チームかまいし通信

在宅医療連携拠点チームかまいしのブログ

出前講座@甲子町大松地区!

2016-09-20 | ブログ

皆さんこんにちは。雨の続く釜石です。
このところ一雨ごとに寒さが増していく感じがあります。秋晴れの日が待ち遠しいですね

さて、先週13日は、大松地区コミュニティ消防センターを会場に、出前講座が開催されました!

この日の出前講座は、健康増進活動に取り組む市民グループである「大松スクラムメイト」の皆さんが主催。
熱心に住民の方に声かけをされたようで、当初の予定人数よりずっと多くの方にご参加いただきました

講師のチームかまいしアドバイザー・寺田先生も、釜石の在宅医療について熱心に語ります。

終了後にご協力いただいたアンケートでは興味深い傾向が見られました。
通常、出前講座を行うと、「在宅医療もいいね」という感じで、「自分は自宅で療養したい、自宅で看取られたい」という回答がそれなりに多く出される事がほとんどなんですが、今回は自宅療養・介護や在宅看取りを希望する方がとても少なかったのです。

今回の参加者で一番多かったのは70代・80代のお母さんたち。自宅介護の経験をお持ちの方もいらっしゃいました。
もしかして「自宅介護は大変だったわ。家族を看るのは仕方ないけど、私は迷惑をかけないように施設がいいなあ…。家族も遠くに住んでいるし。」などと考える方が多かったのかもしれません。

それが「本心」であればかまわないのですが、もし「本心では在宅を希望しているけど、大変そうだからやめておく」というのであれば、その齟齬を解消していかなければなりません。

特に地方では、医療・介護資源の数は限られています。この数を増やしていく・手厚くしていくというのは限界があると思われます。
そこで、多くはない資源を、連携を軸に効率的に提供していくことが大事だし、それは介護者が少ないことやサービスにかけることができるお金の問題など、在宅医療・介護の現場の実態に即したものとして運用される必要があると感じました。

理想はお題目で終わらせてはいけません。いかに地域に、現場に落とし込むか?そんなことを考えさせられる出前講座となりました。


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「やかた」さん5周年記念イベント!

2016-09-06 | ブログ

皆さんこんにちは。
穏やかな気候の今日の釜石です。

最近は、わが家の庭にきれいな青の桔梗が咲いています
町中には百日紅がわんと咲き誇っていますし、山の緑もだいぶ色が落ち着いてきて、季節の移ろいを実感します。
もう少しするとキンモクセイも香ってくるでしょうか?
花も葉も美しく静かになっていく秋を楽しみたいですね。

さて、今月1日は、「グループホームやかた・小規模多機能ホームやかた」さんの開所5周年を記念したイベントに参加しました


大漁旗が華を添えます♪

イベント前には利用者さんの誕生日会もあり…


おめでとうございます!

いよいよスタート!
まずはやかた管理者の松田さんがご挨拶…?

後ろに何か…

何かいる(゜o゜)!!

釜石シーウェーブスの非公認?マスコット、なかぴー&なかりんが遊びに来てくれました♪

 
利用者さんにも大人気!

そしてさらに…。

 

釜石シーウェーブスの選手の皆さんもお祝いにかけつけました!

 

シーズン直前の選手に対して利用者さんからの激励もありました。
素晴らしい地域交流ですね

 

歌ありマジックあり、お祝いムードいっぱいのイベントでした♪

 

やかたの5年は、しかし順調なスタートではありませんでした。


やかた外観

もともとは平成23年4月1日開所予定だった施設ですが、3月11日に発生した東日本大震災により、すべてが水泡に帰したといいます。
どう立て直すのか、もう一度やれるのか、悩んでいたところに、県の補助や皆さんのご協力がありスムーズに再建できた、と松田代表。

なんとか再建してからも、小規模多機能のほうの運営に苦慮するなど、さまざまな苦労があったそうですが、現在は職員も充実しており、4月からはデイサービスも始めるなど、より機能の充実した施設にしていきたいとのことでした。

また、地域の拠点としても役立ちたいとのことで、町内会や民生委員とも交流し、防災訓練を一緒に行うなどの活動を行っているそうです。

今回は利用者と職員のみのこじんまりとした会でしたが、10周年の際にはもっと盛大に開催したいとのこと。
10年といわず、今後20年、30年と、釜石市の介護を支え、地域のいきいきとした暮らしを支えるよう、共にがんばりましょう!


