人脈は一日にしてならず

水戸発・異業種交流会『一会倶楽部』主宰者。現在正会員数67名。月例会は連続継続250回超え、21年目。

『節約は精神の贅沢である』 モノは持たなくても心は豊かになれます。

2016年05月26日 | 水戸発・異業種交流会

『節約は精神の贅沢である』

もともとあまりモノに執着しない私は、家にあるものも自分の価値観でゴミだと思えばポンポンと捨ててしまって、あとで家人のヒンシュクをかったりしています。

掃除が好きで、というか、掃除をした後の整理整頓された環境が大好きで、究極は“身の回りに何も無い”ことが最高の美しさだと思っています。

デザイン学校へ行くのに40数年以上も前に東京へ出た時も、おふくろさんからもらったなけなしの20万円と、新しく買ってもらったオレンジ色の毛布だけを持って上京しました。

最初の1年間は3歳年上の姉との同居だったので、それなりの家財道具がありましたが、姉がすぐ北陸に嫁いでからは、文字通り裸一貫の生活が始まりました。

ひとりで暮らす3畳間にモノはなにも無くて、それはそれでサッパリしていて美しい眺め(?)でした。これが私の中では「生活の原風景」になっているように思います。生活は苦しくても、私の中で貧乏は恥でもなんでもありませんでした。

ところが、そんな私でさえもバブル景気の頃を振り返ると、「何か買わなければ・・・」という一種の脅迫観念に追いかけられていたように思います。

いつの頃か、こんな私の家の中にさえもモノが溢れ出して、消費しきれないほどのモノに囲まれることが幸せだと、錯覚するようになっていました。

そんな時に読んだ、新聞のコラムにあった『節約は精神の贅沢である』というタイトル。

紹介したのは、劇作家で演出家、そして宝塚造形芸術大学教授の竹内一郎さんです。その当時、林望著の『節約の王道』(日経プレミアシリーズ、780円)をとりあげて、読んでいて豊かな気分になれると紹介していました。

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「節約は、ちょこちょこチマチマとしたノウハウの謂いではなくて、もっと生活全体、あるいは生き方そのものについての自省的思惟でなくてはならぬ」。

例えば「病気にならないのが何よりも節約」。そのためには、自分の身の丈に合った生活(食生活、飲酒、適度な運動、消費行動など)をするのが肝要。自省的に生きれば病気になる可能性も減る。

「無駄にしていけないのは、お金だけではありません。人が生きる上で一番無駄にしてはいけないのは、やはり、人生の時間だと思うのです」。
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ある時期、「清貧」という言葉がとても流行ました。その時はその言葉に違和感を覚えたものです。そしてその後は『断捨利』ブーム。

それはさておいても、節約することがそもそも『精神の贅沢』につながるのだと言われると、もともと「持たないことを美徳」と心のすみで思っているナルシシストの私には、あの東京の3畳間の時代にもう一度還るのも、あながち悪くはないなぁと本気で思えてしまうのです。


さて、昨夜は私が主宰する交流会の第257回目の例会が水戸市内のレストランで開催されました。

集まった方々は41名です。この会は、主宰者の私が言うのもなんですが、発会して21年目になるのに不思議な会で、マンネリというものがほとんどありません。

現在、正会員といわれる方々が67名いらゃっしゃいます。
(2名の方々が新たに”入会宣言”をされて69名となりました。)

昨夜も5ヶ月ぶりに参加されたその中のお一人が、「顔ぶれが本当に素晴らしいわね !!」と、思わずつぶやいた程です。

こんな素敵な心の友に囲まれた私の現状を、『精神の贅沢』と言わずして、何が贅沢と言えるのでしょうか。

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