チームかまいし通信

在宅医療連携拠点チームかまいしのブログ

釜石市認知症初期集中支援チームが設置されました!

2017-05-24 | ブログ

皆さんこんにちは。初夏らしく過ごしやすい日が続く釜石です。

「過ごしやすい」とはいえ、今週は30度まで気温が上がることもありました。
また、釜石などの県沿岸部は過ごしやすいけど、内陸部に移動すると暑い…ということもしばしば。

夏は冷たい海風の「やませ」が吹く三陸海岸を擁する沿岸部と、北上高地&奥羽山脈に挟まれた内陸部では、同じ県内でもだいぶ気候が違います。
岩手に遊びに来る際は、そういう部分に気をつけてみると楽しいかもしれません

さて、先週19日金曜日は、はまと神経内科クリニックへ足を運びました

厚生労働省は、新オレンジプランに基づく認知症施策のひとつとして、平成30年4月にはすべての市町村が認知症初期集中支援チームを設置することを求めていますが、釜石市では今年4月に認知症初期集中支援チームを設置しました。

そして19日、チームの中で「認知症サポート医」をつとめていただく濱登医師に委嘱状が手渡されました。


千葉保健福祉部長(右)から委嘱状を受け取る濱登先生(左)

その後はさっそく今後のことをチームで打ち合わせ。

チラシのデザインや活動方針が話し合われる中、濱登先生からは「初期集中とうたってはいるが、認知症のことなら何でも聞く『よろず相談』の役割を果たしたい。」という力強い言葉が発せられました。
「釜石市認知症初期集中支援チーム」のこれからに期待です


チーム員が勢ぞろい

なお、この委嘱状交付の様子については、6月発行予定の地域連携だよりFace to Faceで取り上げる予定ですので、そちらもよろしくお願いします


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釜石医師会学術講演会に参加しました

2017-05-15 | ブログ

皆さんこんにちは。雨が続いて湿気寒い釜石です
普段だったら厭わしく思いがちな連日の雨ですが、5月8日に発生した尾崎白浜・佐須地区の林野火災が落ち着くと思うと、恵みの雨に他なりません。

今回の火災で、災害はいついかなる時にでも発生するのだ、とあらためて思い知らされました。
「有事の際には、平時にしていることしかできない」とは講演会等でよく耳にする言葉ですが、日頃からの連携をますます大切にしていこうと気持ちを新たにしました。

さて、先週11日の木曜日は、ホテルサンルート釜石を会場に、「平成29年度 第2回釜石医師会学術講演会」が開催されました。

今回の講演会は、認知症に関すること、中でも認知症初期集中支援チームに焦点が当てられた内容となっていました。
(認知症初期集中支援チームに関する厚生労働省の資料はこちら ←クリックでPDFが開きます)

内容は、基調講演と特別講演からなり、はじめに基調講演「日々の保健活動が医療機関受診につながった認知症のケース」が行われました。

 

講師ははまと神経内科クリニックの濱登院長が、座長を大槌おおのクリニックの大野院長が務めました。

濱登先生の講演では、5つの認知症の事例を紹介し、認知症はさまざまな社会的問題をひきおこしてしまう病気であり、医療従事者だけではそれらの社会的問題を解決できないため、介護、行政、地域、家族らが連携して関わる「地域包括ケア」の枠組みで対応する必要があるし、認知症初期集中支援チームには、地域包括ケアの枠組みの中で「認知症よろず相談チーム」的な役割を担うことが期待されるのではないか、というお話がありました。
また、釜石地域の認知症の初期対応では、保健師が重要な役割を果たしているということが語られました。

続いて、医療法人湖山荘 あずま通りクリニックの小林直人院長を招聘した特別講演「認知症初期集中支援チームの実情と課題」が行われました。

あずま通りクリニックには、精神科、心療内科、内科のほかに「もの忘れ外来」が併設されており、小林院長は月に約1,000人の患者を診るなど多忙に過ごされています。

 
小林医師の講演 / 濱登先生が座長を務めます

こちらのクリニックは、厚生労働省のモデル事業に採択されたことから、平成25年度から認知症初期集中支援チームとして活動しており、今回の講演会では、その成果とそこからの考察についてお話しいただきました。

小林先生が行うチーム活動では、支援に入るきっかけとなる情報提供元は地域包括支援センターが一番多く、支援対象者の77%がかかりつけ医ありでしたが、全体の75%が認知症未診断だったとのこと。
これは、既に認知症以外の病気で病院にかかっていても、必ずしもそこで認知症が見つかるわけではない、ということで、まずは家族が気づき、家族からの相談を受けた地域包括支援センターが支援チームに繋ぎ、そこから支援チームが患者宅に介入する、という流れが見えました。
また、興味深かったのは、対象となる患者は「中等症レベル以上の認知症」の方が多く、支援チームの「初期」というのは、認知症の初期段階を指すというより、「対応の初期段階に関わる」という意味合いになっていることでした。

講演では、初期集中支援チームの介入が、対象者の早期受診の契機となること、全体の8割が受診していること、多くの方が在宅での生活を継続できていることなどが示され、今後の支援チームの活躍が期待される内容となりました。

釜石市でも認知症初期集中支援チームが設置されていますが、詳細については別途お伝えしたいと思います


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薬科1次連携2連発!

