世間の関心度が下がってくる。どうもこんな不効率な構造になっているような気がする。

そんな中で小嶋陽菜はAKB48の1期生で年齢がAKB48G中最年長であるにもかかわらず「関心度」が58と比較的高いのは稀有な例である。これは小嶋陽がAKB48Gの中で抜群の美貌・容姿の持主であることが世間一般の関心を引いているのかもしれない。(美しいものに対する憧れである)

一方、AKB48においてはランクインしている若手メンバーが少なく、その少ないメンバーの中でせっかくランクが上がって来た川栄李奈、入山杏奈は昨年の握手会襲撃事件の影響で川栄は卒業、入山は総選挙辞退の決断をしたのは痛い。この2人の後に続くAKB48若手メンバーの育成は大変である。(小嶋真子、加藤玲奈が若手の最有力候補だがスコアはまだ低い)

他に目を転じると、運営が早くから将来のセンター候補として強力に推してきたSKEの松井珠理奈の認知度は38と低く、また、年齢が若い割には関心度も54とそれほど高くはない。今までの投資が成果として表れてきていないという厳しい現実があるようだ。

兒玉遥、宮脇咲良など支店の有力若手メンバーは「認知度」が低いためどうしてもその「認知度」を上げるために東京での活動を増やす必要がある。そのためにAKB48との兼務は避けられないが、そうすると地元(博多)での活動は手薄にならざるを得ない。また、このことがAKB48の若手メンバーの育成に対してマイナスの影響を及ぼす可能性があり、痛し痒しの状況だ。

AKB48GメンバーにとってはAKBGの中で目立って世間一般における「認知度」を早期に上げつつ、「関心度」を維持し逆に上げていくことが大きな課題と言えそうだ。


<AKB48G卒業メンバーの認知度、関心度、その積>
氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計
大島優子・ ・ 79 ・ 59 ・ 4661
篠田麻里子 ・ 70 ・ 51 ・ 3570
前田敦子・ ・ 83 ・ 42 ・ 3486
板野友美・ ・ 81 ・ 43 ・ 3483
秋元才加・ ・ 53 ・ 50 ・ 2650
山田菜々・ ・ 13 ・ 64 ・ 832
(注)筆者が分布図を目測で読み取って作成。アバウトなデータである。

<参考:AKB48G現役メンバーTOP5の認知度、関心度、その積>
氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計
高橋みなみ ・ 78 ・ 54 ・ 4212
指原莉乃・ ・ 77 ・ 51 ・ 3927
小嶋陽菜・ ・ 64 ・ 58 ・ 3712
柏木由紀・ ・ 69 ・ 52 ・ 3588
渡辺麻友・ ・ 69 ・ 50 ・ 3450


AKB48Gの卒業メンバーについては大島優子、篠田麻里子、前田敦子、板野友美、秋元才加、山田菜々の6名が分布図に載っていた。この6名の「認知度(名前も顔も知っている)」、「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」は、特に”神7”と呼ばれた大島、篠田、前田敦、板野の4人の「認知度」が7割以上と高い。一方で「関心度」は山田、大島を除いて42~51と高くはない。

特筆すべきはAKB48の”絶対的エース”だった前田敦子の「関心度」が42とかなり低くなっていることだ。これは現役のAKB48Gメンバーにとって決してうれしいことではない。AKB48Gを離れると世間からの関心が急速に落ちてしまっては将来AKBGを卒業した後の見通しが立ちにくくなってしまう。

昨年6月に卒業した大島優子(4661)は「認知度」が79と高いことに加えて、「関心度」も59と比較的高いことは救いである。現時点では大島が現役AKBGメンバーも含めた中でトップのタレント力を持っているようだ。卒業後も人気を維持していてさすが大島優子と言える。

ところがこの大島でさえも女優TOP30にはランクインしていないのである。女優TOP30の30位は上野樹里で彼女の「認知度」は71、「関心度」は70、その積は5006なので大島よりも上である。(なお、トップは綾瀬はるか「認知度」91、「関心度」84、その積は7664と果てしなく高い)

ゴールデンウイークなので普段よりも時間がある。そこでちょっと大変だったが分布図に記載されていた女優、歌手・ミュージシャン、お笑いタレント、スポーツ選手・タレントなどの全女性タレントの上位200名の「認知度」、「関心度」を目測でエクセルにインプットしてみた。細かい端数はわからないから多少アバウトだが卒業生を含むAKBメンバーのタレント順位が全女性タレントの中でどの辺に位置するのかある程度把握することができた。

氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計
大島優子・ ・ 79 ・ 59 ・ 4661
高橋みなみ ・ 78 ・ 54 ・ 4212
指原莉乃・ ・ 77 ・ 51 ・ 3927
小嶋陽菜・ ・ 64 ・ 58 ・ 3712
篠田麻里子 ・ 70 ・ 51 ・ 3570
柏木由紀・ ・ 69 ・ 52 ・ 3588
前田敦子・ ・ 83 ・ 42 ・ 3486
板野友美・ ・ 81 ・ 43 ・ 3483
渡辺麻友・ ・ 69 ・ 50 ・ 3450
(注)筆者が分布図を目測で読み取って作成。アバウトなデータである。

筆者の計算ではAKB関係者の中でトップの大島は全女性タレントの中で70~80位、高橋は110~120位、指原は140~150位、小嶋陽は170~180位、篠田と柏木は180~190位、前田敦、板野、渡辺麻は190~200位といったところだった。(あくまで筆者の計算によることをおことわりしておく)

AKB関係者の中でトップの大島でも女性タレントの中ではトップ50のランクには入っていない。AKB48Gでトップの座に立ったものは過去前田敦子、大島優子、指原莉乃、渡辺麻友の4人しかおらず、それこそAKB48G内の競争は熾烈極まりないが、その競争を勝ち抜いたAKB48Gのエースでさえも、一度(ひとたび)世間に出るとその評価(ランキング)は際立って高いとは言えない。これがタレント業界での評価の実態。厳しい世界である。

ランクがあまり高くない要因を探ってみると上記メンバーの「認知度(名前も顔も知っている)」はそこそこ高いのだが、見たい・聴きたい・知りたいという「関心度」のスコアが伸びていないことにある。上位ランキングに入るには世間からの「関心度」がもっと高くなる必要がある(例えば大島がトップ50入りするには「関心度」のスコアが64以上、トップ30入りには68以上が最低必要となる)。

”個”のタレントとしての魅力を増して世間の「関心」をどうやって高めていくかが”タレント”として生き残っていく際の大きな課題と言えそうである。


以上

指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価3 150506

「指原莉乃のすべての関連記事」
「AKB48グループメンバー記事一覧」
「AKB48選抜総選挙分析他分析記事一覧」
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『前田敦子の映画手帖』を読... | トップ | 指原莉乃を含むAKB48Gメンバ... »
最新の画像もっと見る

分析系 メンバー」カテゴリの最新記事