人脈は一日にしてならず

水戸発・異業種交流会『一会倶楽部』主宰者。現在正会員数67名。月例会は連続継続250回超え、21年目。

「有能なリーダーは生まれつきですか?」

2015年11月26日 | 水戸発・異業種交流会

昨日は、主宰している異業種交流会の第251回例会が水戸芸術館に隣接するレストランで開催されました。

集まった顔触れは、それこそ”異業種交流会の品評会”のような新旧老若男女の32名でしたが、本当にみんな、いい顔をしていました。参加者のスピーチでも、私の大先輩のおひとりが、みんながあまりにも楽しそうにいい笑顔を見せていたものだから、この倶楽部は、同じイチエクラブでも、「一会」と書くのでは無くて、「一笑」と書くのが相応しいとお話しされた程でした。

そう言えば、2006.5.29 の「PRESIDENT」に一橋大学大学院商学研究科の伊丹敬之教授が"名経営者の顔つきに見る三つの特徴"という文を寄稿しているのを思い出しました。

過去の名経営者の顔に表れているのは、深い経験と思索の結果としての知恵であり、人の上に立つ責任の意識であり、そしていざとなったら覚悟を決めているという潔さである。物事をきちんと深く考えていればいるほど、その思考プロセスの原点が顔に出る。人の上に立つという立場の自覚と責任意識が深ければ深いほど、それが顔に出る。そして、経営の結果がどのようなものであるにせよ、その最終責任は自分だと覚悟を決めていればいるほど、覚悟が顔に出る。

・・・(中略)・・・名経営者の顔つきには次の三つの特徴がかなり共通しているように、私は思う。

1、深い素朴 さ
2、柔らかい強さ
3、大きな透明感

さて、ここからは、リーダー論です。

ある雑誌の切り抜きに、「ジャックウェルチのビジネス問答」というコラムがありました。その題名が「有能なリーダーは生まれつきですか?」です。

このコラムでウェルチは、リーダーには先天的に備わっている資質と、訓練で向上させることが出来る部分がある。だから、生まれつきか、つくられるのかを問われた場合には、結論的に、その両方だと語っていました。

そして、次の5つを、リーダーシップを構成する重要な特質として掲げていました。

その1)前向きなエネルギー、好調時にも不調時にも健全な活力と楽観的な姿勢でどんどん突き進んでいく能力。
その2)他の人に活力を与え、彼らの前向きなエネルギーを引き出す能力。
その3)気迫。厳しい要求を突きつける能力、「イエス」「ノー」をはっきり言う能力。
その4)実行力。つまり物事をやり遂げる能力。
その5)情熱を持ち、すべてのことに深い関心を持ち、精力的に働き、自分のすることの価値を信じている。

ただし、あらゆるリーダーシップ・ポジションに欠かせない「誠実さ」や、「知力」、「感情面の成熟」といった特質は、前提としてリーダーには当然備わっているものとしていました。

この5つの特質は、それなりに努力することでクリア出来るテーマのように私には感じられました。

それよりもその前提として書かれた、「誠実さ」、「知力」、「感情面の成熟」といったものの方が、一度堕ちこぼれた私のような人間には、なかなかクリアし難いものだし、逆に一生をかけて追求していくもののようにも思えました。

いきなり飛躍してしまいましたが、私たちの交流会の素晴らしさと、面白さと、楽しさは、この「完成型」とその「過程型」を見ることが出来ることです。

私は、サービス業の30年間の経歴と、この交流会の20年を超える運営の中から、かなりの数の経営者や経営者にならんとする方々を、すぐ側で観てまいりました。多くの方々に共通する「顔相」は、確かに概念的ではありましたが、伊丹教授の言う”特徴に近いものだと思えました。

皆さん、昔から言われている言葉ですが、ご自分の顔には責任を持ちましょう!お互いにね。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加