2017-04-24 | ブログ

チームかまいしでは、薬剤師さんを対象に、今年度最初の1次連携を開催しました。

まずは4月13日、釜石薬剤師会からお二人にご出席いただきました。

薬剤師会との1次連携はすでに11回を数え、当初の目的だった「課題の抽出」は今ではほとんど行われず、さあ次はどんな連携事業をやりましょう?といった感じで、前年度の事業の振り返りや今年度の連携事業について計画するといった内容の打合せとなりました。
1次連携の次のステップに進んだという感じですね

協議の中で、薬剤師会発の多職種連携の話が出ましたので、実施の際は皆さんどうぞご参加ください

そして20日には、病院薬剤師の皆さんと初めての1次連携を開催しました。

釜石保健医療圏の6病院のうち、4病院の薬局薬剤師さんに参加していただきました!
お忙しい中ありがとうございました

この「病院薬剤師連携」は、これまで「薬科」や「薬剤師会」として、調剤薬局も病院薬局も同一のものと捉えて行ってきた1次連携を、調剤と病院では行っている業務がだいぶ違うのではないか?業務が異なれば連携の課題なども当然違ってくるのではないか?と思われたことから、通常の薬科連携とは別立てで開催したものです。

その結果、やはりこれまでとは毛色の異なる課題等が出され、また病院薬剤師の現状について初めてお話を聞くことができ、大変勉強になりました。
この連携はまだ始まったばかりなので、課題を丁寧に拾い、解決に繋げていけるようにしていきたいです


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【視察対応】名張市議会の議員さんが来釜されました

2017-04-21 | ブログ

4月12日、三重県名張市より、川合滋議員と足立淑絵議員が来釜し、釜石保健医療圏のICT=OKはまゆりネットについて視察されました。


川合議員と足立議員

当日は、岩手県立釜石病院を会場に、県立釜石病院、釜石保健所、釜石医師会、チームかまいしの各担当者が集まってOKネットについて説明し、医療・介護連携に関することや地域の実情等について情報交換を行いました。

当地域の事例が参考になれば嬉しいです


それにしても、釜石の医療・介護連携についてお話しするたびに、つくづく医師会が協力的な地域だなあと実感します。

在宅医療・介護連携推進事業は、どの資料をみても「医師会と協力して進めること」という一文が目に入ります。
それだけ医療・介護連携において医師の存在は大きく、医師の協力なしに連携を進めるのは難しいことなのだと感じます。

医療職・介護職の皆さんは、普段の業務上の関係から、医師に苦手意識を持ってしまう方も多いようですが、私たち行政は、「地域を良くする」という目的を常に忘れず、その目的を医師ら多職種の皆さんと共有し、その目的のもと対等にお話しできるようにありたいですし、その感覚を多職種にも波及させていきたいと思います。

連携事業6年目の春、まだまだやること・できることは多いなあと思うこのごろです


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引越し後のチームかまいしの座席について

2017-04-20 | お知らせ

皆さんこんにちは。今が桜の見ごろな釜石です。
まだしばらくはきれいな花が見れそうですので、市内外の皆様もどうぞ遊びにいらしてください

さて、先日もお話ししましたが、4月1日付の釜石市の機構改革に伴い、チームかまいしの所属が「保健福祉部 高齢介護福祉課 在宅医療・介護連携係」へと変更になりました。
それに伴い、事務室も変わりましたので、あらためてお知らせします。

釜石市保健福祉センター案内図(釜石市のホームページが開きます)
こちらのリンクは少し古い画像になりますが、チームかまいしは、リンク先「2階」の「高齢介護福祉課」真ん中あたりに移動しました。

ちなみに、「釜石市地域包括支援センター」は、ロビー寄り(画像の「待合」のあたり)に移動しました。
また、「くらし・しごと相談所」は、以前にチームかまいしが在席していた奥の小部屋(画像の「健康福祉部長室」左隣)に移っています。

もし分からない場合は、周囲の職員にお声掛けください


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