チームかまいし通信

在宅医療連携拠点チームかまいしのブログ

「在宅医療・介護連携推進事業 プラン作成強化セミナー」協力しました

2016-11-30 | ブログ

皆さんこんにちは。日差しのあたたかな釜石です。
もう明日から12月、たまには今日みたいにお日様ががんばる日があってほしいですね。

さて、10月の事業について連続で投稿してきましたが、今回はそれより前から始まっていた事業、在宅医療・介護連携推進事業 プラン作成強化セミナーをご紹介します。

このセミナーは、厚生労働省が主催するもので、9月4日の東京会場を皮切りに、大阪(9月11日)、仙台(9月29日)、福岡(10月20日)と、全国4会場で開催されました。

セミナーの対象者は「市町村の在宅医療・介護連携推進支援事業担当者」、または「市町村から委託を受けた医師会などの事業者」で、「地域の実態把握および課題分析と対応策の立案に至る考え方を習得し、地域の目標達成に向けて、在宅医療・介護連携の推進における効果的な取組みが考えられるようになる。」ことを目的にしています。

チームかまいしでは、寺田医師と小田島係長がこのセミナーのアドバイザーとして委嘱を受け、他先進地のアドバイザーとともに、全国4会場で事例紹介を行ったり、グループワークのコメンテーターを務めたりしました。
(詳細はこちらのサイトで確認できます)

どの会場でも積極的に質問が出され、事業実施に対する意欲の強さが感じられる一方、どのように事業を進めればいいのか迷っている様子も散見されました。

平成30年4月からすべての市町村が行うこととされている在宅医療・介護連携推進支援事業ですが、求められる内容をこなせばOKとするのではなく、自分たちのやり方がはたして地域の実情に即しているのか、散見される課題の解消に本当に役立っているのか、実際に在宅医療・介護連携がうまく行き患者や家族が安心して暮らせる地域になっているのか、などの点を確認しながら行われるのが望ましいと思いますが、今回のセミナーがその一助となることを願っております


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10月のあれこれ その4「認知症講座、出張、作業療法学会!」

2016-11-29 | ブログ

皆さんこんにちは。ときおりちらほら雪が舞う釜石です。
まだ積もるような降り方ではないとはいえ、シーズン初めのには「おっ」と思わせられます。
タイヤ交換がまだお済みでない方はお早めに

さて、続いてきた「10月のあれこれ」も今回でおしまいです。最後までお付き合いください


 10月29日 インターライ・ケア研究会学会@静岡県

チームかまいしの小田島係長がパネリストとして招かれ、浜松市で開催された学会に参加しました。

インターライ・ケア(インターライ方式)とは、インターライ・ケア研究会のウェブサイトによると、

介護や支援を必要とする高齢者のアセスメント手法の一つです。インターライ方式のアセスメント表とケア指針に基づいて、検討すべき課題とその要因を整理し、解決を導く根拠のあるケアプラン作成へ結び付けます。

とのことで、1次連携で職能団体ごとの課題を抽出し、課題を分類した上で解決に導くチームかまいしの連携手法に似た部分がありそうです

当日はチームかまいしの事例紹介を行いましたが、専門職ではない行政職員かつ事務職が医療・介護連携に取り組み成果を出していることについて驚かれたようです。
今後、平成30年から全国の市町村で在宅医療・介護連携推進事業が行われるにあたり、すべての市町村が専門職に委託できる、もしくは専門職を雇用することができる、という環境にあるわけではないであろう中で、行政の事務職だからこそ成し得る連携が広がっていくといいな、行政の皆さんが自信を持って取り組めるようになるといいなと思いました。


 10月29日 第14回釜石・大槌地域健康講座「認知症の方を取り巻く様々な社会問題と地域の取り組み」

同日、ブログ担当は釜石医師会、釜石歯科医師会、釜石薬剤師会、釜石市、エーザイ株式会社の5者が共催する事業を聴講しました。
会場は昨年と同じ、イオンタウン釜石2階のイベントスペースです。

