人脈は一日にしてならず

水戸発・異業種交流会『一会倶楽部』主宰者。現在正会員数67名。月例会は連続継続250回超え、21年目。

「インキュベイター」

2015年06月24日 | 水戸発・異業種交流会

私が主宰している異業種交流会は今年なんとで21年目の「活動」に入っています。

昨夜はその第246回目の例会が水戸市内のホテルのレストランで開催されました。このレストランでの開催は過去複数回あるのですが、特に今回は、若い料理長の独立・退職の予定があって、その送別を兼ねての選定となりました。

参加者は男女合わせて53名でした。

この交流会はイベント案内にフェイスブックを導入後、劇的に参加者数が増え始めました。そして昨年の11月には20周年という節目の例会を、80名を超える参加者を迎えて祝うことが出来ました。

今年に入っては特に、この交流会の「進化」を意識して、今後の運営について考えることの多い代表です。

せっかくこれだけの長い期間継続してきたことだし、色々な世代と職種の、それぞれ問題意識を持った人たちが、70人も正会員として登録され、月例会には平均30人~40人近い方々が毎月集っているワケですから、「何かしらは出来る」「何かしらしなければ」と思い続けて十数年が経ちました。

この交流会は、いまや私のライフワークとなりました。

すっかり生活の一部となりましたので、このことを考えることは、すなわち、私のこれからの人生を考えることでもあるのです。

この「アイデアの集合体」を何とかできないか?「シンクタンク」として機能させられないか?横文字を駆使しながらも、頭の中では極めて日本人的情緒感覚で考えて来ました。

ところで、「インキュベイター」という言葉があります。

随分以前の連載でしたが、雑誌「週刊ダイヤモンド」で、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授・野口悠紀雄さんの連載”【「超」整理日記】375”のタイトルは、「大学院は理想のインキュベイター」でした。以下抜粋です。

> 「同じような問題意識を持つ人びとが一ヵ所に集まることは、
> それだけでかなりの意味がある」

> 「新産業養成のためにインキュベイターが必要」と言われる。
> 「インキュベイター」とは、孵卵器、つまり、
> 「新しい活動や事業を生み出す場」のことだ。

> インキュベイターの最大の要素は、集まる人材の質だ。
> いかにして優秀な人材の集積をつくるか。しかも、
> 企業のように固定的な人的関係ではなく、
> あまり強い利害関係がない。
> 緩い結束を形成できるか。それが、成否を決める。

ということでその記事では、「日本では大学院こそが理想の場となりうる」と結んでいました。

私の主宰する異業種交流会は、月一回の月例会をその主たる(というかこれしか無い)活動内容とする、「ただの飲み会」です。しかし、私自身がその「活動」によって得られるものは、言葉に表せないほどの大きなものがあり、前文でも書いたように、すでに生活の一部ともなっています。

会員は水戸市を中心とした会社の経営者、一般企業の管理職者、そして家庭の主婦まで、様々です。そしてまた、4割は女性です。皆何かしらの前向きな問題意識を持っていて、それは例会の最後に毎回行われる「参加者全員の1分間スピーチ」の中にも表れます。

『君子の交わりは淡きこと水の如し』という言葉そのままに、私自身がそこに”強くこだわって”会を運営していますので、会員同士はことさらにベタベタしていません。

お互いが参加することでパワーをもらい、与えつつ、本当に温かい楽しい3時間というひとときを繰り返し過ごしているのです。

このように、ある種の「インキュベイター」(新しい活動や事業を生み出す場)が、すでに私の倶楽部の中には存在しています。あとはこれをどう調理するか。


昨夜の退職・開業を目指す若い料理長に負けないような、「企画の調理人」としての私の腕の見せ所なのです。

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