Empire 580LT Cartridge Sold-out

Empire製には他社からのOEMのものが沢山ありますが、この５８０LTは
US製なんですかね。
このシリーズのトップモデルも有ったのですが、針ノブと本体が瞬間接着剤
で取り付けられていました。この事に気付いて売主に連絡したら全額返金して
くれました。購入してから１年経っていました。
このシリーズは今でも売られています。
IM型ですが旨くゴムで音を無難にまとめてあります。
少し高域が華やいだ感じは有ります。

Technics P28 Cartridge

以前紹介したＰ３２８とたぶん同じものの様です。
Ｐ３２８はカナダから購入しましたが、このＰ２８はドイツから購入しました。
国別に同じものでも型番を分けて売るのには何かの理由があったのでしょうが
想像出来ません。
P28はケースに入っていて外装も気を付けていましたがP328は厚紙印刷に
透明プラスチックカバーを被せたもので非常に安物のイメージです。
P28には保証書も付いていましたが、取説は紛失した様です。
音はTechnics　Soundですが高域は適度な伸びやかさで聴きやすいです。
ヨーロッパではこんな感じの音が好まれていたのかもしれません。

Excel Sound ES-P800C Cartridge

T4Pを過去に製造したメーカー製のものは、すべて入手したと思っていました。
つい先日、見つけて購入したのがExcel　SoundのT4Pです。
Excel　Soundのホームページを見ると昭和４５年に海外向けにカートリッジを販売したと記載されています。昭和４８年から国内OEM開始と記載されています。
このカートリッジは中古で購入したので仕様は一切判りません。
T4P端子は金メッキされていますが、針は、丸針で普及価格帯の製品の様です。
御決まりのIM型で、ゴムの音？を想像していましたが見かけによらずあまりにも
まとも過ぎる音にびっくりしました。このカートリッジに交換する前に
Technics　P28を聴いていたのでこれとの比較で、まともだと感じたのです。
設計上、帯域を欲張らず、旨くまとめた為に癖の無いバランスの良い音を
聞かせてくれたのかもしれません。それとも暑いのでゴムがうまい具合に柔らかく
なったのでよくなったかは定かではありません。

Shure M97LT Cartridge

SLシリーズとの相性は最高です。
V15と比較して、こちらの方が馬力感をなんとなくより強く感じます。
非常にオーソドックスな設計でカートリッジは、こう作って下さい
と思わず言いたくなる製品です。

Specifications
Frequency response:20 to 20kHz
Output voltage:4mV per channel
Replacement stylus:N97LT with hyperelliptical nude diamond tip,
Red grip

Technics P530 Cartridge

型番からＥＰＳ－３０ＥＳと同等と思います。
癖がなく、すべて平均点以上です。SLシリーズとの相性は非常に優秀です。
若干おとなしい感じもします。
輸出仕様の為か、Technics　Soundは控えめに出来てるみたいです。
型番はどのようにして決定されたのか興味がわいてきます。

Specifications
Frequency response:10Hz～45kHz
20Hz～10kHz±１ｄB
Output voltage:2.5mV at 1kHz
Replacement stylus:EPS-530ES