開始前には認知症川柳なんてものも 切実でありながらユーモアも忘れません。

小泉医師会長は、「認知症は皆で取り組むもの。子どもが認知症に構わずに患者と手をつなぐような、特別扱いしない、普通のこととして接する社会が理想的。今回で14回目となるが、以前から参加されている方はぜひ支える側に回ってほしい。」と挨拶されました。

 
講師の濱登医師 / 沿岸運転免許センター村上係長

 
釜石ひまわり基金法律事務所 加藤弁護士 / ちょっと休憩東京のNPOの方による健康体操

 
大槌町地域包括支援センター 小笠原主任保健師 / 釜石市地域包括支援センター 川崎所長

今年の講座は、テーマが「認知症の方を取り巻く様々な社会問題と地域の取り組み」とあるとおり、「認知症高齢者の運転免許対策」や、「認知症の方の事故における家族責任」など、まさに昨今世間で議論されている話題が中心となりました。
これは、これまで認知症講座でよく語られた「認知症とはどのような病気か、患者にはどのような対応をすべきか、予防法は、市の施策は」といった、認知症の基本的な知識からさらに一歩踏み込んだ、実践的な内容だと感じられ、そのような情報がまさに今必要とされているのだと切実な気持ちを抱きました。

予防・法整備・サービスの充実・施策など、まだまだやるべきこと・考えなくてはならないことが多い認知症対策ですが、折にふれ「誰のためか→患者、家族、地域のためだ」という基本に立ち返りながら、より効果的な対応のために連携を進めていきたいと思います。


 10月30日 第30回作業療法学会

この日は、釜石情報交流センター釜石PITを会場に岩手県作業療法士会が主催する学会が開催され、市民公開講座を聴講しました。

 

市民公開講座の前半は、チームかまいしアドバイザーの寺田医師が講師を務め、「釜石の地域医療・介護連携の系譜」として、多職種連携の必要性やチームかまいしの活動について話したほか、さまざまな職種の中で作業療法士が果たす役割がいかに大きいか、いかに期待しているかが語られました。
聴講者は作業療法士の勉強をしている学生の方が多く、熱心に耳を傾けていました。

また、市民公開講座の後半は、「日本作業療法士協会支援ボランティア経験からの五年」と題され、東日本大震災発生時にボランティアに来られた3名の作業療法士の皆さんが講演しました。
大規模災害の発生時に動きやすいようにJRAT(大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会)が立ち上がったり、自分の地元で釜石での体験を活かして勉強会を始めたり、一般人としてボランティア活動を継続していたりと、組織としても個人としても大きく変化をもたらした災害であったことをあらためて実感しました。

日ごろの顔の見える関係を基にした連携は、有事の際に強い力を発揮します。
普段の地域のため、そしていざというときのためにも、より職種間の連携を強めていきたいですね


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10月のあれこれ その3「視察対応&研修会」

2016-11-25 | ブログ

皆さんこんにちは。昨日に続いて冷え込む釜石です。
昨夜は布団に湯たんぽを入れましたが、朝までぽかぽか温まる代わりに布団から出られなくなりました
少しずつ冬に向けて整えていきたいですね。

さて、10月のあれこれ第3弾です!

 10月26日 喜多方市国民健康保険運営協議会視察研修

福島県喜多方市より、国民健康保険運営協議会委員である市議会議員および担当職員の皆様が来釜されました。

釜石保健所の調整のもと、岩手県立釜石病院、釜石医師会とともに対応し、釜石・大槌地区の情報連携システムであるOKはまゆりネットのことを中心にお話しさせていただきました。


岩手県立釜石病院 地域医療福祉連携室室長の佐々木輝夫先生

多職種で対応できる、そのこと自体が連携の象徴のようでうれしいですね

 10月26日・27日 市町村職員等在宅医療・介護連携基礎研修(釜石市)

こちらは岩手県と岩手県医師会が主催する研修会で、県内三箇所で行われたうち、沿岸地区で開催されたものとなります。
(なお、チームかまいしの小田島係長は、グループワークの講師として、10月17日・18日に開催された奥州会場での研修会にも参加しています)

