人脈は一日にしてならず

水戸発・異業種交流会『一会倶楽部』主宰者。現在正会員数67名。月例会は連続継続250回超え、21年目。

「弱い紐帯の強み」

2015年08月28日 | 水戸発・異業種交流会

今日は人脈をテーマにした『金原塾』のセミナーの3回目を開催いたしました。

内容も佳境に入って来た事で、塾長である私の取り組み方にも、当初とは違う熱意と、ある種の変化が加わって来ているのを自分自身でも感じています。参加して頂いている方々にそれがいいカタチで伝わってくれていることを願うばかりです。

本日のテーマの中心は『弱い紐帯の強み』でしたが、話がかたくなるのを避けるために、三日前のセミナーでも使用した”料理が美味しそうに見える「皿の向き」”などの実践を間に挟んで(※使用写真:ブラジル人シェフのアルベルト・ランドグラフの料理「サトウキビの酢を使った赤玉葱のピクルス。タピオカとピーナツ、発酵クリーム添え」)、楽しく進行させていただきました。

私は茨城県の水戸市で『一会倶楽部』(イチエクラブ)という異業種交流会を主宰しています。

http://www.facebook.com/ichie.jp/

この交流会は、発会してから21年目の活動に入り、月例回数も今月で248回となりました。現在、正会員数は70人、ビジターを入れると常時200人前後の方々に、毎月例会のご案内を差し上げています。

長い継続の間には、正会員の入れ替わりも随分ありました。年間12回の月例会にパーフェクト参加される方が毎年3~5人いて、これはデータをとったことはありませんが、一般的には年間3~5回程度が正会員の平均的な参加回数なのではないかと思います。

ところで、今日の「塾」のテーマとなった『弱い紐帯(ちゅうたい)の強み』(The strength of weak ties)という言葉というか”説”があります。

スタンフォード大学の社会学者マーク・グラノヴェッター氏という方が提唱したものだそうです。

我々は普段から高頻度で接し合いながら強い関係を結ぶことが人脈力だと考えがちだが、重要な社会資本を生み出しているのは、実は、社外や遠方にいてたまにしか会わない人たちとの「弱い関係」だという考えです。

これはまさに上記した我々の交流会の結びつきそのものと言えます。普段はまったく別々の仕事をしている人たちが、たまたま年に何度か顔を合わせて、楽しく情報交換しているという図式です。

毎回月例会には、1年振りに参加したという方や、わざわざ他県から駆けつけてくれる方々もいらっしゃいます。

毎日顔をつきあわせている会社の同僚よりも、年に数回しか会わないこんな知り合いの方が、重要な関係性やセレンディピティ(偶発的に価値を発見する能力)が生まれやすいということらしいのです。

ある大手グローバル企業の調査では、個人的な知人の中に遠方の友人を数多く含んでいる管理職ほど昇進が早いという興味深いデータもあるそうです。しかし、そこには人脈の維持コストという課題もあります。

まあ、我々で言えば、月例会の参加費6,500円~7,500円と、例会場に行くまでの交通費や、費やす時間がそれに当たるのでしょうか。

さらに、社会学の研究では、「弱い紐帯」は放っておくと1年間に9割が消失してしまうのだそうです。そのため、従来はたまにしか会わない人と連絡を取り続けたり、消失した人脈を補充したりする努力が大変だったのですが、最近はITによるソーシャルネットワークを積極的に活用することで、コストや時間をかけずに維持・強化が可能になったといいます。

もちろん、私たちのそのハブになっているのは、『一会倶楽部』というコミュニティサークルです。そして、継続の原動力は、単に私の「楽しいこと好き」、「イベント好き、パーティ好き」というこの”性癖”です。

最近は倶楽部のホームページの充実やメールによる連絡網、そして、このフェイスブックの急激な”普及”によって、参加者やご興味を持っていただける方々が急激に増え、またそれとは逆に、費やされるコストや時間が大幅に縮小されて、以上のような傾向を裏付けています。


このように、『弱い紐帯の強み』は、これからも、私たちの交流会の”強烈な強み”となって、この会の発展を力強く後押ししてくれます。

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