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地域医療・介護連携について意見交換しました

2016-09-05 | ブログ

皆さんこんにちは。
さわやかな秋晴れ…と言うには少々暑い釜石です

台風10号による市内への影響も徐々に詳細が明らかになり、道路の整備や家屋内に流入した土砂などのかき出しなど、復旧が進められているようです。
現場で頑張っている業者さん、ボランティアの皆さん、行政等の奮闘に感謝しきりです。
まだ危険な箇所はあちこちにありますので、住民や通行人の方、業務に従事されている方等くれぐれもお気をつけください。

さて、8月25日の木曜日は、釜石市保健福祉センターに特定非営利活動法人メイアイヘルプユーの皆さんがお越しになり、17人が参加する意見交換会が開かれました。

当日は、メイアイヘルプユーのメンバーである高野龍昭先生による「地域包括ケアシステム構築の課題と医療・介護一体改革の動向」と題した講演が行われ、続いてチームかまいしの小田島係長が、チームかまいしの活動内容を中心に、釜石医療圏の医療・介護連携について説明しました。


高野先生


小田島係長の説明

これらの内容を取っ掛かりとして、メイアイヘルプユーの皆さんから、医療・介護連携や地域包括ケアのあり方についてさまざまな意見をいただきました。
高野先生からは、釜石はスペシャリスト(専門職)ではなくジェネラリスト(この場合、事務職)が連携を担当していることが功を奏していると仰っていただきました

これからも、専門的な部分は専門職の皆さんにご意見をいただきながら、医療・介護連携を進めていきたいと思います


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薬剤師会の連携事業がスタートします!

2016-09-01 | ブログ

皆さんこんにちは。
台風一過のきれいな秋晴れの釜石です

しかし台風被害のことを思うと気分は晴れず…。
市内では今でも橋野町などで孤立している地区がありますし、県内では人的被害が出た地域もあります。
一日も早い復旧がなされ、穏やかな暮らしが手元に戻るように祈るばかりです。

さて、8月23日火曜日には、釜石情報交流センター(チームスマイル釜石PIT)を会場に、岩手県薬剤師会主催による研修会が行われました。
この研修会は、岩手県薬剤師会が行う「多職種連携による在宅における薬学的管理推進モデル事業」の事前研修的に開催されたものです。

今回の事業は、平成28年度厚生労働省予算事業として行われるもので、保健師や介護支援専門員などから提供された情報を元に薬剤師が患者宅へ同行訪問し(訪問回数は2回を予定)、薬学的管理や服薬指導を通じて在宅患者の薬に関する知識を深めつつ、薬物療法の有効性と安全性の向上を図ることを目的としています。

研修会には、実際に患家を訪問する釜石薬剤師会の薬剤師はもちろん、情報提供(患者選定)や同行訪問、情報共有などで連携する地域包括支援センターの職員や保健師、ケアマネジャーなどの多職種も多数参加し、熱心に講師の話を聞いていました。

講師の熊谷薬剤師(岩手県薬剤師会)のお話では、今回の事業説明と、薬剤師を取り巻く状況や課題などが話され、事業を通じて課題の解消につながることが期待される様子がうかがえました。

チームかまいしアドバイザーの寺田医師も講師を務め、地域包括ケアの仕組みについてあらためて確認したうえで、チームかまいしの活動内容や、これまで行われた医科薬科同行訪問の成果などが話されました。


地元での講演のためかリラックスした様子の寺田先生

薬剤師から働きかける多職種連携はどのような効果をあげるのでしょうか?
釜石医療圏で広がる連携の輪にますます注目です


恒例の集合写真…画面が暗くてごめんなさい


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金沢医科大学の皆さんが来釜2016

2016-08-30 | ブログ

皆さんこんにちは。
昼から台風襲来、避難所も開設され始め、じりじりと待ちの時間が続く釜石です。

備えをしたあとは被害が少ないことを祈るくらいしかできず…
気を引き締めて一日を過ごしましょう!

さて、今月18日、金沢医科大学看護学部等の学生の皆さんが、チームかまいしの所在する釜石市保健福祉センターへお越しになりました。
金沢医科大学による釜石市への訪問は、震災後から継続されているもので、被災地の現状視察や住民との交流、支援活動などが行われています。
今年度も、在宅医療の現場を学ぶことを目的に、おいかわ歯科医院さんのご協力のもと、介護施設における訪問歯科診療の見学などが行われました。

また、その一環として、チームかまいしの活動についても説明させていただきました。
(2015年の様子はこちら、2014年度の様子はこちら

年々姿を変えていく釜石を見て、若い医療者の皆さんはどのように感じるのでしょうか?
皆さんの前途にとって、何らかの手助けとなれば幸いです。


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