在宅医療・介護に関する10コマ以上の座学(訪問看護、訪問歯科、救急搬送、看取りetc)と2日に渡るグループワークが行われ、充実した内容の研修会でした。

残念な点は参加者が少なめだったことでしょうか…。今後、どのくらいの頻度でこのような研修会が開催されるかわかりませんが、県内各所で参加しやすい形で開催されるといいなと思います。

10月のあれこれシリーズ(?)はあと1回続く予定です。次の更新もどうぞご覧ください


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10月のあれこれ その2 「県立釜石病院職場研修会」!

2016-11-24 | ブログ

皆さんこんにちは。ぐぐっと冷え込んだ釜石です。
なんと東京では初雪が降ったとか(まだ11月なのに!)。
一方、釜石の中心部は今年はまだ雪がありません。不思議なものです。
地球環境の変化に取り残されないようにしないと…と思わされる今日このごろです。

さて、10月のチームかまいしの活動、続きです!

10月24日 岩手県立釜石病院職場研修会

この研修会は、今年5月に行った、県立釜石病院地域医療福祉連携室との「1次連携」の際に、「院内研修会をやりたい」という希望があったことから実現したもので、県立釜石病院の研修委員会と地域医療情報ネットワーク委員会が主催、チームかまいし共催として実施されました。
当日は、医師、看護師、リハビリ、事務局、医療クラークなど50名近くの職員の方にご参加いただきました。


川上院長先生からご挨拶を頂戴しました

研修会では、最初に、チームかまいしアドバイザーの寺田医師(釜石医師会介護在宅診療部会長)が講師となり、講演「地域包括ケア時代の連携」を行ないました。

講演では、医療・介護連携(多職種連携)とは何か、地域包括ケアとは何かといった医療政策の基本的な内容から始まり、なぜ今それらの連携やシステムが必要とされているのかが、釜石市の高齢化率などとあわせて説明されました。
また、地域包括ケアを支える両輪として、人と人・職種と職種をつなげる「チームかまいし」と、医療・介護の情報連携を支える「OKはまゆりネット」が紹介されました。

後半は、チームかまいしの小田島係長が進行役を務め、グループワークが行われました。

ワークのテーマは「もし自分が地域医療福祉連携室の職員だったら、患者を地域に帰すためにどのような連携を行いますか?」。

まずは個人ワークで自分の意見をいくつか記載していきます。

次にグループワークで「誰と(どの職種と)連携したいか」ごとに意見をまとめます。

最後に班ごとに発表してもらったところ、「ヘルパーに連絡し生活援助や見守りを頼みたい」、「ケアマネジャーに連絡し各種支援をお願いしたい」、「行政と連携し、生活保護の手続きや訪問看護の手配を頼みたい」など、様々な意見があげられました。

今回のグループワークの目的として以下のような点があげられます。
 地域にはどのような職種があるのか知る
 それらの職種はどのような業務を行っているのか理解する
 地域医療福祉連携室という、病院と地域をつなぐ部署の業務について考える などなど

これらのことを考えることで、「病気を治し、患者を退院させる」という病院の仕事の更に先のこと、患者の生活や暮らしのことについて思いをかけてほしいというねらいがありました。
「住み慣れた地域で最後まで暮らす」地域包括ケアを実現するためには、関わる多職種がその方の暮らしやこれからについてビジョンを共有する必要があります。
今回の研修会がその一助となるといいなと思います

このような研修会を開催したい職種があれば、ぜひチームかまいしまでお声掛けくださいね

長くなりましたので、10月のあれこれは次回に続きます…


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「地域連携だより」第21号を発行しました!

2016-11-18 | お知らせ

地域連携だよりの最新号が完成しました!

 
     /みんな読んでニャン!\

今号では夏から初秋にかけて行われた事業などについて掲載しています。

地域連携だよりは釜石・大槌地域の各事業所に送付しているほか、チームかまいしのホームページにも掲載していますので、どうぞご覧ください


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